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あなたも知的な趣味はいかがでしょうか?美術館の正しい楽しみ方とは

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2014.06.11

女性から「趣味は何ですか?」と聞かれたとき、「大したことありませんが、美術館巡りですかね。地味ですが結構好きなんですよ」なんて謙虚に答えることができたら「アートに造詣が深いなんて素敵!付き合って!」と大モテだとかなんとか。

まあ、モテるというのは半分冗談としても知的に見えて好印象なのは事実かもしれません。しかし趣味どころか、美術館にわざわざ足を運ぶ方は少ないのでは?

せいぜい新聞屋さんからもらったタダ券で特別展に行く程度。そうやって行く機会があったとしても、一体何がいいのか(何を見て面白がればいいのか)分からないという方はもう大多数でしょう。

美術館・美術展の何が面白いか分からないという方は、単純に楽しみ方を知らないということでしょう。逆に言えば、ちょっと楽しみ方を勉強してみれば本当に趣味といえるレベルまでハマる可能性があります!ここではそんな美術館の正しい楽しみ方をご紹介しましょう。

いわゆるスポーツ観戦も「見る」趣味

先に一般的「見る」趣味の代表としてスポーツ観戦を考えてみましょう。

野球やサッカーなど直接スタジアムに行くにしろテレビ中継にしろ、まずルールが分からないと見る意味がありません。基本的ルールは事前に抑えておきます。

さらに出場選手のプロフィール、監督の戦術などのコンテクスト(文脈や背景)を知っているとまた深く楽しめるものです。

こうしたスポーツ観戦の楽しみ方はよく理解されていることだと思います。美術鑑賞とスポーツ観戦が違うのは、スポーツには明確な勝ち負けという価値基準があり、良し悪しの感覚が判断しやすいという部分です。

普通は美術品には勝ち負けという価値観はないので、それが敷居を高くしているわけです。

しかし美術品にだって「ルール」と「コンテクスト」はあります。美術館に足を運ぶ前にまずはこれらを事前知識として仕入れておくと美術館で楽しめるのです。ちなみに「良し悪し」はあなた自身が決めるものです。ここは気軽に構えておきましょう。

美術の基礎知識を持っておこう

美術品のルールというと意味が分からないですが「分類」と言い換えたらいいでしょう。常識よりもプラス・アルファくらいは知っておきたいところです。ざっと挙げると

・絵画か立体かそれ以外か
・画材は何か(油彩、水彩、墨、写真、陶器、木材、石膏etc)
・写実的か抽象的か

というような分類ができるように知識を付けておきます。美術品のコンテキストは、作者がなぜその作品を作ったかを知るということです。

単純に美術館のカタログにもある程度の説明文が書いてあったりするのですが、できるなら事前に自分でも調べておきたいところです。作品が生まれた時代背景や作者の生い立ち・恋愛遍歴が注目点です。

美術館ではじっくり見ながら、それでも気軽に

さてある程度の知識が揃ったところで実際に美術館に足を運びます。あまりに深く知識をつけようとすると一生美術館に行けなくなるのでほどほどにしましょう。

美術館で実物の作品をじっくり見ると、カタログの写真では見えない細かい部分まで見えてきます。事前知識(分類とコンテクスト)を引き出しながら、自分なりに解釈していきましょう。そこで自分の感性と作者の感性がマッチしたときに「ああ、良い作品だ」と思えるのです。

とはいえ、良いところ(もしくは感性が合わない悪いところ)を探そうと一つの作品をじっくり時間をかけてみるのはあまりオススメしません。

特に思うところのない作品であれば、気にせず次に進んでしまいましょう。入場料(美術館はそれなりにしますよね)の元を取ろうなんて考えは余計に無駄な時間になってしまいます。

おまけ:本気で興味が無いのに誘われたら?

もし、本当に美術館には興味が無いけど上司に誘われたんで行かないといけない、なんて状況になった場合にはどうしましょう。

そんなときには上記の事前知識を軽くでも仕入れておき、そして美術館では「自分が1点だけ購入するとしたらどの作品がいいか」という観点で鑑賞するといいでしょう。

1点だけ選ぶとなればある意味勝ち負けの価値基準が現れます。また比較することで詳しく見ようとする意識が生まれ、より真剣に作品を鑑賞することができます。

そんなあなたの様子を見た誘った上司にも「こんなに真剣に見てくれるなんて誘ってよかった」と好印象を与えることでしょう。

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