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ヤル気が上がる!デザインで選ぶペン5選~海外編~

一口に文具やペンといっても、売り場に並ぶ国内文具やショーウインドウに飾られる輸入文具などいろいろありますよね。おしゃれなものや機能的なもの、選ぶ基準は人それぞれだと思います。

今回は海外メーカーでも特に人気の高いドイツの文具メーカー2社、LAMYとSTAEDTLERから5つのペンを選んでご紹介したいと思います。

1 LAMY noto

ドイツ屈指の筆記具メーカーLAMYは日本でも大変人気の高いブランドの一つです。そのLAMYと日本の有名プロダクトデザイナー深澤直人氏が組んで生み出されたのがこの「noto」という油性ボールペンです。

まるで繰り抜かれたように、本体軸に段差を作らずに成型されたクリップが特徴的で、全体も三角軸で手にとても馴染みやすい作りになっています。

ノック部も特徴的な形になっていて、楕円形の部品が控えめに突き出ています。ノック感も不思議です。普通のノック式ペンのように、押し込んだり戻したりするときの「カチャっ」というノック音がせず、とても静かです。

書き味も絶妙です。同社のM16という油性リフィルが使用されており、昨今流行の低粘性インクではないですが、太字でとてもフワフワした書き味の安定感が絶妙なのです。カリカリした音が一切無く、思考の妨げにならないのも印象的です。

2 LAMY Tipo

同じくLAMYのボールペン「Tipo」です。こちらはローラーボール(水性ボールペン)で、書き味がとてもなめらかなのが特徴です。M66という同社の水性ボールペンリフィルが優れた書き味を提供してくれます。

LAMYらしく特徴的なクリップ形状で、ノック部とクリップ部を融合させてあります。ノック時に本体内部に押しこむタイプのペンではないので、知らない人が手に取るとどうやって使うのか一瞬わからないというところが面白いですね。

クリップをぐいと下の押しやると、本体のくぼみにその先端が引っかかるようにして固定され筆記が可能になります。戻すときはクリップの上部を親指で軽く押してやれば戻ります。

写真で紹介しているのはアルミ製グラファイトタイプの高級バージョンですが、樹脂製の安価なタイプのラインナップもあります。

3 LAMY Safari

LAMYのラインアップの中で最も有名で象徴的な製品ですね。Safariには万年筆(スチールペン)、ローラーボールペン、油性ボールペン、シャープペン(メカニカルペンシル)のバリエーションがあり、ビビッドなカラーラインナップも大きな特色の一つです。

「デザインペンといえばSafari」というほどにこのプロダクトは多くの人々を惹きつけています。ワイヤー形状の特徴的なクリップ形状が面白く、持っているだけで楽しい気分になります。

もちろん実用性も十分です。適正な持ち方ができるようにグリップ形状が工夫されており、価格帯も手の届きやすいところに設定されています。

これを一本買うと、どんどんLAMY製品を買い足してしまうと言われるほどの人気です。写真はホワイトの万年筆とレッドの油性ボールペンです。

4 LAMY 2000 (4色ボールペン)

この製品もLAMYの代表的製品の一つです。1960年代に誕生したロングセラー中のロングセラーですが、2000の名に恥じず、現在においてもそのデザインに古びた印象は全くありません。

万年筆、シャープペンシル、ボールペンのラインナップがあり、ここでは4色ボールペンタイプのものを紹介しています。

この多色ペンは「振り子式」という機構が採用されてあり、ペンの上部にあるカラー表示を用途に応じて上に向けてノックすると、その色芯が出てきます。胴体をくるくる回すと中でおもりの「カチャカチャ」という音が聞こえます。

リフィルは一般に4Cタイプと呼ばれる金属製のものが使用されており、好みで組み替えて好きなものを使用することも可能です。やや高級な部類に入るペンですが、使い始めると手放せなくなる手触りと満足感があります。

5 STAEDTLER 771 (1,3ミリシャープペン)

最後はドイツ・ステッドラー社のシャープペンをご紹介しておこうと思います。

ステッドラーは主に製図用品のメーカーとして有名で、日本でもたくさんの製品が出回っているのでご存じの方も多いかと思います。たくさん魅力的な製品があるのですが、今回はあえてその中でもこの太軸の思い切ったデザインの「771」をご紹介したいと思います。

この製品はいわゆるシャープペンですが、採用されている芯径が1,3ミリと太めです。国内ではマークシート用に最適な太さとして認知されるようになってきています。

この製品の最大の特徴は、その胴体の太さです。一般的な細身のペンの倍以上の太さです。これが持ちやすさを実現しており、疲れにくくしてくれるのです。価格もそれほど高くないので、ぜひ一度手にしてみてはいかがでしょうか。

以上、今回は2社の製品を僅かではありますがピックアップしてみました。関心を持っていただければ幸いです。

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