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日本の常識は海外の非常識!?日本人が戸惑う盲点の海外常識5選①

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日本では常識と思われていることが海外では通用しなくなる。異文化圏に行くと往々にしてこのような経験をさせられる事があるわけですが、あなたはそんな「世界の常識」をどれくらいご存知でしょうか?

グローバル化が叫ばれて久しい昨今。あなたはいつ海外赴任を言い渡されてもおかしくはありません。海外赴任とまではいかなくても、長期出張でしばらくは海外で仕事といったシチュエーションは身近に起こりうるものです。

そのような今日、若いうちから日本の常識と世界の常識は違うものだと認識してその違いを多少なりとも頭にいれ、「そう遠くはない、来るべき日」に備えておくのが、グローバル社会を生き抜いて行くための秘訣だと思います。

そんなあなたに役に立つ、日本の常識が世界では通用しなかった盲点的なエピソードを、いくつかご紹介していきたいと思います。

レジでは急いでくれないのが世界の常識

日本のコンビニエンスストアで買い物をしていると、店員さんたちがとてもテキパキとレジ業務を捌いてくれている事に関心させられます。商品の補充や掃除がどんなに忙しかろうと、レジで待っているお客がいると「絶対に待たせない」という気迫をもってレジまですっ飛んできてくれますよね?

商品の補充に夢中になってしまい、お客から「すいませーん」と声をかけられてしまう店員さんも時には見かけますが、そんな店員さんも声をかけられればレジまですっ飛んできてくれるのが日本のコンビニでみかける常識的な光景です。

これが海外に行くと、状況は著しく変わってきます。レジにどれだけ行列が並んでいようとも、店員さんには何処吹く風。レジ担当者はのんびりとレジを叩き、商品の補充係は、並んでいるあなたに気づいていようとも、ひたすらに補充作業を続けている事でしょう。

彼らにしてみれば、慌てて作業をしてお金の計算を間違えたり、作業自体を間違えてしまうことによって課せられるペナルティのほうがよっぽど怖いわけで、レジでお客を待たせることなど全く悪いなどとは思っていないわけです。

そもそもお客自体も「いつかは順番がくるだろう」くらいの意識でいますから、「お客を待たせてはいけない」などといった常識が育まれる土壌もないわけです。海外に行ったら、レジの行列にイライラする事なしに、おとなしく並んでいるようにしましょう。

切符購入の行列は割り込まれるもの

列にちなんだ海外の常識をもう一つご紹介しておきましょう。シチュエーションはコンビニから駅に変わります。

あなたが切符を買うために行列に並んでいるとします。日本においては列に並んでいる人々は整然と順番を待ち、列に割り込んでくる人などは滅多に見かけることがないでしょう。

ところが海外に行くと、切符を買う列とは別に窓口に殺到する「別の列」ができるようになります。日本でこのような光景を見かけたら「ちゃんとこっちの列に並べよ」と怒る人が出てくるでしょうが、海外の人々は全く意に介するそぶりを見せません。

よくよく見てみると、この「別の列」を形成している人々は切符を買うわけではなくて、次の急行電車の停車駅や自分の目的地に行くための列車の情報を窓口の駅員に聞いているのだということがわかります。

話は少々飛びますが、ある日本語の堪能な外国人が日本の駅の窓口で自分が乗る特急電車の停車駅について質問をしようとしたところ、窓口の駅員にこのように言われて、とても頭にきたことがあったそうです。

「この特急電車は○○駅に停まりますか?」→「ちゃんと列に並んで下さい」。

確かに皆が切符待ちの行列にイライラしているわけですから、この駅員さんの言動は正しい言動と思われるかもしれませんが、この外国人からすれば「ちゃんと並んで下さい」というよりも「はい」と答える時間の方が圧倒的に短いだろう!という気持ちになるのも理解はできます。

日本と海外の常識が逆転して起こったこのエピソードですが、とにかく合理性を追い求めるのが海外の常識です。

列に割り込まれて切符を購入されたら文句の一つも言って良いですが、割り込んで特急の停車駅を聞くくらいは海外の常識からすれば「○」となるわけですから、「ちゃんと並べよ!」などと怒ってしまって顰蹙を買わないように気をつけましょう。

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