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小型アンプ?大型アンプ?チューブ?最適なアンプ選びのポイント!

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2014.03.03

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楽器のアンプには様々なものがあります。現代では小型なものも多く出回るようになり、それでもまだまだ大型のアンプが主流となっています。

では、アンプ選びの際にどのような部分に着目して選んでいけば良いのでしょうか?アンプ選びや音作りについて考えていきます。

エフェクターよりもアンプは重要!?

ギターやベースの音作りについて考えた時に、重要となるポイントはたくさんあります。エレキ楽器は、電気を通してアンプで音を出すことで、その拡張性の高さや様々な現代の音楽シーンに適応しています。

しかし、生の楽器とは違って様々な装置を通して音が出てきますので、楽器だけでなく、様々なものにこだわっていかなければ良い音を出すことができません。その中の一つとして、もちろんエフェクターも重要なポイントになってくるでしょう。しかし、エフェクトは音作りというよりはどちらかというと音色を左右するものです。

音を最終的にアウトプットするのはアンプです。そのため、アンプ次第で音が大きく変わってきます。細かい音色はエフェクターで左右するとしても、最終的に音を出力するアンプは、一番大きな部分での音質を左右すると思うのです。結局音楽は最終的に現在でもアナログです。どんなにデジタルの技術が進歩しようと、最終的に音を出力する装置は単純な構造でできたアナログのスピーカーなのです。

コンボタイプ!?セットタイプ!?

アンプには大きく2種類の構造に分かれています。音を最終的に直接出力するスピーカーの部分、これを音楽業界ではキャビネットと言いますが、これと、音を増幅させたり色づけをするアンプの本体、つまりヘッド部分の2つに分かれています。そして、ギターアンプではヘッド部分とキャビネットが繋がっているコンボアンプタイプのものも非常に多く、ライブの現場でも実用品として使われています。

それとは別に、ヘッドとキャビネットが分かれスタックアンプ、セットアンプという構造のものも多く出回っており、ベースなどでは、基本的にセットアンプ構造が主流となっています。

そして、これらセットアンプはヘッドの出力をあげたり、キャビネットを増設するなどして出力を上げることができます。ギターでいうとローランド社のジャズコーラスがコンボアンプとなり、マーシャル社のアンプは基本的にはセットアンプとなっています。

どちらを選ぶかによってもアンプの選択肢は大きく分かれると思いますが、基本的にはセット構造のものを選ぶ場合には、ヘッドとキャビネットの組み合わせも非常に重要で、この組み合わせ次第で無限の音色を作ることができます。単なるキャビネットはスピーカーから音を出すだけと思われがちですが、アンプにとって重要なのはこのスピーカーだと言っても過言ではないくらい、音の傾向が大きく変わります

音や機能性で選ぶ!

アンプを選んでいく場合に、まずは機能性を考えてみましょう。エフェクターは繋ぐけれど、やはり基本はアンプで音作りをするという人は多いですから、アンプ側に歪みのチャンネルとクリーンのチャンネルがあるかや、その歪みチャンネルの使い勝手、クリーンの音の傾向やリバーブ、コーラスが内蔵されているものなど、どのような音色を楽器に求めるかによって必要な機能性が変わってくるでしょう。

ベースアンプには基本的にドライブチャンネルやクリーンチャンネルなどというものは分かれていませんが、使い勝手やリミット・コンプが内蔵されているかどうか、アクティブとパッシブの2系統の入力がついているかどうかなど、機能性は大きく分かれます。

イコライザーもつまみで回すタイプなのか、グラフィックイコライザーとして必要な帯域を自分で任意に持ち上げることができるのかなど、用途によって好みのアンプが変わってくるでしょう。グライコがついていないからといって使い勝手が悪いというわけでもなく、しっかりとピンポイントで設定されたピークであれば、つまみ式のイコライザーの方がシンプルでいじりやすいでしょう。

ブランドやジャンルで選ぶ

ギターには定番と呼ばれるアンプが存在し、それ以外のアンプをあまり使ったことがないという人も多いでしょう。基本的にライブハウスや練習スタジオでは、マーシャルとジャズコの標準装備が当たり前となっていますし、たまに違うアンプが置いてあるライブハウスや練習スタジオでは、満足のいく音作りができないという人も少なくはありません。

逆にいえば、ベースには定番というものがなく、スタジオやライブハウスによって置いているアンプが違いますので、その都度そのアンプの癖を見極めて音作りをする必要があり、面倒ですが、その分様々なアンプに対するいじりかたを学ぶことができます。

アンプを選ぶ際には、自分のこだわりがあれば良いですが、特にないのであればメーカーで選ぶというのも一つの方法です。最も多く使われているアンプにはそれなりに評価されるだけの理由がありますし、そのジャンルで最も定番というアンプを選んだ方が、定番の音作りがしやすくなるでしょう。

もともとジャズコは、耐久性があって高出力が出せるからという理由で様々なライブハウスやスタジオで使われるようになり、それが定着したものとされています。ここまでジャズコが定番化しているのは日本くらいなもので、海外ではまた違ったアンプが使われていたりします。このようにライブハウスやスタジオ側の都合でチョイスされていることが多いのもアンプの業界です。

小型?大型?アンプヘッドの回路

近年では、ベースアンプに小型なものも多く出回るようになっています。基本的にアンプは非常に大がかりなものですが、そこまで小型なアンプが作れるのであれば、もっと小型アンプが普及していっても良いはずですが、なぜ未だに大型のアンプが主流となっているのでしょうか?

そもそも小型なアンプが作れるようになったのはデジタル回路の発展によるものです。アンプには電源の系統として「クラスA」「クラスB」「クラスD」と分かれており、最近小型アンプで積極的に使われているのがクラスDの電源です。

電源回路をどこまで小型で効率的にできるかによって、アンプ本体のサイズが変わってくるわけなのですが、クラスDはデジタル回路の部分がほとんどで、やはり機械的に圧縮された部分が多いので、生の楽器を演奏するプレーヤーにはその些細な違いが大きく伝わります。

まだまだやはりクラスBが大きさや効率の面で主流となっており、クラスDは音の出方や広がりかたの自然さでいえばまったく及びません。結局のところアナログなものが一番自然な音を出すことができるのです。

小型アンプを検討されている場合は、どこまで小型化にこだわっているのかや、なぜ小型のアンプをそこまで必要としているのかをよく考えてみてください。小さければいいというものでもありませんし、大きければ何でもいいというものでもないのです。

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