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人と接している時、どんなことで傷つきますか?愛とニーズの違いとは

あなたは人と接していてどんな時に傷つきますか?悪口を言われた時、ちょっとしたことを言われた時、顔は笑っているのに行為で傷ついたり。色々なことで人は傷つきますし、中には傷つかない人もいるかもしれませんが、これだけはされたくないということは誰でも1つはあるかもしれません。

傷つくことは期待していること?

傷つくというのは人と人との接するところで起こるもので、人との問題、悩みは「相手がこれをしてくれなかった」という相手に対する期待が多くを占めているようです。もう1つは自分の存在を過小評価して「自分じゃダメなんじゃないか」といった悩みもありますが、多くは他人に対しての期待が多いようです。

ですが、この期待は必ずといっていいほど失望を生み、相手に対してがっかりした、信頼を失った、思っていた人と違ったなどの擦れ違いを生みます。ですが、それは相手が悪いというより相手に期待している自分にも考えるところがあり、いくら相手を変えようとしても変えることは難しいでしょう。

たとえ相手を変えることが出来ても、自分がやれば相手が変わるという期待が膨らみ、相手の隅々までコントロールしたくなり、そんな自分が作り上げたロボットのような相手はどうでしょうか。

良い悪いは別として、自分は他人をコントロール出来るという欲望が強くなり、それが当たり前になるとコントロール出来ないものばかりに苦しめられるかも知れません。

ですが、それは全て自分が作ったもので、最初からコントロールしようとしないで、なぜその相手といると自分はそうなるのかを考えてみると、自分の癒されていないところやトラウマ、過去の痛みなどが見つかり、それを癒すことが出来るかもしれません。

愛=信頼

愛と聞くとクサく聞えるかもしれませんが、欲望やニーズが期待なら、愛は信頼といえるかもしれません。こうなって欲しい、こう在って欲しいというのは自分が他人に対する期待で、そこにはありのままの相手を愛するという愛はあるでしょうか?

「期待しているよ」というのと「信頼しているよ」というのでは、どちらが短期的で長期的でしょうか?人によって捉え方の違いはあるでしょうが、期待しているよと言われたら、期待通りのことが出来なければそこで終わりのように感じるかもしれません。

ですが、信頼というのはちょっとミスをしただけでも自分を信じて頼ってくれている、ありのままの自分も見てくれているような感じがするかもしれません。そしてこれは、上司部下や先輩後輩の仲だけではなく恋愛でも起こることで、多くの問題や悩みは相手に期待するところから始まるのではないでしょうか。

相手に期待するのはいけないことではありませんが、それが過度に強かったり相手が全然期待通りに動いてくれないと、不満やストレスはたまるばかりです。

「なんで浮気するの」「なんでもっと私を見てくれないの」「なんでギャンブルばかりするの」、そんな不満の1つや2つ、それが多ければ多いほど苦しさも増えるかもしれません。

ですが、それは相手が退屈さから逃げるため、自分には価値があると思いたいため、管理することが増えてしまったためにイライラしているなど、もっと深いその行動を起こしている相手の気持ちから見ることが出来れば、相手の行動に自分の気持ちを振り回されることも減るかもしれません。

相手を許せると自分が楽になる

どうしても相手を許せないという時も期待の1つだと思いますが、それが強いと嫉妬や妬み、暴力などに繋がることもあります。ですが、それをして相手を自分の思い通りにコントロールしても、やはり競争心での勝利しか得られず、相手と心の深いところでの繋がりは得られないかもしれません。

それだと自分が不満に思うことがあればそうやって解決する方法しか分からず、何でもコントロールしようとする人はそうしたニーズの満たし方をしていることもあるでしょう。ですが、それだといつまでも心の平安のある生活にはならず、どんなこともコントロールする世界には平安はあるでしょうか。

その解消法の1つは相手を許すということで、人を許すことで自分の気持ちもリラックスし、嫉妬や妬みから解放されるでしょう。その感情を手放すことは自分を許すことにもなり、許せない相手は過去の自分が体験した出来事によってそう感じるようです。

浮気は絶対にやだという人もいれば、浮気をしても最後は自分のところに戻ってくればいいという人もいて、同じ行為でも感じ方は人それぞれです。

それは、過去に起こったこと、たとえば浮気が許せない人は自分だけに気持ちが向いていないことに裏切られた感じがするかもしれないから許せないかもしれません。ですが、それは自分と他人の感じ方や考え方が違うので、必ずしも自分と同じような考えではないかもしれませんし、それにしがみついている自分は一番苦しいかもしれません。

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