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大人になっても素直さが大切だという本当の理由とは!?

素直さを失う事による弊害とは?

大人になったらそれだけ大人の事情というものも増えてきますし、様々な経験から固定観念というものも生まれてきます。なので、どうしても物事や相手の意見に素直になれないという傾向が出てきてしまうのは仕方がない事なのかもしれません。

しかし、この固定観念というものは大人から素直さというものを奪いやすく、それ故に柔軟な思考や発想が生まれにくくなります。つまり、内面の成長がそこでストップしてしまうという事にもなりかねないのです。

今の立場を守る為に素直さを捨てませんでしたか?

自分はこういう人間だからと思い込んでしまいますと、本当にもうガッチリ思いや思考がそこで固まってしまい、只の分からず屋になってしまう事も多いのです。そうなってしまいますと、自分が悪い事をしたなと思ってもなかなか人に謝るというのも困難になります。

例えば、部下ではなく上司である自分の失敗だなと思ったが、それを認めると上司としての沽券に関わるので、責任の所在をあえてあやふやにしてしまうとか、ここで謝ったら先輩としての立場がなくなるので、どうしても謝る訳にはいかないといったように様々な場面があります。

しかし、上司や先輩としての立場が守られたとしても、もっと大事なものを失ったという事に気づく人は結構少ないかもしれません。

何でも決めつける癖が知らない間についていませんか?

そこから固定観念がガッチリとハマってしまった場合には、物事を自分の経験や狭い視野だけで決めつけてしまう傾向が強くなってきますので、なかなか他人の意見を受け入れるという事も困難となってしまうようです。これは、男女関係なく起こりうる現象らしいので誰でも要注意です。

思春期の反抗期のように、どうしても素直になれないといった感じでしょうか。感謝の気持ちが湧いたとしても、素直にありがとうという言葉がなかなか出なかったり、態度で示せなかったりするのは少し似ているのかもしれません。

素直さを失った人間の末路は・・・

素直さを失った人と食事に行ったりすると、いくら美味しくても素直に美味しいとは言わずに、出汁の取り方がどうのこうのとウンチクを語り出して自分の感想はなかなか言わないといった場合もあったりします。まるで素直になったら負けだと思っているのかもしれません。

まだ会社での地位や立場がある内は、嫌々ながらも人が寄ってきたりもしますが、これが定年になってなんの飾りも無くなってしまいますと、そんな嫌なジジイに好き好んでわざわざ会おうという人もいなくなってしまいますので、寂しい老後を迎えるという訳です。

こんな症状が出ていたら要注意です

最近、人に何かしてもらっても、すぐにありがとうという言葉が出にくくなっていたり、全ての物事がもう大体分かったと錯覚している場合には非常に危険な状態かもしれません。

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