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思いやりを持つ事で、人を幸せにする行動方法

人間関係というのは、与えて与えられてという関係で基本的には成り立っています。そして、大前提として、与えられたいと思うのであれば、まずは自分から与える事からはじめないといけません。

与えて与えられてという関係を築いて行く事が大切なのですが、中には利用してやろうなんてひどい人もいますので、利用されていると感じたらすぐに身を引く事です。

良い人付き合いを保つには思いやりがとても大事だと思います。今日は思いやりを持つ事で、人を幸せにする行動方法についてお話ししようと思います。

どうぞ最後までおつきあいいただき、すばらしい人間関係を築かれてください。それでははじめようと思います。

本当の思いやりとは一体なんでしょうか?

これはレディーファーストでもなににおいても言える事なのですが、相手の立場に立って考えるという事です。

わたしの父がよく言ってた事なんですが、「オレだったらこうする」「オレだったらこう思う」わたしはいつも良い年してこの人は何を言っているのだろうと思っていました。人間というのは100人いたら100人分の常識があり、考え方もあります。

みんな違うので、自分の常識が、他人に通用するなんて事はそもそもおかしいわけです。

なので、父はいつも思いやりが一方通行であり、自分が良いと思った事しか出来ないため、誰にも喜ばれず恨みを買ってばかりでした。正しい努力をせねば、どれだけ頑張っても報われないという反面教師のような人でした。

たとえば、わたしの知り合いで、仕事を探している主婦がいました。彼女は在宅でしか仕事ができないため、わたしがそうゆう仕事を紹介したりと、いろいろその人のためにやっていたのですが、実際はそれほど求めていなかったと言われて、がっかりしました。なんだったんだろうと。

しかし、問題なのは、わたしの彼女の気持ちの変化を察する事が出来なかったという問題もあり、彼女が悪いわけではないという事なのです。それほど切実にお金を欲していたわけではないようなのです。

わたしは、お金に困ってるから・・・という言葉を真に受けて、必死に探していたのですが、それ以降、他人に対していろいろやるのは疲れるのでやめるようになりました。

思いやりというのは、相手のために生きる事ではなく、相手が欲しているものを与えてあげる事です。なので、こういった、ミスコミュニケーションも当然発生するわけで、人生勉強だったと諦め、また良い事をしようとしている自分が、イヤでイヤで、好きで好きでたまらないわけです(笑)

なので、分からない場合は、本当は何を欲しているのと聞いてみる事でしょう。自分が他人の気持ちを理解出来ているというのは傲慢であり、人の心は、実際のところは誰も分からないため、距離があればあるほど、わからないものなのです。

夫婦などは、長年付き合っているため、感覚で分かるだけであり、実際は心を読めているわけではないのです。

思いやりを与える

相手が欲しているものが分かったら、それを与えてあげる事です。そうすれば、かなり高い確率で、相手と良好な関係を築けると思います。人間を動かすのは、利益です。利益を与えてあげれば簡単に心を動かせます。

力やお金で押さえつけても、それは一時的なもので本当に良い関係を築こうと思ったら、利益を与えて心を動かし、信頼関係を築く以外に方法はないのです。

これはプライベートだけではなく、仕事でも同じ事が言えます。仕事ができない部下がいたとして、彼のミスを頭ごなしに責めるばかりでは、その部下は落ち込み、仕事は更に出来なくなります。

なので、どうすれば改善されるかを一緒に考えて、一緒に解決する。一度出来るようになれば、次も出来る可能性が高まり、仕事もまわるようになります。

なぜ出来ないかではなく、どうすれば改善されるのかを考えた方が良いでしょうね。思いやりを与えるというのはこうゆう事です。部下はわざと邪魔をしているのではなく、何かの能力が欠けており、その業務が出来ないわけで、そこを責めても何ひとつ改善される事はないのです。

思いやりで人を幸せにする

思いやりの正しい与え方というか、最終的なゴールは、相手を幸せにする事にあります。上記で挙げたように、自分が思う相手の幸せではなく、相手が思う相手の幸せを導いてあげる事です。相手を幸せにする事は出来ませんが、その状態に導いてあげる事は出来ます。

なので、そこを意識して動いて行くと、自然と人望や称賛がついてきて、それがあなたのもとへ返って来ます。基本的に絶対普遍の法則で、原因と結果の法則というのがあり、良い事をすれば良い事が返って来て、悪い事をすれば悪い事が返ってくるという法則があります。

つまり、人生とはとてもシンプルなもので、難しくしているのはわたしたちの思考だという事なのです。

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