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『あまちゃん』人気を考察した芸能界音痴のとぼけた『アイドル談義』

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2013.12.22

「『あまちゃん』が人気だね。キョンキョンも良い演技している。そう言えば、学生時代の貴方は、小泉今日子のファンクラブに入っていたよね」

デート時の彼女との会話だ。NHK朝ドラの小泉さん出演が二人の話題になり、アイドル談義になった。NHKの朝ドラは主婦層を中心とした視聴者層だったが、30代後半から40代の男性視聴者層が加わったためだと言われている。

アイドル戦国時代と言われる2010年代に『あまちゃん』はアイドルの在り方や成長を描き、一石を投じたドラマだ。新しく加わった視聴者層は、アイドル全盛期の80年代から90年代が学生時代だった世代だ。懐かしく思い、元気を貰うドラマになっている。

確かに、学生時代は小泉今日子のファンクラブに入会し、コンサート会場ではハッピを羽織り、低声で応援していた。デビュー当時、中森明菜など多くのアイドルがデビューした中で、松田聖子と同じ路線の小泉さんは友達の中で人気がなく、誰も彼女のファンにならなかった。

『3年もすれば芸能界を引退するだろう』と思い、ファンになったのがきっかけだ。デビュー二年目で髪を切り、奇抜な衣装を着る様になり、コメディアン系の歌詞タイトルの曲になった。写真集は魚拓ならぬ人拓が披露された。

それでも『ファンだから』とコンサートに行き、写真集は全て買い、取材されている雑誌は切り抜きファイルに綴じた。書店で小泉さんの写真を照れながら買っていた。今でも写真集や切り抜きは残っている。

中森明菜と同様に本名で活動し、デビューから三十年以上同じ事務素所属の小泉さんも、髪を切ってから人気が出始め、松田聖子、中森明菜に次ぐポジションにまでなった。初代CM女王と呼ばれ、『神様仏様小泉様』と言われるくらい、CM起用されれば商品の売上が伸びた。

私も彼女も日本の芸能界アイドル事情は、よくわからない。特に最近の芸能界はわからない。私は小泉さんくらいで、彼女は80年~90年代のアイドルの名前が約半分わかる程度だ。

AKB48などのユニットになると、誰が誰だか皆目わからない。全員同じ顔に見える。彼女は海外の音楽系アイドルには詳しいが、2000年以降の日本アイドルはわかっていない。二人とも40代の中年ということもあり、アイドルと言えば『松田聖子』『中森明菜』『小泉今日子』の三人しか出てこない。

80年代は二巨頭時代。全盛時代は90年代のアイドル史

80年代は、ブリっ子アイドルとしてブレイクし、大ブームまで引き起こした『松田聖子』と、明菜ビブラートと呼ばれる独特の高い歌唱力と格好良さの『中森明菜』の二巨頭時代だった。聖子派と明菜派に分かれた時代だった。

先にデビューした『松田聖子』がブレイクし、『花の82年組』『アイドル四天王』が活躍した。72年の沖縄返還により水着撮影が通年可能になると水着姿が雑誌グラビアを飾る様になり、若者人気の『スター』が生まれた。

70年代の『スター』と呼ばれた若者人気の歌手達が80年代の『アイドル』に変わっていった。80年代半ばになり、バンドブームの影響でTVの歌番組が消え、カリスマ性やシンボル性から身近にいる女の子路線に切り替わった。

バラドルと呼ばれるバラエティーアイドルが台頭し、TVで水を浴びタライを頭に落とされる様になった。こうなると『アイドル』は、憧れのアイドルから、かけ離れたイメージになった。

30代後半~40代男性に人気の『あまちゃん』

小泉さんが出演している『あまちゃん』の視聴率が高いのは、30代後半~40代の男性が視聴しているからだと言う。営業で辛い思いをした時、電気屋の展示TVで小泉さんの姿が流れると、『小泉さんも頑張っている。頑張ろう』という気になった。励みになった。

日本人はキツネ顔よりタヌキ顔を好むと言われている。芸能音痴の彼女ですら、小泉さんを悪くは言わない。不思議と敵を作らない人柄で元気を分けてもらえそうになる。高視聴率の理由は、元気を貰えるドラマだからだろう。

2000年以降は『アイドル氷河期』と言われている。身近なアイドルが、かつての輝かしいアイドルというイメージを払拭したからだ。結果的に、『アイドル』から『ボクの妹』になり、印象に残る存在でなくなった。同じ顔に見えるのも、このためだ。数年経てば忘れてしまう存在になった。

80年代アイドルの様に『頑張っているな。俺も頑張ろう』と思えるアイドルが少なくなった。アイドル戦国時代になり、いつまでも印象に残る若手芸能人が現れることを期待したい。

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