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周りからの目を気にすることで自分らしさを発見出来ない人生とは?

人の目が気になって自分のやりたいことが出来ないのは、どんな人にも多かれ少なかれあることだと思います。

人によっては言いたいことを言って周りの反応がどうだろうが気にしない人もいるでしょうし、逆にちょっとでも相手の気に障ったかなと思うことを話したら1日中それについて考えていたりと、人それぞれ違います。そして、自分が持っている周りから見たら嫌がるようなニーズは中々表現出来ないものです。

欲しいものを欲しいと言える?

自分が持っているニーズとは何でしょうか?ニーズとは相手にこうして欲しいということだったり、自分が欲しいものをいいます。それは物や名誉が欲しいというより、それを手に入れることで自分の中にあるニーズが満たされるという意味ですが、これを直接表現出来る人ばかりではないと思います。

たとえば10代20代の頃は彼氏彼女が欲しいと毎日言っていても周りも言っているので気にならずニーズを表現出来ていたでしょう。ですが、40代以降になって20代の頃のように彼氏彼女と言っていたら、周りから「この人大丈夫?」とか「ウザい」と思われることに不安や嫌われたくないという気持ちで、持っているニーズを素直に表現出来なくなります。

周りの目が気になるということでは環境が関係しているので、そういうニーズを表現しても受け入れられる環境であればいいでしょうが、何か変なことを言ったら見る目が変わるような人たちと一緒に過ごしていたら、その人たちに気にいられるような行動しか出来なくなるでしょう。

ですが、人はそれぞれ自分オリジナルの人生があると思えるほど、欲しいものや趣味、特技やなりたいものが全然違います。なので、それを周りの人に合わせていては自分らしさが分からなくなるのではないでしょうか。

逆に自分を受け入れてくれるところを見つけて、そこで自分らしさを追求していけばそれが自分にとって幸せな人生を見つけられる場所になると思います。

受け入れられない自分を表現してみる

なぜ、ニーズをむき出しにしている自分が受け入れられないと思っているのでしょうか。それは過去にそういう人を見て、自分はそうなりたくないと思ったか、実際に自分でやってみて周りから受け入れられなかったかのどちらかでしょう。

もし周りに受け入れてくれる人ばかりなら自由にニーズを表現すると思います。ですが、それは自分の頭の中で思い描いている幻想である可能性もあります。なぜなら、それをやることで起こることは過去のイメージであって、必ずしもそれが起こるとは限りません。

たとえば、彼氏が欲しいと60歳の人が言っても、それを別の場所や別の人、別の状態で言うことで必ずしも過去と同じような結果になるとは限らないからです。また、自分の中の気持ちの変化によって同じことを言っても全然伝わり方が違うことがあります。

そうしたニーズが自分の中にあるのに表現せず、表現しないだけならいいでしょうが、それをあたかもないように押し込めてしまうのは自分らしい人生を見失うことにもなりかねません。

どの分野でも一流になっている人は、そこで誰よりも失敗を経験しています。営業マンであればより沢山の人から断られたり受け入れられない経験をして一流になった人もいるでしょう。たとえ相手が受け入れてくれなかったとしても自分でそれを受け入れていれば気持ちを大きく動かされることも少なくなります。

もしそれが社会的にタブーなようなことなら必要以上に沢山の人に言うと受け入れてもらえないかもしれませんが、それが分かっている人の間で話すのは自分らしさを忘れないために大切なことではないでしょうか。

正しい間違っているはない

学校の勉強や親からのしつけなどを受けていると、これは正しくこれは間違っているといった考えが当たり前になりすぎていて、社会に出ても自分らしい人生を追求するのが正しいとなっているなら別ですが、安定した仕事に就くのが正しくて好きなことをやるのが間違っていると周りがなっているなら、それに従うのが当たり前だと思っている人さえいます。

それだけ他の人と違うようになるのはリスクを感じることですが、それによって退屈で空虚感のある人生を送っている人も少なくないと思います。また、自分らしい人生で素敵なことはそれによって周りを喜ばせたり楽しませることが出来るということです。

相手に迷惑をかけるのではなく、自分らしいことを追求すると自分も楽しくなり周りも楽しくなる、それはそれぞれの分野で一流になっている人を見れば分かります。

短期的にお金を稼ぐビジネスや周りから良く見られたくて始めることなど、そういう短期的なものではなく自分らしいものはずっとそれをやり続けていられることです。利益のためとかではなく純粋にそれをやることが楽しいなら、それは自分らしい人生を見つけるきっかけになるでしょう。

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