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あなたの話はなぜ無視される!?人に好かれる話し方・聞き方入門

話し方よりも聞き方が一番の問題だった!?

なぜか自分が話をしようとすると被せられたり、無視をされることが多くありませんか?なぜあなたの話は無視されるのでしょうか?聞いてもらえないから、よく聴こえないのかと思ってさらに必死になっていませんか?これ、さらに追い討ちをかける逆効果です!

あなたの話が無視される原因は話し方でも話題でもなく、聞き方が一番の問題なのです。相手はよく鏡だと言いますが、まさにその通りで、自分が相手にした態度と全く同じものが相手から返ってくると思っていいでしょう。

会話の基本はキャッチボール!

会話の基本はキャッチボールなのです。しかも相手にしたことがそのまま自分に返ってくるのですから、会話だけではなく人と接することの基本はキャッチボールなのかもしれません。このキャッチボールは当然、投げる側と受け取る側の2人がいなければ成立しません。

相手が投げてきたボールをちゃんと相手の方向に返してあげて初めて会話が成立するのです。もし、相手がただひたすらボールを投げてきたらどうでしょうか?こちらがキャッチして投げ返すのも無視してただひたすらボールをぶつけてくるようでは相手は疲れてしまうどころか怒りを覚えます。

現実的にこれと全く変わらないような会話のしかたをしている人が結構います。自分から話しかけたくせにこちらがリアクションをしてもなにも聞いていないどころか、リアクションをする前にまた別の話を始めたり、こちらの話しかけには全く答えず自分の話題に変えてしまったりと、悪いコミュニケーションの典型例です。

相手の話を聞いたつもりになっている

話し方よりも聞き方が一番大切なのだということを説明しましたが、相手が話をしている時に何となく返事をして聞いているつもりになっていませんか?

相手に「聞いてるの?」と聞かれて「ちゃんと聞いているし!」と思うかもしれませんが、会話においては相手がいるわけですから、ちゃんと相手に誠意を持ってリアクションや相づちを打って初めて聞いていることになります。

ろくに反応をしないで聞いていると言っても相手には「なんて非常識なやつだ」という印象を与えるだけです。それもそのはずで、相手はあなたに話しかけているわけで、あなたはラジオを聞いているわけではないのですから、ちゃんと誠意を持ってリアクションをするのが当たり前です。

自分の話に切り替えることで会話をしたつもりになっていない?

また、これも特に多く見受けられるのが、自分の話に切り替えることでリアクションや相づちを打ったつもりになっている人が多いということです。人が話していてすぐに「おれも~~でさ、」とか「私もこの前ね・・・」などというふうに、自分の体験談に話を置き換えようとする人が結構います。

相手にとってはまだ話のほんの序章かもしれません。これから話したいオチがあるのに、その都度自分の話題に切り替えられたらたまったものじゃありません。結局その話では最後まで自分の話をすることができずに不完全燃焼をしてしまいます。自分の話に切り替える場合は、相手の話の流れや切れ目を考慮するなどの配慮が必要です。

7聞いて3話すのがベスト!

基本的に、人というのは自分のことを話したい生き物です。そのため、自分の話を最後まで熱心に聞いてくれる人に対しては信頼感や好感を抱く傾向が非常に強いです。そのため、ヒミツの本音を聞きたかったり、相手に好感を抱かせたい場合には精一杯聞き役に回ってください。

自分ではそこまで話しているつもりがなくとも、人間は相手の話を聞いている時が一番苦痛な時間なので長く感じます。そのため、相手に好かれる会話の基本としては、7聞いて3話すくらいが丁度いいのです。それで相手からすればちょうど5対5での会話をしている感覚になります。

そして、あくまでも相手の話の進行を妨げないようなリアクションや相づちを入れるのが基本です。話し手はほとんど相づちを聞いていません。そのため、わざわざ相手の話したことに関して真剣に考えて、その都度評論家のような意見を言う必要はないですし、それでは相手の会話の妨げになってしまいます。

会話をする時は相手のタイミングと間合いを大切にする

また、自分が話し手になる時はどのようなポイントに気をつければ良いのでしょうか?それはやはりキャッチボールと相手との間合いです。やたら早口に会話を済ませようとする人がいますが、相手のペースを考えずに自分のペースで話してしまうと、相手は息が詰まってしまいます。

相手のリアクションや間合いを大切にして、自分の片方通行にならないようにだけは注意して会話をして、あまりに自分が長く話しているようであれば、あえて相手に話題を振ってみて相手が話し始めたところで聞き役に回るなどの配慮が大切になります。

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