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カウンセリングは、話に出てくる人より話している人にする理由とは?

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2013.11.14

カウンセリングなど人の悩みを聞く仕事の中では、「うちの主人が」とか「うちの息子が」といった自分以外の人が悩んでいたり問題を抱えているように話す人がいます。もちろんそれは話に出てくる人が持っている悩みや問題だとしても、それに関わっている人、その人の話をする人も何らかの悩みを持っているかもしれません。

悩みを話す人が悩みを持っている?

「うちの主人が」の後に続く問題は、不倫や離婚、不満や仕事の悩みなど色々あるかもしれませんが、それはあたかも主人が悪いように聞こえるかもしれません。もちろん主人が浮気をしているならしている方に問題があり、されている方はかわいそうな立場に見えるかもしれませんし、それも一部あるでしょう。

ですが、浮気をする側がいればされる側もいて、逆に浮気をされるタイプじゃない人はパートナーも浮気しないようです。浮気だけじゃなく、喧嘩やいじめもする方が全て悪いように見えても、そもそも喧嘩に発展しない仲もいじめに発展しない仲もあることから、そうなるということはされる側にも何らかの影響力があるといえます。

なので、第三者的な視点から2人の問題の解決策を客観的に聞きに来た人は別だとしても、その悩みや問題の影響を受けている人は、その人にも何らかの影響力があるかもしれません。

そう考えると、相談の中に出てくる人もそうですが、相談している人にも悩みがあり、それを見えないように話しても話し方や、そもそもなぜそう感じたり思うのかなどで悩んでいることが分かります。

相手のせいで自分がこうなっていると相手のせいにしている人は、相手と自分がいて成り立つことなので、逆をいえば何も出来ない自分に怒っていることを相手にぶつけているといえます。なぜなら、全ての人が自分と同じような行動をすることはなく、たとえばいじめをいじめだと捉える人もいれば、いじめをただの悪ふざけのように捉える人もいます。

なので、いじめられたと思う人は、その行動をいじめだと自分で認識しているということで、その認識があればその現実が出来るともいえるでしょう。他の人がいじめられたと思うようなことをされても、逆に面白おかしく相手とコミュニケーションする人は、いじめだと捉えないのでいじめだと思う現実より面白おかしい現実が出来るといえます。

そう考えると、世の中のことを理解し、気持ち、考え、行動することによって自分の見方が出来るということは、話している人の見方を変えることが問題解決に繋がるといえます。

表面的に振り回されない

カウンセリングなど人の話を聞く中で、聞いている自分の気持ちの動きを意識しながらも気持ちに振り回されるとややこしい方向に進むことがあります。お悩み解決をする番組でも、怒って根拠のないことを話したり、自分の主観で相手を裁いたりする人もいますが、それは相手が自分がそうなっている意味が分かる人じゃないとただ感情的に振り回されることもあります。

たとえば、すぐに恋人と別れてしまう人にもっと長く付き合いなさいと怒っても、底にある親密性への恐れが癒されないと、ただ苦痛や不安を感じながら過ごすことになるかもしれません。なぜそうなっているのかという根本的なところを俯瞰して高く広い視点で見ることで、感情的に相手を裁くことも和らぐと思います。

なぜを深める

なぜそうなっているのかというのをコミュニケーションで出来るようになると、自分や相手の行動、思考、感情に振り回されることも少なくなります。なぜなら、そうなっていることには理由があり、それをなぜそうなっているのかと答えを探すことで、違う視点で物事を見ることが出来るからです。

そして、より高い視点で物事が見える人はなぜを深めている人で、たとえばなぜこの人はこの行動をしているのか?と考える人は、それはその行動の元となっている観念があるからだ、と気付きます。そのための知識やスキルも大切ですが、相手の行動を行動としてしか見る視点がないと、相手が怒ったら自分も対抗して怒るといった表面的に振り回されることになりかねません。

なぜその行動をするのか?
それはこういう観念を持っているからだ。

なぜその観念を持っているのか?
それはこういう出来事があったからだ。

なぜその出来事からそうなってしまったのか?
それは人は痛みと快楽に物事を分けるからだ。

そういったなぜを深めると、今まで分からなかったことも分かってきたり、より高い視点から見ることで相手の問題が別の角度から見えて、分からなかった問題も分かるようになることがあります。そのうちの1つが悩みを話している人の話に出てくる人よりも、話している人が悩みを持っているという考え方です。

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