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世の中の自動化で便利になった反面、失われていく人同士の絆

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2014.01.16

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最近、色々な物が自動で出来るようになっていて驚く事があります。図書館では、自動貸し出し装置などという物があったり、チェーン店では食券での販売も多くなりました。

スーパーなどでも自分で会計を行い、お金を支払うシステムもありますし、ガソリンスタンドでもセルフ式のガソリンスタンドが増えてきました。

昔はファミレスのコーヒーのお代わりも自分で注文したものですが、今はドリンクバーというのが普通になってきました。自動化は、人件費を考えると必然的な流れではありますが、逆に雇用が減るという事も招いています。

ですが、逆に店員の手間を増やさないという事で気楽に使えるようになった側面もあると思います。実際、自分の場合、ファミレスなどでドリンクバーは何度もお代わりしますが、もしも店員を呼んでのシステムだったら利用頻度は減っていたと思います。

これは、他の場所でもあることだと思います。ガソリンスタンドの場合は

「窓拭きますね」
「タイヤ圧計りましょうか?」
「ゴミはありますか?」

と、サービスだとは分かっているのですが、正直うるさいと感じる時もあります。

外食の注文でも悩んでいる間に待っている店員の姿は困る場合もあります。スーパーでは、待っている列に並ぶのも面倒ですが、大量に購入したときや、逆に少量の購入の場合は自分でやってしまえば楽な場合があります。

もちろん、これとは真逆な人もいると思います。

「店なんだから、客にやらせるなよ」
「サービスしろよ」
「店員のほうが早いよ」

これは考え方の違いなのでどちらがいいとは言えない事ですが、実際に自動化によって、上記の方がいい場合にはそちらを選べばいいし、そうでない人は従来のサービスの場所を選べばいいのです。

そんな差別化が出来るようになった事は、とてもいいことだと思います。もちろん、お酒やたばこなどの売る側に責任がある場合は別ですが、“状況に応じて選べる”という事は、とてもいいことだと思います。

そして、そんな選ぶ事が出来る状況だから見える事もあります。それは、ちょっとの関わりしかない店員との会話の存在です。現代では不要のように感じる、そんな少しの関わりが重要な意味を持っているのではないかと感じるのです。

ある喫茶店なのですが、そこでは店員がお客さんと軽く会話をしているのです。

「こんにちは」
「いらっしゃいませ」

だけでなく、

「今日はいつものじゃないんですか?」
「どうしました?」
「席までお届けしましょうか?」

そんな喫茶店は、近くに同じような喫茶店があるのに、とても混雑しています。もちろん、推測ではありますが現代の人が不要と思っているそんな少しの会話の中に、とても重要な何かがあるのではないでしょうか。

具体的にいうなら、ストレス解消、精神の安定、気分転換。そんな現代に蔓延している病気の根元は、そんな小さな事で変化しているのかもしれません。

もちろん、自動化が現代のストレス社会を作ったなんていうつもりはありませんが、それでも自動化によって見える何かに、ストレス社会を解決する方法があるのかもしれないですね。

そんな大それた問題はともかく、ちょっと疲れた……ちょっと気分が優れない……そんな時に普段と違う事をしてみるのはどうでしょうか?

普段から食券の自動販売機がある店にしか行かない人は、普通のお店に入って、自分の声で注文して、そして「いただきます」「ごちそうさまでした」と言うだけでも何かが変わる……そんな気がします。

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