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言っていることとしていることが違う人の本音はどっち?

「これ得意なんで頑張ります!」と言って明らかに得意じゃなさそうな人。「これぐらい簡単に出来るよ」と言って全然出来ない人。こう見たら信頼出来ない人に見えるかもしれませんが、本人は話した通りにやりたいのに出来ないのはなぜでしょうか。

言葉と行動、どちらが本音?

誰でも話した通り出来ればいいですが、「あの人のこと好き」と話していながら嫌いということが分かる行動をしていたり、どちらが本音なのでしょうか。得意ですと言っておいて得意じゃないなら無理をしているかもしれません。頭で考えた嘘も体で表す真実は隠せないようです。

頭でどれだけその人の素敵なところを考えても、友達ならいいでしょうが、恋人として付き合うなら恋愛感情が入っていないと出来ないかもしれません。なので、その感情は体で表現せざるを得ないので、どれだけ頭で考えても体が相手を恋人になるのを拒否しているなら、それが本音ではないでしょうか。

それは恋人との仲だけじゃなく、自分が何かをしようとする時にもこの反応が分かり、たとえば目標設定でも分かります。自分が立てた目標はなぜ達成されないものも多いのか、理想が大きすぎて小さなステップが分からず幻想で終わるパターンもあれば、ステップは分かるけど何か一歩踏み出せないこともあるかもしれません。

頭で考えると理想の姿になったら嬉しいこと、楽しいことがいっぱいあるのに、いざそれをやろうとしたら体が動かなくなる、それは新しいことを始める不安や恐怖が本音としてあるからではないでしょうか。そこで思い切って前に飛び込む人もいれば、何年も考え込んで、しまいには見ないふりをしてしまう人もいます。

これはどちらが良い悪いではなくどちらの人生を選びたいかで、たとえ目標が達成出来なくても達成出来ない人同士で夢を語って楽しくお酒を飲んでいるのもアリかもしれません。

目標をどんどん達成する人が達成せずに夢ばかり語っている人の輪の中に入ると居心地が悪いとしたら、逆に達成しないと決めている人が次々達成する人の中にいたら居心地が悪いかもしれません。どちらにしてもそこには感情があり、その感情に沿って体が動くのでいくら頭で考えて話しても、行動に違いがある人は気持ちを見れば分かります。

どんな恐怖を持っているか?

長年付き合っているカップルでも「もう嫌い!」と言っておきながらラブラブだったり「理想と違って騙された~」と言いながらずっとくっついていたり、言葉ではどうとでも言えますよね(笑)

恋人との仲ならそんな言葉は気持ちと関係ないことはすぐ分かりますが、他のことになったらこの原理が分からず周りの言葉に振り回されることもあります。それをもっともらしく話したり、権威や常識などを使って、たとえば「起業なんてやめなさい、もっと常識を持ちなさい」と言われたら、それがもっともらしく聞こえるかもしれません。

ですが、そこには根拠がなく「なぜ?」と聞かれたら個人的な主観や感情が元になっていて、必ずしもその人の意見が全てではないことが分かります。そこには起業=危ない、危険といったイメージ、起業=常識的じゃないから周りから変な目で見られるといった恐怖を持っているでしょう。

その恐怖や気持ち良いといった気持ちに頭で作り上げた観念でフタをして、それを話すからコミュニケーションがあやふやな方向に向かうことがあります。

さっきの例でも、起業はやめなさいというより起業をするのは自分は怖いと思っているから自分ならやらないといった客観的な一意見としてみれば、その人は怖いと感じてやらなくても、自分はワクワクするからやろうといった感情を分かりあい、意見を押しつけることも減ると思います。

気持ちと動きはリンクしている

落ち込んでいる時、イライラしている時、運動をすると気持ちが変わりませんか?それは気持ちと動きがリンクしているからです。ダンスやスポーツをしながら落ち込む人はあまりいないように、逆に言葉で話していることと体で表現していることのどちらが気持ちを表しているかといえば体の動きです。

たとえば心の中では「今日も仕事かぁ、嫌だなぁ」と思って職場に行って、無理やり「今日も頑張ります!」と言っても体がへにゃっとしていたり笑顔がひきつっていれば、そのエネルギーの低さは言葉でどれだけ美化しても伝わってしまうでしょう。

逆にやりたいことを仕事にしていたり、やりたいことが出来る日は言葉では何を言っていても体がイキイキしているのか、気持ちがやりたいことへの喜びを表しているからではないでしょうか。

それだけ気持ちが体に表す影響力は強く、頭でどれだけ考えても気持ちに振り回されることもあります。周りの人の行動と話していることの違いに気付けば、どちらが本音かが分かるでしょう。

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