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2万円から始めるPCで音楽製作のすすめ!最適なソフトと周辺機器を

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音楽製作を個人でする方法はたくさんあり、しかも安価に始められるようになった便利な時代ですが、パソコンでの音楽製作も例外ではありません。パソコンの高度な機能を使って経済的に音楽製作をはじめていきませんか?周辺機器や音楽編週ソフトについて解説していきます。

パソコンは高度な拡張性の高いコンピュータ!

高度な処理を可能とするコンピュータにパソコンがあることはすでに全世界の人が知っていますが、パソコンは様々な機能を搭載してその非常に高い拡張性から、思い浮かぶどんなことをも可能にする夢の機械でもあります。

パソコンが普及したことによって、仕事に作業、プライベートに趣味など、分野を問わず様々な人のライフスタイルにマッチしてきました。こうした利便性の高さは目覚ましく、パソコンが世の主流となったのも単なる偶然ではなく当たり前のことです。

50年前の人間が、現代にこれほど便利なコンピュータが一般に普及して、インターネットという目に見えない繋がりやシステムが整って、生活が便利になるなんて一体誰が想像したでしょうか?パソコンやインターネットを人間に伝えたのは宇宙人だという説があるくらい、パソコンやインターネットのシステムはとてもすごいものなのです。

もしこれを本当に一人の人間が考え出したのだとしたら、人間の想像力や科学力が信じられないくらいすごいということを物語ります。とても筆者が50年以上前に生活をしていて、自分が発明家だとしても、パソコンやインターネットは思いつかなかったでしょう。

音源のデジタル化と圧縮!

パソコンの拡張性の高さは、もはや音楽というアナログを次世代へといざないました。音源や音声をデジタル化してサンプリングすることによって音楽をパソコンや携帯音楽プレーヤーで便利に持ち歩いたり複製することが可能となったのです。

これがテープやレコーダーの時代であれば、いちいち溝を掘ったり音声を録音しなければいけず、膨大な時間がかかっていましたが、現在では音楽の複製にコピー&ペーストで3秒もしないうちに終わってしまいます。音源がデジタル化したことによって、同時に圧縮という操作によって音源ファイルの容量を自在にコントロールできるようにもなりましたし、それによってパソコンでデジタル音楽製作が容易になったと言えます。

今やパソコンで音源製作や編集をおこなうのが主流ともなっており、一昔前まではテープレコーダーで限りあったチャンネル数やトラック数も現在ではパソコンのスペック次第でほぼ無限大に作ることができる便利な時代です。そのため、一つの楽曲の音数も非常に増え、様々な音声やデジタル音源がミックスされる時代になりました。

パソコンで音楽製作に必要なものは?

では、パソコンで音楽製作をする場合に必要なものを考えていきましょう。当然パソコンで音楽製作をするわけですからパソコンが必要になるわけですが、作業や編集が高度になればなるほど、よりハイスペックなコンピュータを必要とします。

しかし今回のメインテーマは手軽になるべくお金をかけずに音楽製作の環境を作り出すことですから、現在お持ちのパソコンでもまったく問題ありません。あと必要なものといえば、USB端子が付いていることくらいでしょう。これも今どきのパソコンで付いていないということはあり得ませんので、問題ないかと思います。

つづいて、パソコンには直接楽器やマイクのケーブルを挿したり、音を取り込む機関が付いていませんので、その機能を付けるためにはオーディオインターフェースという機械が必要となります。

パソコンはすべてデジタルでのやり取りになりますから、楽器やマイクなどのアナログな音声をそのまま入力するというわけにはいかず、インターフェースによって一度取り込んだアナログのデータをデジタルに変換する必要があります。そして、このインターフェース次第で音源や音質のデキが決まると言っても過言ではありませんから、一昔前まではとても高価でしたが、近年では非常に低価格で販売されるようになりました。

DTM・DAW

あと、必要なものといえば音楽製作のメインとなるソフトになります。音楽製作や編集に使うソフトのことを総じてDAWといいますが、一昔前まではDTMという言いかたが主流となっていたため、現在でもDTMと呼ぶ人が少なくありません。

そもそも、DTMとは音楽を製作するのに必要なトラックを作って音源を録音したり、それをミックスするためのソフトですが、音楽製作の現場では、これだけではなく波形編集やマスタリングといった様々な操作が必要となるため、複数のソフトを使い分けるのが現代でも主流となっています。そして、これらの様々な機能をひとまとめにしたソフトがDAWだと考えると良いと思います。

音楽製作に必要なソフトは非常に高価なものも多いですが、近年ではこのあとで説明するインターフェースに必要最小限の機能が入ったDTMがバンドルされていることも多く、インターフェースとセットで購入してお得に音楽製作を始められます。

あと必要なものといえば、製作した音源をCDにする場合には、CDを焼くためのドライブがパソコンに備わっている必要があることくらいでしょうか?とはいえ、ほとんどのパソコンにはドライブが付いていますし、最近では非常に薄型のノートパソコンなどであえてドライブをつけない仕様のものもありますが、CDドライブは外付けで数千円程度で購入できる時代なので便利になったものです。

オーディオインターフェース

オーディオインターフェースは、音楽製作には欠かせないものになります。パソコンには直接楽器やマイク端子を接続する場所がありませんし、アナログの音声を一度デジタルに変換しなければハードディスクに記録することができませんから、オーディオインターフェースでは、主にその作業を担っています。

そして、タイムラグが起きないように素早い処理を求められる音楽製作の現場で、インターフェースは非常に高度な機械だといえるのです。一昔前まではこれが安くても5万円前後しましたが、現代では1万円ちょっとから購入できる時代となりました。

そして、このインターフェースこそがパソコンの音楽製作においての音声の音質を左右するとても大切な機械となります。やはり高価なものの方が音質がよく、安価なものほど音質がどうしても低くなってしまいますが、それでも音楽製作として必要最低限の水準は得られていますからすごいです。

パソコンで音楽製作をすることのメリットは、まさにこの拡張性の高さで、まずは一通りそれなりで揃えていって、あとから徐々にこだわりのものをひとつひとつ揃えていくということができるのです。

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