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無線か?有線か?インターネット回線のすすめ!

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インターネットは私たちの生活に密着して誰もが利用するものとなりましたが、その反面回線やプロバイダもたくさんあり、そもそもそういう専門用語や知識が良くわからないという人も少なくはないでしょう。今回はインターネットの基礎知識と回線に付いて解説していきます。

インターネット・プロバイダとは?

パソコンが普及し、インターネットが発達したことで、現在では多くの人が自分専用のパソコンを所持し、タブレットやスマートフォンなど、インターネットに接続できる端末を持っています。そして、インターネット回線を考えた時に、いろいろな知識や専門用語が存在し、どれも聞いたことがあるようで、その本当の意味を知らないという人も少なくはありません。では、インターネットの基礎知識について、まずはプロバイダから考えていきましょう。

インターネットには、それを利用するために必要な回線とプロバイダとが存在します。インターネット回線は基本的にはあまり多く存在しません。回線を全国に有線で張り巡らせている大元がNTTであり、現在NTTが使っていない余っている回線を利用してauやら各社がインターネットサービスを提供しています。

そのため直接の回線自体に大きな違いはなく、何本も系統の違う幹線が張り巡らされているというわけではないのです。そして、プロバイダとはインターネットのプランやサービスを提供している会社で、基本的には回線を使用するために、こうしたプロバイダと契約をすることで利用するのが普通です。

ルーターとモデムの違い

インターネットを利用するために室内に設置される装置として、ルーターとモデムというものがあります。どちらも似ているかたちをしているため見分けがつきづらく、どちらも同じものだと考えている人も多いですが、これらには大きな違いがあります。

まず、インターネットを利用するのに最低限必要な機器は、モデムと呼ばれる機械です。お弁当箱サイズの機械にいくつもランプが付いていて、点灯もしくは点滅しているものになります。モデムは、インターネットを利用するためのIPアドレスというものが割り振られた装置で、このモデムを通してIPアドレスを利用することによって、現在○○という契約者がこの場所でインターネットを使用しているというのを伝える役割があります

そして、ルーターとはモデムとPCの間に繋げる機械で、IPアドレスを複製して複数のパソコンでインターネットを接続できるようにしたり、無線LANという機械で家中を無線でインターネット接続できるようにするものです。

上がり速度と下り速度

インターネットの回線の速度を明確にするひとつの基準として、上り速度や下り速度というものがあります。基本的に「50Mbps」などの形式で表記され、これは1秒間にやり取りできるデータの量を表しています。この数値が大きいほど、より多くのデータを1秒でやり取りできるため、高速だということが言えます。

上り速度と下り速度とはインターネット通信の状態を示しており、下りとはホームページや動画を閲覧している時の速度で、上りはメールを送信したり、WEB上にデータをアップロードする時の速度です。

そして、基本的にこの数値は計測上の最大値となっており、ほとんどの回線は「ベストエフォート型」のプランを採用しているため、必ずしもその速度が出ることを保障しているものではありません

これと対をなすプランとして「ギャランティー型」というものがあり、基本的に数値上の速度を保障しているものですが、その分料金が高いことが多いです。基本的には光サービスでもない限りは使用頻度の高い下り速度を優先して、上りは速度が遅めに設定されている代わりに料金を安く設定してあるインターネット回線がほとんどです。

様々なインターネット回線の業者

インターネットを契約する場合、現在ではさまざまな業者からネット回線を契約できます。基本的にプロバイダというのはOCNやniftyなどの業者で、回線業者はNTTやauなどになります。

インターネット回線を利用する時には、様々な種類があります。光回線は光ファイバーを使ったもっとも高速なインターネット回線ですし、ケーブル回線は光ファイバーと同軸ケーブルを組み合わせたハイブリッド回線となっています。WiMAXやイーモバイルなどの無線回線も存在し、現在では様々な回線から選択することができるようになっています。

無線回線を利用するメリットは、携帯電話のようにノートパソコンやスマートフォン、タブレットなどをどこでも快適にインターネットに接続できるというもので、光回線は上り・下りともに高速なインターネット通信が、ケーブルは速度に合わせた最適な料金プランが多数用意されています。賃貸物件に住んでいる場合は、その物件にどの回線が来ているかによっても契約できる回線業者が変わります。

無線系はエリアが限られていることも!?

無線系のインターネット回線は、全国どこにいても携帯電話などと同様にインターネットに接続できることですが、まだまだ最近出始めたばかりのサービスでもあり、全国各地の普及には至っていない場合も多く、繋がりやすいエリアと繋がりづらいエリアがあるようです。

主要都市であればしっかりと接続することができても、ちょっと地方にいくと繋がらなかったりするのでは無線本来の強みが活かせない場合もありますから、お住まいの地域と対応エリアをよく確認してから契約する必要があるでしょう。

また、無線通信ですので携帯電話同様不安定な接続状態の時もありますし、家庭内だからといって繋がりやすいとは限りません。その点有線であれば、家庭内にいれば不具合でもない限り確実に繋がります。

あとはその人ごとの用途にあわせて、主要都市に住んでいて、しかもノートパソコンを頻繁に持ち運んで外出先でも使いたいというのであれば、無線系の回線が有利になってくるでしょうし、近年では「テザリング」といってスマートフォンをWi-Fiの中継スポットとして、携帯電話回線でパソコンをネットに接続することができるものもあります。

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