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お金をあげることが本当の親孝行?心の面から見たかけがえないギフトの形

あなたにとって親孝行の形とはどんなものでしょうか?それは何かをプレゼントすることかもしれませんし、毎月仕送りをすることかもしれません。または何もあげなくてもただいるだけで親は喜ぶかもしれません。

その形はなんであれ、自分があげたいという気持ちがあるだけで喜んでくれる親もいると思います。それに良い悪いはありませんが、その1つとして親を一人の人間として見た時に、役に立つギフトの形というものがあります。

お金or人?

親孝行だけじゃなく、子供のために親がしてあげることにもいえることですが、お金をあげることかそれとも人を紹介してあげることか、どちらがその人のためになるでしょうか。

これは人生をどんなふうにしたいか、人によって違うのでお金をもらって嬉しいという人もいると思いますが、人との繋がりから得られるものは場合によって人生を変えるほどインパクトの大きなものもあります。

たとえば、ミュージシャンになりたくて一人で悶々とやっているより、家族に有名なミュージシャンの知り合いがいれば、その人から教えてもらったり意外な繋がりが得られるかも知れません。それはいくらお金をかけて高い楽器を買ってもスクールに通ってもすぐには得られないものかもしれません。

また、自分の大好きなことをして暮らしている人との繋がりがあれば、その人に高いお金を払って教えてもらわなくても小さい頃からそういう人と一緒にいることで自分もやりたいことを早いうちに見つけることが出来るかもしれません。

どれだけお金を稼いでもそれがやりたいことじゃないと人生での喜びを感じられないかもしれません。そしてそれは、子供が親に教えてあげられることでもあるでしょう。

実際にお金は沢山あるけれど人生の意味を感じず生活している人は思っている以上に多いようです。そう考えると、お金も大切ですが、人との繋がりを家族と分かち合うことが出来れば、相手にとって大きなプレゼントになるのではないでしょうか。

幸せを得る方法

やはり、家族や友達に何かをしてあげることを考えた時に、長い目で見たらその人にとって最も幸せになることといえば、その人が一番やりたいことが出来ることではないでしょうか。

もちろん相手によってはそんなものは必要ないという人もいるでしょうが、もし家族のように身近でお金をあげるよりも幸せにしてあげたい相手がいるのであれば、その気付きになることだけでも話すことも面白いかもしれません。

押しつけはどちらも不幸になってしまい、たとえ自分が好きなことをやっていて幸せで相手はやりたくないことをしていて幸せそうじゃなくても、人それぞれタイミングが違うので、急にやりたいことをやろうというのは気持ち的にもリスクを感じるでしょう。それなら相手のタイミングに合わせられるように自由に人生を選ぶことは大切です。

もちろんやりたいことをせずに退屈な人生を送るのも一つの人生なので、それが良い悪いということはありません。それを分かった上でやりたいことをして幸せな人生を送る道もあるということを話すことは、押しつけにはならないと思います。

お金から得られる喜びもありますが、やはり長期的に考えるとお金を使って気持ちを満たすことに加えて、自分のやりたいことを周りの人と分かちあうことから得られる幸せや喜び、人生に意味があると感じる充実感はかけがえのないものではないでしょうか。そうしたことを教えることも親孝行の1つかもしれません。

価値は心で感じるもの

なぜ、人の喜びは払ったお金と比例しないのでしょうか?中には高いものであればあるほど喜びも大きくなる人もいるかもしれませんが、ちょっとした手作りでも心から嬉しいと感じる人もいます。それは、価値は心で感じるもので、お金と心は比例して動くわけではないからでしょう。

もちろんそれでお金をもらうことが相手からの心からの贈り物と感じる人もいるでしょうし、中には高いプレゼントをもらっても心がこもっていないと感じたら嬉しいと感じない、逆に寂しいと感じる人もいるかもしれません。もっと話を一緒にしたいだけなのに、物で扱われたと感じた人は愛情を感じないかもしれません。

そう考えると、相手へのプレゼントは値段よりも心がこもっているもののほうがいいかもしれません。何が相手にとって大きな喜びになるでしょうか。

自分の考えが必ずしも相手と同じになるわけではありませんが、可能性の1つとして教えてあげることも大きな気付きとなってプレゼントになるかもしれません。

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