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プロ野球クライマックスシリーズは必要?それとも不要?

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2014.04.29

プロ野球でクライマックスシリーズ(以下CS)方式が採用されたのは2007年のこと。2004年からパ・リーグでは、名前は違えど同じような方式で上位3チームによるトーナメントが行われていて、セ・パ両リーグで採用されてからCSという名前になりました。

ところでこのCS、毎年のように賛否両論がありますが、CSの良い所と悪い所を挙げていけば、それなりにCSは楽しめるものだという結論になると思いますよ。まずはCSのメリットからご紹介しましょう。

球団の興行面での利点

シーズンが終了してもチームが上位3位(Aクラス)に残っていれば、まだ野球観戦による集客が見込めるという利点があります。1試合あたりの集客数を考えると、勝ち上がった球団にとっては収益的においしい話になると思います。

どことは言いませんが、普段から球場の客入りが悪いチームにとっては運(?)と実力で上位に入りさえすれば球場大入りもあるという、収益面での盛り上がりも期待できます。

消化試合が少なくなる

本来のCSの目的はこれです。1位以外は優勝の望みがないとなれば、残り試合数などを考慮するとどうしても”単なる消化試合”をせざるを得なくなり、結果的に真剣勝負の試合が観られなくなり、プロ野球の魅力が半減してしまいます。

でも、Aクラスに入れさえすれば日本一の望みまで出てくる、となれば話は別。上位3チームに残るために真剣勝負が増え、結果的に消化試合がぐーんと減るわけで、CSというシステムの最大の利点の一つだと思います。

来年以降のチーム力強化への意欲

残念ながらBクラスでシーズンを終わったチームにとって、CSで盛り上がっている状況を間近に見て選手達が「くやしい、自分もあの場所でプレーしたい」と思うのは至極当たり前の事でしょう。

それは首脳陣や球団フロント、全ての球団関係者も同じなわけで、来年こそはウチがあの場で!という気持ちが、チーム力強化という目標を確かなものにしていくのではないでしょうか。

チーム強化へ向けた一体感が、CSの盛り上がりによって今まで以上に出てくる。CSはBクラスのチームにも良い影響を与えていると思います。

ただ、物事はいつも表裏一体。良い事の反面、首をひねるような事だって同時に起きているわけで、今度はデメリットと思われる意見も挙げてみましょう。

ペナントレースの意義は?

山あり谷ありの時期をいかに乗り切って144試合で勝率を上げるか。それがペナントレースの面白さであり、チーム作りの戦略・1試合毎の戦術に一喜一憂できる理由。CSはたまたま上昇時期にあるチームが有利なだけではないかという意見。

長丁場のペナントレースを四苦八苦しながら乗り越え優勝した苦労に比べれば、短期決戦の方が戦略がいらない上に、戦術面でも楽です。3位までに入ればいい、という考え方が全チームに広がると、ペナントレースの魅力が減る可能性はあるかも。

CSで日本一はおかしいのでは

CSと日本一は、別ものにしたほうがいいのではないか。つまり、ペナントレースを制した者同士で日本シリーズ、それが日本一であって、CSは短期決戦トーナメントというペナントレース終了後の別の大会(サッカーで言えば天皇杯とかトヨタカップとか)でいいのではないか、という考え方。

もし別物の大会となると、消化試合の問題が解決しない事や、果たして現在のCSほどの盛り上がりになるのかどうか、スポンサーの問題など、様々な問題点が出てきますね。

結論として

この際、ペナントレースでの1位はその時点で優勝ではなく”暫定1位”ということにして、最終的に上位3チームのCSでリーグ優勝という形にするのもアリではないでしょうか。ビールかけも1回で済みますしね(笑)。

まあ、人気商売であるプロ野球は、盛り上がって野球ファンが少しでも長い期間楽しめればいいのではないか、という事が全てだと思います。もちろん、球団やスポンサーの収益的な問題もからみますが、上位3チームのファンは純粋に盛り上がりを見せていますから。選手は大変でしょうが。

そういった現状を考えると、今後CSの細かいルール変更などはあれど、CSというシステムは”CS疑問視派”の論理を全て凌駕するほど、様々な方面でメリットが大きいシステムである、と言えるのではないでしょうか。

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