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需要なさすぎなマニアのMTBパーツ:マグラ油圧リムブレーキ

最近ではではロードバイクの人気に押されてあまり見かけないマウンテンバイクだが、好きな人は流行なんて関係ない。

マウンテンバイクが好きな人はマウンテンバイクに乗りゃ良いのだ!

というわけで、今回はマウンテンバイクのパーツ、その中でもニワカ自転車乗りには振り向いてほしくもないようなマニアックなパーツにスポットを当ててみようと思う。

老舗マグラの油圧リムブレーキ

hs33

今回ご紹介するのはハイドロブレーキの老舗マグラがいまだに作っている油圧リムブレーキ “HS33”だ。

いまどき油圧式リムブレーキ!まさに生きた化石!ここで一般の方のために、これがどのような商品かを説明しよう。

皆さんご存知のように自転車には前後にブレーキがついている。

そしてそのタイプはさまざまで、ママチャリにはママチャリ用のブレーキがついていたりするのだが、あらゆる自転車の中で、いちばんブレーキが強力であってほしいもの、それはマウンテンバイクなのだ。

油圧ディスクブレーキの普及

それで、ここ20年くらいの間にマウンテンバイクのブレーキは研究開発がなされ、いまや油圧のディスクブレーキが標準仕様となっており、まさにオフロードのオートバイみたいな感じなのだ。

しかし、超進化した現在のマウンテンバイクであっても、その始まりは非常にローテクで、始まりは他の自転車と同じくホイールのリムをブレーキシューではさんで止めるリムブレーキだったのだ。

そしてそのブレーキを動かすのも油圧じゃなくてワイヤーで引っ張るのが普通だった。(実は私はこのタイプをまだ未練たらしく使っているのだが…)

しかしその後、マウンテンバイクのブレーキは飛躍的な進化を遂げ、油圧式のリムブレーキ、ワイヤー式のディスクブレーキなども開発され、今では油圧式のディスクブレーキが主流になっているというわけなのだ。

油圧リムブレーキは化石状態に

市場に出回る油圧式のディスクブレーキの完成度が上がり、値段もお手ごろになってからというもの、他の方式のブレーキはひと世代前のスペックとなってしまった。

それでもワイヤー式に関してはディスクブレーキもリムブレーキも、普通に乗るには十分に強力だし、メンテナンスがしやすい。

初心者でも簡単に扱えるので今でも生き残っているのだが、油圧式リムブレーキは本当に生きた化石のようにその姿を見かけることがなくなってしまった。

よりマニアックなパーツへと進化

magura

油圧式リムブレーキは同じ油圧といえどもディスクと比べてしまえばそれほど効きめがあるわけではない。

リムブレーキだからホイールがいくらかでも歪んでしまうともう走れないし、雨の日など、泥が詰まってしまうとぜんぜんブレーキがかからない。

おまけにブレーキオイルとかいろいろやらなければいけない…。みんな使わなくなるのも当たり前か…。

しかし!それでも油圧式リムブレーキには、マウンテンバイクが進化途上にあったあの時代を感じさせてくれる夢があるのだ!

珍しさで言えば満点だ!

ディスク台座がついてない昔のマウンテンバイクのフレームをもてあましているそこのあなた!アダプターを使用してディスクブレーキつけてもすっきりしないでしょう。

ここはリムブレーキの台座に直接取り付けできる油圧リムブレーキを試してみてはいかがだろうか?いまどき誰も使ってないので珍しさ100点満点、注目度も抜群だ。

画像出典元:
http://mcinteritem.osakazine.net/e527685.html

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