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木材で選ぶ!ギターベース選びのすすめ!

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2014.03.04

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ギターやベースという軽音楽器はとても多くの人になじみ深い楽器となっていますが、やはり楽器をコツコツと練習して上達していったら、より良い楽器が欲しくなります。楽器選びにはそれぞれいろいろな条件があるでしょうが、今回は木材を基準に楽器選びを考えていきます。

次の一本となるギター選び、その条件は!?

ギターやベースなどの弦楽器を選ぶ時には、まずはじめに自分の好きな形であったりタイプから選ぶでしょう。ストラトタイプであったりレスポールタイプ、はたまたジャズベースタイプであったりプレシジョンベースタイプであったりと、自分の好みのタイプの楽器を選ぶのが一番無難な選び方といえるでしょう。しかし、楽器は木材でできているため、厳密にいえば同じ製品でも個体差がありますし、同じ音の出る一本などこの世には存在しません

次の一本を選んでいく時に、この楽器の本質的な部分で考えて木材をしっかりと選択していくことは大切です。また、より楽器に詳しくなったり経験を積んでいくと、世にある楽器をだいたい弾き尽くした上でオーダーメイドを考える場合もあるかもしれません。そうした場合には自由な木材が選択できるのですから、木材はとても重要なポイントになりますし、木材の組み合わせによって音の傾向や引き心地も大きく変わってしまいます。

ネック材で選ぶ!

まずはネックの木材から考えていきましょう。ネック部分で大切なのは、大きく2層の木材からできていることが一般的です。ネックの本体となる木の部分と、指板と呼ばれる直接指が触れる部分の木材が貼り合わせてあるのです。そしてこの組み合わせが重要になってきます。

とはいっても、ほとんどのギターやベースではネックにメイプルをしようしているのが基本ですから、問題は指板になるのですが、指板に使われる木材でメジャーなものといえば、ローズウッド、メイプル、エボニーの3種類になります。

ローズウッドはもっとも無難な指板で、多くの楽器に採用されています。ローズウッドを毛嫌いする人もいますが、最も人間的な自然な音の出方がするのはローズです。音の立ち上がりは、他の2つと比べるとあまり良くありませんが、自然に音が出てくるため、弾きやすいことには間違いありません。音のバランスがよく、それでいて自然でウォームな音がローズウッドの基本的な客観です。

続いて、メイプル指板は音の立ち上がりに特化した指板で、カッティングやスラップなど、輪郭とアタックを強調したい演奏に優れています。中高域成分がよく抜けますので、輪郭や粒立ちがハッキリとしてきますので若干上級者向けにはなりますが、リズム感と音の粒立ちがしっかりと表現でき、それをバンドで活かしたい場合はおすすめです

最後に、最も高級材と言われているのがエボニーです。エボニーは真っ黒な天然の木材で、音の立ち上がりが早いですが、落ち着いた音色で中低域もしっかりと拾ってくれます。そのため立ち上がりだけでなく、存在感と厚みのある音が出ます。ベースにはとても向いた木材だといえます。

とはいえ、近年では真っ黒なエボニーは実質まったく採れません。ワシントン条約で規制されていて、もうすでにそうしたエボニー自体が希少な木材だからです。エボニーは家具や楽器など多くの分野で最高級とされており、採られすぎてしまったことが原因です。そのため、残念ながら現行でラインナップとしてエボニーを採用している製品には、天然の真っ黒なエボニーではなく、色ムラのあるエボニーが黒く着色して使われています。

ボディー材で選ぶ

つづいてボディー材に移りますが、ボディ材にも定番はあるものの指板ほど固定されたものではなく、非常に幅広いものが採用されています。

フェンダー社の定番の木材としては、アルダーとアッシュがあります。アルダーは比較的軽量で加工が容易な木材ながら音のバランスが良く、出音も自然な立ち上がりと響きかたで、ソリット構造の楽器には多く使われています。

アッシュは木目が非常に際立った木材で、木目を強調させた塗装を施されることが多いです。そして、音の立ち上がりが早くワイドレンジな音が出ます。木質は硬めで若干加工が大変になりますが、アルダーと並んでメジャーな木材です。

その他には、複数の木材をあわせた多層構造になっている楽器も少なくはなく、アッシュの見た目と立ち上がりをトップ材にして、バックにアルダーを貼り合わせて最適なバランスを持たせてみたり、トップ材にはより木目の美しいフレイムやキルテット系のメイプル材を使用したボディも多いです。セミホロウやホロウ構造の楽器では、また違った木材の組み合わせが使われていたりと、この辺は幅広いところです。

求めている音は!?

基本的には堅い木材の方が音に締まりがあり、輪郭もハッキリします。やわ目の木材の方が暖かみがあり、立ち上がりは負けますが、とても人間的に弾きやすい自然な出音になったりします。あまり柔らかすぎる木材だったり安価な木材では、音の粘り気や腰に薄さがあったり、パワーのでない音になってしまったりする場合もあります。

大切なのは、どういう音、プレイを求めるのかということです。テクニカルで細かなプレイをしっかりと再現したいのか、自然な出音で厚みと広がりを出したいのかなど、自分の用途や好みに合わせて選択していくと良いでしょう。単純に見た目が好きだからという理由で木材を選んでいくのもありですし、様々な選び方があると思います。次なる楽器選びには是非とも木材の組み合わせにも着目してみてください。

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