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苦手な人と上手に距離を取ってストレスレスな毎日を過ごすコツ!

できれば顔も見たくない!でも……

誰しも苦手な人のひとりやふたりはいるものですよね。でも、往々にしてそういう方とは付き合わざるをえないもの。仕事、親戚付き合い、交友関係、人の付き合いには様々な形がありますが、だいたいその中のひとつに苦手な人というのはいるものです。

学生時代ならいざ知らず、大人になったときの付き合いというものは嫌いだから全く付き合わない!絶交だ!とは簡単にいかないもので、何かしらの切れない関係があるからこそ、更に苦手になる……という悪循環を孕んでいます。

とはいえ、苦手な人のことでモヤモヤしているのは人生の中でもかなりもったいない時間です。毎日のストレスを軽減するためにも、すっぱりと自分の中で苦手な人に対する対応を改めて考えてみませんか?

その人のこと、苦手?それとも嫌い?

でもその前に、まずはその人のことが「苦手」なのか「嫌い」なのか見極めてみましょう。「苦手」と「嫌い」は辞書的にはあまり大差ない言葉かもしれません。しかし、こと人間関係において「苦手」と「嫌い」はニュアンスにおいて大きな違いがあるのです。

嫌いだ、と素直に感じた場合、付き合いが無くなっても何の弊害もないものです。思い切って縁を切ってしまってもなんの問題もないケースがほとんどですので、嫌いだと思った場合、全く関わらない方法を模索することがおすすめです。

逆に苦手だと感じた場合、その人はなんらかの事情で無碍にできる相手ではなく、仕事の上でも付き合わないわけにはいかない相手かもしれません。「嫌だけど関わる必要がある相手」が「苦手」と感じるわけですね。

その人のこと、なんで苦手なんだろう?

苦手な人との付き合いは、下手をすると最終的に取り返しのつかない結果を招いてしまうことになります。折り合いが悪く、その人のことが嫌で嫌でたまらないばかりに、例えば会社そのものを辞めてしまってはあまりに残念な結果です。

そうなる前に、自分の中で「自分はその人のことが苦手なのかどうか」ということから考え直してみることが重要です。認知療法の一種のようなものですが、そもそも人間関係で悩む方は性根が優しい方が非常に多いのです。

態度、関係、言葉遣い、やたらと干渉してくる……色々な理由があるかと思います。ひょっとしたら相手を苦手、と判断することさえ苦痛と思う方もいらっしゃるかもしれませんし、「でもあの人にはこんないいところがあるし」と思うかもしれません。

しかし、人間のキャパシティには限界があります。ある程度は自分の中で「その人が自分にとってどういう人であるか」ということをカテゴライズしておく必要があるのです。「その人は自分にとって苦手である」と自覚することこそ、ストレス軽減の第一歩です。

付き合い方を見直してみよう!

次のステップは、その人と会う頻度はどれくらいか、ということを考えることです。苦手な人のことは気になってしまうとやけに頭から離れないもの。よくよく考えてみれば一ヶ月に一度しか会わない相手なのに、その人のことでイライラするのなんて時間がもったいないですよね。

でもひょっとしたら、その人は毎日会う人かもしれませんね。かなり大きなストレスの種かとは思いますが、いずれにしてもここで必要になってくるのは「相手は自分の人生にとってどれほど必要な人か」ということです。

苦手、という感情は自分へのメリット、デメリットと密接に関係しているものです。ですから、その人が「非常に大切な人であるけれど苦手」という関係性は実は成り立ちにくいものなのです。大切な相手ということは自分にとってなんらかの利益が得られる相手、ということだからですね。

もちろん、この場合の利益とは金銭面だけの話ではなく、相手が与えてくれるなんらかのメリット、と考えてください。この思考を取り入れることである程度のカテゴライズが可能になってきます。つまり、苦手だと感じた相手は「自分にとってあまり利益がないけれど、ある程度付き合わなければならない相手」ということになるわけですね。

もう気にするのはやめましょう!

つまり、「自分にとって利益がないけれど付き合わなければならない相手」とはあなたの人生にとってそこまで大きなウエイトを占めるべき相手ではないということです。昔から舞台に立ったときに緊張したら客をジャガイモと思え!なんて言葉があります。ジャガイモは言い過ぎかもしれませんが、わざわざ気に病む相手ではない、ということですね。

余計な反感を買わないようにできるだけ笑顔を絶やさず、何を言われても「はいはい」と相手をしていればなんとかなる、ということです。苦手な人のせいで嫌な気持ちになってしまうのは本当にストレスが溜まるもの。その人のことは基本的に考えないようにして適当にあしらい、前向きに物事に向き合っていきましょう!

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