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自分を知る事で、生きやすい人生を歩む方法

2014_2_32

今日は自分を知る事で、生きやすい人生を歩む方法についてお話ししようと思います。人生を苦しく辛いものにするのも、楽しく明るいものにするのもあなた次第です。
 

人生を生きやすくするには、自分を知る事がすべてであると気づく

あなたが現在までの人生を振り返って、どのような事で苦しんで来たのかはわかりませんが、そのほぼすべて悩みは、他人から見れば大した事ではない悩みだと言切れます。もちろん辛い思いをしたんだねと共感してくれる人もいるかもしれませんが、あなたが思うほどではありません。

なぜなら、どんな事に反応して、どんな風にそれを解釈して、あなたの体はそれをどのように受け入れるのかは、あなたにしかわからないからです。もちろん、それは他人にも言えて、他人の傷みをあなたが共有する事も、本当の意味で理解する事も不可能です。

たとえば、あなたが友達に100万円借りたとしましょう。あなたは100万円と、食事くらいごちそうすれば借りは返したと思うかも知れません。食事をごちそうしない人すらいるでしょう。しかし、それは大きく間違っています。借りを返すという事は、あなたとその友人がまったく同じ金銭状態で、まったく同じ心理状態で、まったく同じ金額を、まったく同じ期間貸す必要があるわけです。

これは物理的に不可能です。もっと踏み込んで説明しましょうか。たとえば、この友人が数億円の資産を所有しているのであれば、100万円はそれほど大金ではないでしょう。しかし、多くの一般人には100万円という金額はものすごい大金です。私なんて実際に目にした事すらありません(笑)

私には100万円という金額を貸してくれと言われても、絶対に捻出出来ないので断ります。その半分も無理です。なんと言われようが無いものは出ないので、貸しませんよね。
仮に私よりもある程度裕福で、頑張れば貸せるくらいの人だとしても、あなたが困っているのに見かねて、お金を貸して、その返ってくるまでの期間、その友人がどのような生活をしてきたのかは、あなたは知る由もないでしょう。

相手の立場になって考えるということ

私は、高校くらいまで母が毎日、朝早く起きて、私たち家族のために弁当を作り、出勤して、帰宅したら掃除洗濯などもこなし・・・というのを母なら当たり前に出来るだろう、くらいに思っていました。しかし、自分が実際にやってみて分かったのは、こんなのどうやって毎日やっていたんだろうという事です。

高校生でしたから、体力はありましたし、私はそこそこ器用でしたので、料理なども人並みには出来ました。なので、他の男友達などと比べたら、比較的いろいろ出来た方だと思いますが、やってみたらそりゃあもうしんどかったです。いつだったか、母が、遠方の友達の家に泊まりがけで遊びに行った時に、おそらく初めてちゃんと家事をまかされました。

私は往復3時間かけて高校に通っていましたから、部活が終わって食事を作るのは夜7時を過ぎていて、その後にバイトもしていました。朝5時に起きて洗濯をし、洗濯物を干したら、家を出て学校に行っていました。朝の天気予報などを見たのも、あのときが初めてでしたね。

私は、この時、初めて家事の大変さを知ったんです。しんどくて投げ出したくなりましたが、親父が帰宅するまでには、料理や風呂掃除などは必須でしたから、かなり大変でしたがなんとかこなしました。私は、人生で初めて(?)本当の意味で、母親に感謝する機会を得たのですが、つまり、人間というのは、まったく同じ事をしてみないと相手の気持ちはわからないという事なのです。

そして実際に私が家事をしたのなんて、3日間くらいの事でしたから、何十年もそれを続けて来た母親の仕事量たるや、ちょっと想像もつきません。子どもひとりいる専業主婦の年収は1000万相当だとか、以前お昼のニュースでやっていましたが、それくらいもらってもおかしくないくらい大変だなと思いました。更に小さな子どもがいるなら子育ても、となると想像を絶します。

つまり、あなたがその友人に借りを返す事は、不可能だという事なのです。だから他人に借りは作らない方が良いんですよね。

生きやすい人生を生きる

私が上記の例で言いたかったのは、自分の事は自分にしか分からず、自分にとって何が必要で、何を欲していて、何が一番メリットかは、あなた自身を知る以外に方法はないのです。なので、過去と現在の自分をしっかり観察し、毎日毎日自分探しの旅をする事です。それがきっと最高の人生を作ってくれますから。
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