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実は「加害者」になりやすいパワハラ。注意しておきたい3つのこと

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2014.01.13

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「パワハラ」すなわちパワーハラスメントに関するニュースが非常に多くなってきているように感じます。あなたがパワハラに関するニュースを耳にした時、果たしてどのような感想をお持ちになるでしょうか?

おそらくは、若干自分にも思いあたる節があったりもして、「自分もあの上司にされていること、実はパワハラなんじゃないかなあ?」などと考える事があるかもしれませんね。

ただし、ここで気を付けて頂きたい事があります。それは、自分がパワハラの「被害者」であるかもしれないと感じることは多々あっても、「加害者」になっているかもしれないと考える事は極めて稀であるという事です。

パワハラは身近な問題ですから、他人事のようには感じないものです。でもそれはあくまでも自分が被害者であるという前提での「身近感」であり、実は自分が「加害者」になってしまっている事には気がつきにくいのがパワハラというものなのです。

自分が意識していなくても、気付かないうちに実行してしまっているのがパワハラというものですから、後輩や部下をお持ちの皆さんは、「あなたはパワハラをしている!」とある日突然通告されない為にも、再度部下との接し方を見直してみた方が良いかもしれません。

怒り方に気をつける

「怒る」「叱る」という仕事は、部下を持つ「上司」として最も重要な仕事ですが、部下だって感情やプライドを持ったあなたと同じ人間であることには変わりがないわけですから、パワハラにならない為の注意の与え方というものを、改めて見つめ直してみる事も重要なあなたの仕事であるといえます。

部下が失敗をしてしまった時には、あなたは時には感情的になり、必要以上に部下の尊厳を傷つけてしまう事があるかもしれませんね。

失敗の原因が部下の怠慢にあったとするならば、それは厳しく糾して相手の改心を促す必要があるかもしれませんが、果たしてそれが、「本当の怠慢」であったのか判定する事は、実は非常に難しい事なのです。

最近どうも注意力が散漫になっている様子が目立っていた部下が大きな失敗をやらかしてしまえば、あなたは「やっぱりやらかした!」とその部下の怠慢具合を糺す行動に出るるでしょう。

が、注意力が散漫な理由が実は体調不良からくる悩み故だったり、上司であるあなたが部下に明確な目標を提示できておらず、酷いモチベーション低下を誘発していたりすることもありますから、怠慢だからといって部下ばかりを責めることはできません。

部下を怒る時には、その失敗がなぜ生じたのかを一緒に考えるというフィルターを一枚噛ませるようにして、充分な配慮をしながら注意を与えるように気をつけたいものです。

人前で叱らない

色々な事に配慮をして注意を与えても、これをやってしまうと全てがゼロになってしまいます。上司としての役割があなたにあるのならば、部下を人前で叱りつけるという事だけは絶対に避けるようにしましょう。

人前で叱るという事は、部下の尊厳を必要以上に奪ってしまうばかりではなく、周囲からみれば「この人は人間の感情には配慮ができない人」という風に見えてしまいます。

管理職としてこういうレッテルを貼られてしまう事は致命的でもありますから、100人が100人「これは怒られても当然だ」と思えるような状況でもない限りは、人前では部下を叱らないようにしましょう。

会議室に呼び出す、ちょっと近所の珈琲屋にでも行って注意をするなど、方法はいくらでもあるはずですから、周囲をも白けさせてしまう行動だけは取らないようにしたいものです。

自分の右腕を作っておく

とはいえあなたも人間ですから、時には感情を爆発させてしまうこともあるかもしれません。そんな時の為にも、あらかじめ自分の右腕とも呼べる「番頭さん」の役割を果たしてくれる人間を育てておくようにすると良いでしょう。

同じ部や課に所属している人間でなくても構いませんし、あなたの部下でなくても構いません。普段からコミュニケーションをとり、波長の合う人間を身近におくようにして、いざという時に仲裁役を買って出てもらうようにお願いをしておくのです。

叱られた部下と同調して話を聞いてもあげる役割。「Aさんも君が憎くて怒ったわけじゃないからさ」とあなたの事をフォローしてくれる役割。生まれてしまった軋轢を柔軟に埋めてしまうのが得意な人間は必ず組織にいるものですから、そういった人間と普段から綿密にコミュニケーションを取るようにすると良いでしょう。

パワハラ加害者になってしまう事は、実は被害者になることよりも身近な問題です。部下を持つようになったあなたは、くれぐれも加害者にはならないようにしてください。

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