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なぜ禁煙続かないの!?禁煙を持続させていく考え方と習慣のすすめ!

タバコを吸う人は非常に多いですが、タバコは周りの人に迷惑をかけるだけでなく自分の健康にとっては100害あって一利なしですから、早々に禁煙をした方がいいでしょう。

ところがどうでしょうか?禁煙は長く継続的に続けられている人はさほどいません。禁煙が長く続かないのは一体なぜなのでしょうか?禁煙をしていくために必要な考え方と習慣を解説していきます。

禁煙は長くは続かない!?

禁煙は案外経験をしたことのある人が多いのではないでしょうか?喫煙者の中に禁煙経験のある人の割合が多いということは、同時に禁煙を成功させられずに結局タバコを吸っている人が多いということです。では、誰しもが禁煙を途中までは経験しているのにも関わらず、完全に禁煙できないのはなぜなのでしょうか?

よく言われることとして、まずは3日間だとかまずは1週間タバコを辞めるといいと言われます。たしかに、3日や1週間を過ぎたあたりから徐々に禁煙が楽になっていきます。

しかし、それでも最終的に完全に煙草をやめられた人は少ないのです。ここにタバコの罠があり、チョビットだけ辞めるのであれば、誰にでもできるのです。そのため、タバコは中毒性があまり高くないと勘違いされがちですが、本当に辞めるのはとても難しい高い依存物質なのです。

禁煙が続かない理由その1

しかし、タバコは合法的に認められている薬物であるように、極めて依存性がその他の麻薬などと比べて少ないと言われています。

さらに、大麻やシンナーなどと比べて幻覚作用も禁断症状も出づらい薬物ですから、世界各国で多くの人が吸っています。では、なぜタバコは辞められないのでしょうか?その理由には現代的な問題がありました。

タバコが辞められない理由として最も大きいのは、タバコ自体の依存性よりも、私たち人間が持つ性格的な依存性と絡み合ってしまうことが大きな原因です。

私たちには多かれ少なかれ癖や習性があります。たとえば、一日に何回もシャワーを浴びないと気が済まないなどもそれにあたり、こうした生活の癖や習慣と深く根付いてしまうのがタバコです。

どんなに長い間タバコをやめていても、ふとした瞬間に吸いたくなってしまうのは、今までの生活の中で何をするにも煙草をくわえていた習慣が記憶に深く根付いているからなのです。

昔行ったきれいな景色のある場所に行った時に、その時にタバコを吸いながら景色を満喫していたことが記憶によみがえり、無性にタバコが吸いたくなったり、日常的に例えばテレビを見たり音楽を聴く時にもタバコを吸うことが癖になっていた人も多いでしょう。

そういう生活習慣から何をするにしてもタバコを思い出すことになるのです。今までの習慣を変えずにタバコの習慣だけをポッカリ取り除こうとしてもとても難しいことなのです。

禁煙が続かない理由その2

また、禁煙が続かない理由はもう一つあります。それは法律的な制限や足かせがまったく無いと言うことです。

タバコを吸っても法律に罰せられるわけではないですし、タバコを吸わない人からしてもタバコを吸っている人に対して本気で煙草をやめろと食って掛かる人は少ないでしょう。そんなことをしても人間関係ばかりが悪くなって自分にプラスがないからです。

今まで長らくタバコを吸っていた人が煙草をやめると、しばらくの間周りの人は歓迎してくれるでしょうし、褒めてくれたりしばらくの間成り行きを見守ってくれたりするでしょうが、それもほんの1ヶ月程度の話しです。

しばらく経てば誰も禁煙していることには触れなくなりますし、誰からも制限されているわけではないので、そのうちなぜタバコをそこまでして辞める必要があるのかを自分に問うようになってきます。結果的にタバコをやめている理由がわからなくなり、また吸い始めてしまうというわけです。

禁煙に大切なのは目標意識!

こうした、生活習慣や法律的な足かせがないことなどから、煙草を継続してやめていける人はほとんどいないというわけなのです。

いくら社会で分煙や禁煙の取り組みを進めているように見せても、結局国の予算はタバコを吸う人から取る税金でも多くまかなわれているため、本格的にタバコを制限するようなことはできないのです。

禁煙に大切なのは目標意識の高さです。ただ健康のために煙草をやめようではなく、タバコを吸っていたらどのような害があって自分に取って都合が悪いかをしっかりと把握し、さらに煙草をやめると自分にとってどれだけいい事があるかをしっかりと把握しましょう。

それでいて、禁煙に大事な目標意識は、ただ禁煙を成功させることだけではないのです。禁煙をしてからではないとできないような別の目標もあわせていっぱい作っていく必要があります。
 
煙草をやめるという目標だけでは、その目標を見失った時におわりですが、その他にもたくさんの目標を立てていれば、おのずと煙草をやめる意欲がわきます。

このことは、禁煙に限らず全ての目標を達成する場合に使えます。また、いくら一つの目標を強く意識したとしても人間の集中力に限界があるように、いつまでもその目標を強く意識して継続していくことは難しいです。

タバコを辞める理由の他にもたくさんの目標をそれに絡ませていくことによって、はじめて長期的に曲がらない目標意識へと繋がるのです。

生活の癖をうまく別のものへとシフトする

煙草をやめる意欲に関してもそうですが、その他にも禁煙を成功させるために重要なポイントはあります。たとえば禁煙をいきなり毎日の習慣を取りやめようとしても無理があります。

その人の長年の歳月がかかったものをいきなり変えていこうというのは至難の業ですから、それよりも生活の癖をうまくコントロールして、別のものへとシフトしていく考え方が大切です。

たとえば、毎日何をするにも煙草をくわえる癖があるのであれば、棒付きの飴をくわえる習慣に切り替えてみたり、電子タバコをくわえる、ガムを噛むなど、その他の方法にシフトしていくのです。

徐々にそれが当たり前になっていけば、確かな目標意識とあわせて禁煙を長期的に継続していけるでしょう。

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