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お部屋のインテリアに観賞魚のすすめ!手軽に優雅に金魚を飼う

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観賞用の魚として最も有名で最も魅力的なのは金魚です。金魚の優雅に泳ぐ姿は他のどの熱帯魚にも真似ができませんし、金魚は単体で飼っても群れで飼っても魅力的です。今回はそんな金魚の選び方や飼い方について解説していこうと思います。

観賞魚の王様!金魚!

観賞魚として飼われている魚はたくさんいますが、その中でも特に金魚は、私たち日本人が最も古くから親しんできている観賞魚の王様です。現在のように様々な飼育グッズや水槽に濾過器などがないとうの昔から飼われていた魚ですから、当然それだけ生命力が強くて長持ちしやすい魚だったということが大きな要因の一つとしてあると思います。

そして、他の様々な観賞魚ももちろん魅力的ですが、金魚は何といっても他の魚にはない真っ赤ないでたちと、優雅にゆらゆらと泳ぐあの姿は何物にも代えられません。

金魚は日本でも古くから飼われている魚ですが、元は中国大陸から伝わった魚でした。むこうでは金魚がめでたくて縁起のいい魚として飼われ、風水などでは金運アップに効果的な魚となっていることからも、私たちの生活により密着して、より親しまれてきた観賞魚だということがわかります。

真っ赤ないでたちや、優雅に泳ぐ姿、何よりたくさんの品種がいて、かたちも泳ぎ方も大きさも千差万別ですから、自分がもっとも気に入った品種を選んで飼っていくことができます。

部屋のインテリアや癒しのオブジェとしても!

観賞魚のメリットはたくさんありますが、まずしつけの必要がなく、水槽の中で飼うため部屋や空気を汚さず飼育が容易だという点があります。小動物であれば部屋を汚したり、独特のニオイがあったり掃除やしつけが大変だったりしますが、金魚や観賞魚にはそういう心配がほとんどありません。また、部屋のインテリやオブジェとしても映えるのも観賞魚の大きな魅力です。ハムスターや小鳥もかわいらしいですが、やはり部屋の一部というよりはペットです。

大人のスマートな部屋にライトアップされた美しい水槽がとても映えますし、自分自身への癒しとしても楽しめます。酒のつまみじゃないですが、筆者は一人酒をする時にライトアップされた金魚の水槽や間接照明を見ながら飲むのが好きです。

あの幻想的なゆらゆらと揺れる姿を見ながら飲む酒は、何よりうまいです。そして、他の観賞魚にはない金魚の魅力もたくさんあります。群れで飼う熱帯魚も綺麗ですが、金魚は単体で飼っても群れで飼っても魅力的です。

金魚の選び方は泳ぎ方を見る!

では、金魚を購入して長く飼っていくためにはどのような部分に着目すればいいでしょうか?せっかく観賞魚やインテリアとして金魚を購入しても、すぐに死んでしまったら愛着も何もありません。まずは、金魚選びから意識して始めてみましょう。

金魚を選ぶポイントは、たとえ群れで販売されているからといって何でもいいわけではありません。健康で丈夫な金魚は見た目に現れます。私たちの健康状態が顔に現れるのと同じようなものです。

金魚を選ぶ時はまず、ひれがしっかりとしているかどうかを見ましょう。尾びれがしっかりとしていて斑点などがなく、切れたり縮れたりしていないかどうか、背びれがしっかりと伸びているかどうか、また身体の色合いにムラや不自然な点はないかどうかです。

つづいて、泳ぎ方が傾いたりフラフラせずに、キリッと泳いでいるかどうかも重要なポイントです。大抵は金魚を購入するとき、群れで飼われている場合スタッフさんが掬ってくれますが、なるべくこの金魚と指定したり、それが面倒な場合は自分で捕らせてくれるよう頼んでみてもいいでしょう。

過保護になりすぎない!?

金魚を購入したら次は飼い方になりますが、現代では様々なグッズや用品が市販されており、多くの人が過保護になりすぎな傾向にある気がします。子供の頃は金魚鉢で飼われていた金魚も今や水槽でエアーポンプや濾過器が完備された水槽で飼育されています。

こうしたことは大いに良いことなのですが、昔は金魚鉢で飼っても長く生きていた金魚が最近のものはすぐに死んでしまうのはなぜなのでしょう?今の方が金魚が住み良い環境になっているはずなのに金魚がすぐに死んでしまいます。

これにはれっきとした理由があります。小学校でもよく金魚が飼われていましたし、金魚鉢や庭の池で飼われていた金魚など、一昔前に長生きしていた金魚はあまり今ほど過保護に扱われていなかったと思います。

というよりも、そこまでグッズや商品が充実していませんでしたから当然と言えば当然なのですが、水槽に満たされている水も、小学校などではカルキ抜きを入れずにそのまま水道水を使って飼育していたりしたと思います。

つまり、何が言いたいかというと、カルキ抜きをあまり過保護に入れすぎない方がいいです。カルキ抜きは塩素を中和して金魚の住み良い環境を作っているように見えて、金魚も魚ですからバイ菌や病気を持っていたりします。塩素を中和してしまうことで、雑菌が繁殖しやすい環境になってしまうのです。

全く入れるなとはいいませんが、塩素の量も地域の水道局によって違いますから、パッケージに表記されているカルキ抜きの量よりも少なめに入れて中和してあげても十分です。

水槽の綺麗を手軽に保っていくには!?

水槽の手入れのしかたは現代の様々なグッズを使っていけば問題がないと思いますが、やはりいくら便利な濾過器を使ったとしても水質改善をするものを使ったとしても、金魚はずっと同じ水の中で生活をしていかなければいけないのですから、1週間に一度は水を取り替えてあげるといいです。

全ての水を取り替えてしまうのではなく、水を少し掬って捨てて、代わりに新しい水を補充してあげるというかたちです。コマメに手入れをしていれば、水槽のコケなども付きづらくなりますし、大掃除もほとんどしなくて済むようになります。

大掃除は金魚の水槽を全て綺麗に掃除して水も新しいものに変えてしまうため、金魚にとっては大きなストレスとなります。大きなストレスが溜まらないようにするためにも、掃除を楽にするためにもコマメな手入れが大切です。濾過器のフィルターは定期的にしっかりと交換するようにしましょう。

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