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昔、不安だった自分へ。今の自分からメッセージを送り、不安を消す方法

今の自分と昔の自分、どちらが楽しい人生を送っていますか?こう聞かれると、どちらも大して変わらない人、今のほうが全然自由で楽しい人生を生きている人、今のほうが全然不自由な人生を生きている人と、色々分かれると思います。

ですが、1ついえることは、昔の自分よりも成長しているということではないでしょうか。たとえそれが、ギャンブルばかりやってる人生や借金にのまれている人生だとしても、それはそれで昔は未知の世界だったことに足を踏み入れてるわけなので、長い目で見ればそうした辛いと感じる経験も、後から財産になることが多いようです。

今が辛いのは、いつの時代も同じ

人生は、ある意味冒険のようなものです。どんなに守られているようなことでも、結局は全部自分が決めることで、進む道が決まります。自分が全く知らない道に進んでいくのは、出口が分からない森をひたすら歩いているように感じるかもしれません。なので、少なからず新しいステップには不安や恐怖がつきものです。

なので、もし今辛くてどうにも出来ないと感じることがあるかもしれませんが、それはいつの時代もあり、抜け出すことが出来るものだと感じてみると、そこまで気負いせずにすむのではないでしょうか。

ですが、こうした辛い経験をしていると良いことがあります。それは、その辛い経験は自分の人生の幅を広げてくれることです。誰もが経験していることでは、小学校から高校まで、毎年予防注射のようなものを受けた人もいると思います。

そうした人にとって、注射は「ちょっと痛くて嫌だけど、少し我慢すればいいや」と感じるでしょう。自分から献血に行く素敵な人もいるほどです。ですが、赤ちゃんや全く注射をしたことがない人からすれば、自分の体の針を刺すなんて、恐怖以外の何物でもないでしょう。

その人の1日は恐怖という感情が強すぎて、それで1日を終えてしまうのではないでしょうか。このように、1度経験したことによる感情の揺れというのは、ずっと続けていると起こらなくなってきます。

なので、辛い経験をすれば、もう一度その状態になっても辛いという気持ちが弱くなり、対応出来るようになっていれば逆にわくわくして対応することが出来ることもあるでしょう。辛いことは、後々辛いことではなくなるといえます。

辛さと気持ちよさのバランスを大切にしよう

こう聞くと「じゃあ、とにかく辛いことに飛び込んでいって経験を積み続ければいいんだ!」とポジティブな人は思うかもしれません。ですが、大切なポイントが1つあり、これを外してしまうと、辛さに押しつぶされてしまうことになります。

それは、辛いという気持ちと気持ちいいという気持ちのバランスを取るということです。人間は、辛い気持ちばかり感じていたら、その人の器によって違いますが、押しつぶされてしまい、恐怖や不安といったトラウマが出来ることになってしまいます。

強いストレスは人間はもう感じないように防御反応が働いてしまうので、そこまでいってしまうと辛さに慣れるのとは逆に、辛さと直面出来なくなってしまいます。こうした経験は誰でも1つは持っているかもしれません。

たとえば、大好きな人に振られたショックが大きすぎて、もう恋がしたくないという人や、借金を背負った時のふがいなさが辛すぎて、もう起業ができないという人。

こうした大きなストレスは、解消することも出来ますが、それには専門家が必要になってくるものもあるので、出来れば自分にとって大きすぎるストレスは感じないようにしたほうがいいでしょう。

昔の自分へのメッセージスキル

こうしたことを考えてみると、今の自分は昔の自分より色々な面で成長していて、昔は自分が不安や恐怖で進めなかった道も進むことができることが分かっていると思います。そして、それは一生続くと思いませんか?

今の自分が怖くて不安に思っていることでも、さらに今の自分より10年、20年先の自分からメッセージが届くとしたら、そんな嫌な気持ちを和らげてくれそうではありませんか?

ここでやってみたいのは、昔、自分が恐怖や不安で夜眠れないようなことがあったり、前に進めないことがあったとしたら、その自分にメッセージを投げかけるということです。今の自分からすれば、そうしたことはもう怖くもなんともないと感じませんか?

そうであれば「そんなに怖がらなくても経験すればなんともないよ」といったメッセージを投げかけてみてください。もし、トラウマがある人なら、こうした過去の自分と向き合うことで、トラウマを溶かすことも出来ます。

次に、今の自分が恐怖に感じていることに対して、将来の自分からメッセージが送られてきたとします。そこには何と書いてあるでしょうか。

このように、どんな人でも新しいことをするには勇気が必要です。ですが、フタを空けてみたら大したことがなかったという人がほとんどではないでしょうか。人生の冒険を楽しくするのも辛くするのも自分次第。将来の自分は今の自分を優しく導いてくれる大切な存在といえるでしょう。

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