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日本はなぜ時間に追れるストレス社会なのか!?遅れる精神医療の実態

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2014.03.01

多忙なストレス社会である現代ですが、ここまで時間に追われてストレスに溢れた生活を送らなければいけないのはなぜなのでしょうか?

私たちが日本でこれほどまでに過酷な生活を強いられているのには、もちろん不況の影響もありますが、それ以上に遅れる精神医療の問題がありました。今回は、そんな日本における深刻な問題について考えていこうと思います。

世界的に見ても日本は異常な時間社会!

先進国として、世界各国が不況のあおりを受けている中で、かなり前から言われている事としては、ここまで世界各国の中で時間に追われた生活を送っているのは日本だけだという事です。

いくら「Time is money」という言葉があるからといって、ここまでゆとりのない文化は日本だけのようです。では、なぜ日本はこれほどまでに時間とストレスに追われていて、生活のゆとりがないのでしょうか?

その理由として、日本は先進国としての経済を支えるのに精一杯になっているという事が上げられます。先進国は、他国をリードして豊かな生活ができるかと言えば、そうでもなくこの成長しすぎた経済を支えていくのに必死になってみんな働いているわけです。

特に日本はもう実質先進国とはいえない状態になってきているのにも関わらず、無理矢理この経済を支えるために多くの人が個人や生活を犠牲にして働いているのです。そして、さらに税金を上げようというのですからとんでもありません。

日本はヨーロッパ諸国や他の先進国と比べても非常に消費税が少ない国家だと言われていますが、それはヨーロッパ諸国が社会保障に力を入れているためで、その分消費税が高くても国民は文句を言いませんが、日本の場合はどうでしょうか?

消費税を挙げる理由自体が財源の確保であり、結局のところ消費税が上がったところで社会保障が高まるわけではないのです。

遅れる精神医療とは?

話しが少しそれてしまいましたが、現在の日本に深刻な問題として、精神医療が遅れているという事があります。経済の発達している国で精神医療がここまで遅れている国は他にはなく、先進国から見て日本の精神医療はまだまだ発展途上国と言われています。

日本人にストレスを抱える人間や生活や心のゆとりがない人間が多いのは、それだけ日本の精神医療とその考え方が遅れてしまっているからなのです。

では、なぜ経済がここまで発展したのにも関わらず、精神医療の面では発展が遅れてしまったのでしょうか?その一つの理由としては、日本のテレビ番組やマスコミなどのメディアが、自分達にとって都合のいい内容や、関心のあるものしか放送をしないからです。

国民にとって関心のある内容を放送するのはとても大切な事ですが、この情報に溢れた社会に住んでいても、私たちはメディアによって触れ込まれた情報を頼りに生活をしています。

その情報発信機関が必要な事を放送しなければ、私たちはいつまでたっても本当に必要な事を知ることもできませんし、社会的に今必要な事や認識に対する変化を付けていく事もできないのです。

国民の意識レベルがすごく低い

また、精神医療が遅れていると言っても、まったくそういう機関がないわけではありません。

各地に精神科やメンタルクリニック、心療内科などが非常に多く存在していますので、ある程度は精神医療に対する設備は整っているのですが、国民の精神医療に対する認識や意識のレベルが低いために、まだまだ普及には至っていないのが現状なのです。

風邪をひいたり、ケガをしたら病院に行くというのは、もう当たり前に根付いている常識ですが、心に傷を負ったり、疲れたときは心の病院で治療するという考え方が、まだまだ日本には根付いていません。

ストレスやイライラにも原因がありますし、不安ばかりであったり将来に希望が見出せないのにも全て原因があります。まずは、専門医に相談したり、そうした社会で抱える心の問題を解消していかなければいけないのです。

そして、こうした精神医療の認識が根付いていないせいで、世の中には心の病気を抱えたまま社会で生活している人が五万といます。むしろ、そういう人の割合の方が今は多いのではないでしょうか?

心臓病やガンになりながら、当たり前の生活をして、病院にも行かずに仕事に明け暮れているという事が考えられますか?おそらく考えられないでしょうが、大部分の人が心に何かしらの病気を抱えながら社会で働いているのが、現在の日本なのです。

日本の古くからある風習による考え方

また、日本がここまで精神医療の認識に遅れが出てしまったのはそれだけの理由ではありません。やはり日本の古くからある国民性や風習などがそうさせてしまっている部分もあるのではないかと思います。

日本人は、古くから極めて勤勉な人種で、几帳面でマジメですし、それのお陰で機械産業で発達をしたわけなのですが、そのまじめさが現代では返って悪い方向へと進んでいっているような気がします。

風邪をひいても仕事を休まないで働くというのは、すごくマジメでいい事のように思えますが、結果的に会社全体に風邪を蔓延させる事になります。しかも病院にも行かずにインフルエンザにかかっていたらどうでしょうか?

これと同じように、心にストレスや病気を抱えながら働くことで、皆徐々に巻き込まれていって、どんどん社会環境が劣悪なものになっていっている気がします。

そこまでして働く意味がどこにあるのでしょうか?よく、心の病気で会社を休んだり、頻繁に体調を崩して仕事を休んだりすると、社会では「頑張りが足りない」とか「つかえない」という認識を持つのが日本の国民性です。

しかし、頑張りが足りないのではなく、頑張りがきかなくなったから心の病気になっているのであって、ストレスや心の病気を抱えながらも、無理矢理カラ元気で仕事を頑張って、結果的に会社の雰囲気や空気を悪くして……それが頑張っているということになるのでしょうか?

この古い考え方と、社会全体の認識を変えていって、身体の病気や不調と同じように、心の不調もその都度治療するというような考え方を浸透させていかなければ、この日本の社会に明るい未来はないと思います。

社会全体の認識や体制が整っていない

しかしながら、それをしていくには時間がかかりますし、国民一人一人の認識や、社会全体の体制を変えていかなければいけないのではないかと思います。

それには、まず好き勝手な報道しかしないメディアを何とかしなければいけませんし、それ以上に自分達のみの心配ばかりをして、足下にまで目がいっていない頭の悪い官僚や政府を根本からひっくり返さないといけないのではないかと思います。

そうでもしなければ、この国に明るい未来はないと思いますし、別に精神医料に関しては、いずれ普及していくでしょうから問題はないとしても、こうした本来社会に必要とされていることが、常に後回しにされて、本当に問題になってから気がついてようやく対策をあわてて講じるというような、体制を何とかしていかなければいけないのではないでしょうか?

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