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あなたは当てはまる?ネガティブ系男子の言い訳発言集

どこにでもいるネガティブ系男子

ネガティブ系男子とは、ネガティブな発言をする、精神的にあまりよくない傾向にある男子のことです。社会で生きている以上、人はどうしても競争から逃れられませんし、その結果として優劣がつきます。人間、すべてのことに対して標準以上の成果をおさめることは不可能ですし、時には不利な立場に身を置き、劣等感に苛まれることがあります。

人は劣等感に陥ると、自分が下になるという危機感をもち、嫉妬をして、自分より優れている対象の価値を引き下げようとする場合があります。なぜかというと、そのほうが努力をするよりも楽だからなんですね。

有名な童話のきつねとぶどうの話は、これを寓意としてよく表しています。きつねは手に入らないぶどうをどうせ酸っぱくてまずいものだと考えます……つまり対象の価値を引き下げて、溜飲を下げているのです。

こういったネガティブな発言は、実はわたしたちの身の回りでもよく聞くことがあります。さて、では具体的にどういったネガティブ発言があるのでしょうか?

高学歴には使えない人が多い

高学歴を貶める際によく使われる言葉です。東大生に限って変な人が多い、という文句もその類です。そもそも高学歴という経歴から推測できることは、偏差値の高い学校に入学できるだけの学力を身につけたということだけです。それだけなら、何も貶められる理由はないはずですよね?むしろ評価されて然るべきことです。

ところが高学歴という高ステータスに対する嫉妬から、高学歴の価値を引き下げようと、「高学歴には使えない人が多い」などの偏見をもってしまう人がいるのです。

もちろん、高学歴の人にだって失敗はあります。学力が高いだけで、万事に対応できる能力が備わっているわけではありません。しかし、学力が高いという優秀さがある分、賞賛と期待をかけることは間違いではありません。

「高学歴はプライドが高く、自分の失敗を認めようとしない」という話も聞きますが、それならそもそも学力だって身につかないはずではありませんか。

筋肉なんてつけても意味がない

こちらは、筋トレをする人やマッチョの人を貶める際によく使われる言葉です。日常生活を営む上で、強い筋肉を利用する機会が少ないため、ムダだという意味ですね。

筋肉をつけるのは、何も運動能力の向上のためだけではありません。男としての見た目のかっこよさ、心身の健康、自分に対する自信などの向上にもなります。これだけでも十分メリットがありますよね?

筋肉をつけるのが、人生においての最優先事項、とまではさすがに言いませんが、筋肉をつけるために筋トレをすることは価値のあることで間違いありません。

筋肉をつけると、おしゃれの幅も広がるので、女性に受けがよくなります。異性にモテるためのステータスである体作りを否定するということは、女性の美容やスタイル向上を否定することと同じです。美人は価値あるものであるということを否定する人は少ないと思います。

イケメンは軽そう

こちらは男性だけでなく、女性もよく使うのを見かけます。顔立ちの良い男性を貶める際の言葉です。他に「イケメンは性格悪そう」などがあります。

イケメンの男性から判断できることは、イケメンということだけです。あとは、人生の節々で有利になることがあるということくらいです。性格の良し悪しを判断する基準にはなりえませんし、イケメン自体は価値があることに間違いありません。

「そんなこといっても、実際にイケメンはあくどいのが多いよ」という話も聞きますが、こういったことはちゃんとした統計データを提示して話を進めなければ結論をつけられません。

なので、感情的な理由だけで、イケメン自体の価値を貶めようとする人は、嫉妬から言っているのかなといった印象を受けます。嫉妬だけなら、「羨ましいから嫌い」というように、個人的な感情の範囲までの言葉に留めておけばいいのです。

さて、ネガティブ系男子の言い訳発言、あなたは当てはまりましたか?こういった強者に対する弱者の憎悪の感情を、哲学で「ルサンチマン」と言います。

本当の意味で、強く健康に生きるには、このルサンチマンを排除する必要があります。筆者も油断すると、このルサンチマンに飲み込まれ、個人的な感情を一般的な定義にまで押し上げようとしてしまうので、注意を心がけていきたいと思います。

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