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自分の中にある守り神は、実は貧乏神になる可能性がある!?

あなたの中の守り神は、本当にあなたのことを守っていますか?「え?どうゆうこと?」と思う人がほとんどかもしれません。自分の中には自分が思ってもみないことをする力や感情があります。

それを司っているのが守り神だとすれば、それは本当に自分の理想の人生にするために動いてくれているでしょうか。逆に、理想の自分とは真逆に動いていつまでも殻の中から出ることが出来ない状態の人もいるかもしれません。それが、自分の中の守り神だとしたら、もしかすると貧乏神になっている可能性があります。

今の状況を変えられないのは貧乏神のせい!?

今の状況が苦しくて抜け出せない人がいます。それは、お金の面だけではなく健康や人間関係、恋愛や家庭環境など、自分ではどうしようも出来ないような問題に直面している人もいるでしょう。そして、そういう場面になると、どうしても自分のふがいなさを責めたり周りの人を責めたりしがちになります。

ですが、それは自分の中にある貧乏神のせいだとしたらどうしますか?貧乏神というと抽象的すぎて分かりづらいかもしれないので、より詳しくいうと自分の中の防衛反応です。自分の中には自分の身を守ろうとする防衛反応があり、これがあるおかげで危険を察知することや安全の方向に進むためのコンパスになります。

ですが、それも良い方向だけの進むとはいえません。なぜなら、自分の中の防衛反応は思っている以上に強い力があるからです。例えていうなら、強力な接着剤があったとして、それを自分が使いたい部分以外のところについてしまって、ついてはいけないものまでも離れなくなってしまうことと同じような感覚です。

それを取るには時間と労力、ひょっとしたらケガをする可能性もあります。自分の中にある防衛反応はそれに近い力を持っていて、まさに自分ではどうにもできない貧乏神に似ています。

なぜ、守り神は貧乏神になってしまったのか?

このように、非常に優れた体の機能ですが、使い方を間違えると取り返しがつかない状況を引き起こす可能性があるということです。ですが、なぜ自分のために使えば最高の力になってくれるはずの防衛反応が、望まない形で自分の足を引っ張る力に変わってしまうのでしょうか。

その根本的な原因の1つは、小さい頃の環境といえます。小さい頃は、やはりどうしても親は子供の安全を守ってあげたいために、どんなことに対しても「それはダメ」「そっちいっちゃダメ」「「早くやりなさい」といったように、自分が行動することに対して制限がかかることを言うことが多いです。

それは、身の安全を守るために仕方がないことと思われますが、それが当たり前になったらどうでしょうか?それは、大人になると自分の心が不安に思う時ほど、ブレーキがかかる絶好の材料になってしまいます。

「自分の夢に生きるんだ!」という気持ちがあっても、それと同時に「それはダメ、何考えているの」という親の声が聞こえてきたりします。そして、一番キツいことはそれが現実だと認識してしまうことです。

「親が言うなら正しい。自分は夢に生きるべきじゃない」というふうに判断してしまいます。そして、このように生きている人の数は全人口で9割以上の人に当てはまるといえます。

全てが小さい頃の教育によるものというわけではありませんが、小さい頃の思考や感情、行動は大きくなっても続く傾向があります。それは、自分の身を守る守り神といえますが、逆にいえば自分の理想を生きられない貧乏神になるということもいえるでしょう。

貧乏神を理想の守り神にする方法

では、自分の中の貧乏神をどうやって理想の守り神に変えることが出来るでしょうか。それには、まず理想の自分の状態を思い浮かべることから始まります。もし、今の生活に何1つ不満がないのであれば、そうしたことをする必要はないでしょう。

ですが、幸せに成功している人であればあるほど、理想の自分を実現しても、自分の才能をもっと周りと分かち合いたいということで、より自分の可能性を追求しているようです。なので、理想の自分の状態を思い浮かべることは誰でも効果があるといえます。

まずは、そうしてゆっくりと自分の中から変えていきます。人によっては沢山の貧乏神が自分の中にいることがあるので、1人の貧乏神が守り神に変わっても、まだ沢山の(?)貧乏神がいるかもしれません。

ですが、よくよく考えれば、小さい頃何気ない一言で出来ただけのものなので、それが感情的に強いつながりがないものであれば、すぐに変えられるものでもあります。

自分の中で、「あっそうか」という気付きがあるだけで、人生は変わっていきます。なぜなら、その認識の積み重ねが自分の人生を形作っているからです。これからは、新しい気付きを自分の守り神に変えていける建設的なものに変えることが出来れば、貧乏神は守り神になってくれるでしょう。

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