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人望は作るものではなく、生まれるもの

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2013.10.13

日頃の生き方が、そのまま帰って来ると言われています。日々の積み重ねで他人の印象というものが決まって来るものです。

イチロー選手の4000本安打達成の折に、試合を中断してまで自分のチームだけでなく相手チームも祝福してくれるなんて前代未聞の祝福を受けることができたのも、普段からのイチロー選手の人柄と尊敬が生んだものでしょう。

他人から好かれ尊敬されるには、あなたの日頃の優しさや礼儀が他人に喜びや感謝を与え、自分への厳しさが尊敬を生みます。その他人に対する誠実さ・真面目さが、そのまま自分に帰って来るのです。

他人の思いはわからないものです

「自分が他人からどう思われているか?」ということについて、他人の悪意は気付きますが、他人の尊敬や好意というのは案外わからないものです。

私の友人に、とってもわがままな女性がいます。彼女はいつも勝手気ままにふるまい、彼女の思い通りに男性は動きます。一見「女王様」です。実際「姫」というあだ名がついていました。

でも、彼女は女友達もたくさんいます。女友達の間でも「わがまま」と思われています。それでも女友達は減りません。「わがままな人間」って普通は嫌われますよね。でも彼女のわがままは許されるのです。それは、彼女は、わがままである以上に、誰よりも人の気持ちに敏感なので気遣いが凄いのです。

人の気持ちに敏感ですから、相手が喜ぶことをどんどんします。わがままを叶えてくれた分のお礼でもあるのでしょうか。だから、彼女と一緒にいると嬉しいこと、ビックリすることが多いのです。おまけに彼女は思いっきり天然ボケで、一生懸命していることが少しずれているので面白いのです。

彼女の洞察力は本当に優れていて、他人の気持ちに恐ろしく敏感で、本当に人を喜ばせることに関しては、天才的なのです。その結果、その人の気持ちに普通に反応しただけのことなのですが、他人にはそれが細やかな気遣いに見えるのです。それが自然と他人を「嬉しい」気持ちにさせるのです。

彼女は、そういう自分に気付いていません。だから「わがまま」と言われることに傷付き、直そうと「どういう時にわがままだと思うか」を周りの友人に聞いてまわります。でも誰もが「上手く言えない。でも、嫌な思いがするものじゃないから直さなくても良いんじゃない?」と言われるのです。

彼女のわがままが気にならないほど、彼女と一緒にいると嬉しいことが多いのです。彼女の心が委縮してしまうことを周りが恐れるほど彼女の存在を周囲が大切に思っていたのです。今のままの自由な彼女だからこそ、思うままに相手の心に敏感に反応し相手への気遣いとなることを周りはわかっていたのです。

彼女は未だに自分の良さに気付いていません。でも、彼女は気ままに奔放に振舞っていても彼女の周りには人が集まります。その人脈は凄いとしか言いようがありません。さらに彼女は凄く運が良いのです。

これは周囲から彼女を見た感想です。「お気楽でいいな」という感じです。実際嫉妬から敵を作ることもあるようです。でも、彼女を良く知る人は彼女の努力を知っています。他人の心に敏感だということは良いことばかりではありません。敏感な分、傷付くことも多いのです。

例えば、見捨てることもできないので、余計な負担をしょいこんでしまった上に、深く関わり損をすることもあります。彼女は「どんな人にも誠実で、絶対裏切らない、愛一杯の人」なのです。

彼女はわがままですから、素直に真直ぐに生きています。だから大切な人には言いにくいこともストレートに言います。その結果思いが通じなかったとしても、彼女は言い訳もしません。相手にどう思われようと「仕方ない」と思うようです。

他人の気持ちは自由だから、気持ちが通じなくても責めることはできないそうです。自分の気持ちが通じなかったということは、自分が思ったより相手に信用されていなかったということだそうです。それを泣きながら受け止めていたのを見たことがあります。

私には相手を全く責めずに一人で闘っているように見えました。彼女は、自分に厳しく、相手を責めることを絶対にしない人です。彼女は自分の心に正直に生きています。彼女は自分のわがままに責任を取る人なのかもしれません。

それが潔く気持ちいいので、味方が多いのかもしれません。思わず助けたくなるのかもしれません。彼女の健気さに他人は心動かされるのかもしれません。彼女の言う通り他人の気持ちはわからないので断言できないのですが、私は彼女の生き方に憧れる人、彼女に感謝する思いが他人を動かすのでしょう。

彼女の恐るべき人脈と人望は、彼女の生き方や日々の行動に他人が感銘を受け、動かされるからだと思います。彼女の人望は、彼女の生き方が生んでいるものなのでしょう。

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