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アレルギー対策には、腸を整えて自然治癒力を上げましょう!

年々増加をしているのが、アトピー性皮膚炎や気管支炎ぜんそくといったアレルギー疾患があります。子供に多い病気なのですが、大人になってから治っているパターンもあり、近年では大人になってから発症する人もいるのです。

アレルギー疾患には免疫システムが関わっているのですが、現代は清潔で空調などのシステムを備えた生活空間になっているので、身体にとっては快適です。

実は、身体には自分の中にないもの、なじまない異物を判別するシステムが備わっています。身体の中の異物である「抗原」が侵入してくると、細胞内では「抗体」を作って排除しようとする働きがあります。しかし、アレルギー反応というのは抗原と抗体が反応してしまい、異常に過敏な症状が出てくることなのです。

アレルギーの症状というのは病気により違いますが、代表的なものでは、気管支炎ぜんそくがあり、健常な人であっても、なんでもない家の中の埃や飼っているペットの毛に反応したり、外では花粉に反応やカビなどの菌類を吸い込むと、体内に入り込み、急に息苦しくなり、咳が出たり呼吸困難になることもあるのです。

そして、悩んでいる人の多い春先の花粉によるアレルギー性鼻炎だと、鼻水やくしゃみが出て止まらなくなると、自宅でも会社でも困りますよね。では、これらのアレルギー性のものはどうやって阻止出来るのでしょうか?

骨随、胸腺、脾臓、リンパ節、扁桃、血管、皮膚、腸管などの器官が免疫を作っているので、お互いに体内に免疫を作るように働きます。この中で、とても重要な役割をしているのがどこかというと、実は腸なのです!

体内の老廃物の75%が集まる場所が腸なので、ここがよごれると下痢や便秘など、お腹のトラブルが起こりやすくなります。女性でもお腹が張ってくるというのは、老廃物が溜っているということになるので、早めに処理した方がいいですね。

さらに腸は免疫機能の7割が集中していると言われていて、体の免疫力の働きには、腸はとても重要な器官です。そんなに大事なところだったのかと、改めて考え直してしまいますね。

もし、人間関係のストレスや生活習慣の乱れによって機能低下をして、腸の活動が弱まってくると、悪さをする物質が体内を回りだし健康に影響を及ぼしてきます。良く聞きますよね、便秘をしているから肩こりや肌荒れなども、腸の不調が原因で起こるという話も。

そして、腸の中にいる細菌の数というのは、実は100種類以上も存在している。本当に数えたのかと思えるほどいる。腸内細菌には病原菌の増殖を防ぐ立派な働きがあり、邪険にしてはいけません。そして、腸内細菌のバランスが崩れてくると免疫力が落ちてきて、様々な身体のトラブルを引き起こすことにもなります。

自然治癒力という言葉を聞いたことありませんか。「ホメオスタシス」といって、人間が生きていくための機能を維持することによって、病気や傷を治したりする、超回復機能!のことなのです。

この自然治癒力の低下には原因があり、日頃の食生活による栄養バランスの崩れ、ハードな仕事での過労、人間関係のストレスによる睡眠不足や、深夜の飲酒による不摂生な生活などが原因に挙げられます。

現代の子供たちや若い人の体型などは20年前よりも良くなっていると言われていますが、運動能力という部分では低下しているのです。そして、免疫は生まれてから、生活空間の中でたくさんの異物に触れることで体内で強化されていくものなのですが、普段から甘やかされた生活を身体に植え付けていると、自然治癒力が弱ってきて、アレルギー性反応が出てきているのです。

そして、腸内を活性化して免疫力を上げるためには、基礎代謝を上げる有酸素運動やエクササイズなども習慣づけた方がいいでしょう。運動の中でお勧めなのは、スポーツウォーキングというのがお勧めになります。

このスポーツウォーキングとは、一般的なウォーキング(速度5~6キロ)に対して、ランニングまで行かない「少し早めのウォーキング」なのです。走るのとは違い歩くよりも早いのですが、疲れないので長い時間運動出来るので、消費カロリーも高くダイエット効果も高いのです。歩き方はいたって簡単で、

・胸を張り、背筋を伸ばす
・上体は前屈させない
・腕は直角に曲げ、前方だけでなく後方にも大きく振る
・大またで歩く
・腰を脚に合わせて捻る

この流れで30分を目安にやってみて下さい。そして、外でスポーツウォーキングを行って下さい。これは外の空気を吸うことによって、いろいろな菌に対して腸などにも免疫が出来てきます。

よくぜんそくの子供が田舎に行くとぜんそくが改善するという話を聞くと思いますが、実は田舎の方が新鮮な空気だからではなく、いろいろな自然界の菌などがたくさんあり、それを身体に取り込むことで身体の免疫力が上がるということなのです。

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