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現場で恥をかきたくない人必見!3つの例から学ぶ日本の役職の上下

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2014.01.18

仕事をしていると、本人が好む好まざるにかかわらず、必ず意識させられるのが「役職」です。自分の会社の中の役職でさえも結構ややこしいものですが、外部に行った時に困ってしまうのもこの役職。

ある程度は頭に入っていたものの、いざ名刺交換の段になって「はて、どっちが立場的には上なんだろう?」と思ってしまうことがあるものです。

今回はそんな状況でも恥ずかしい思いをしなくて済むように、役職の上下について、みなさんと一緒に改めて検証していきたいと思います。

結局、専務と常務はどちらが偉い?

これは役職を語る時によく出てくるトピックです。「役職界の永遠の謎」と呼んでもいいかもしれません。

法律でバシッと決めていてくれれば楽なのですが、そういう所をわざとややこしく、曖昧にしておきたがるのが日本人のとても不思議なところ。仕方がありませんね。

商法という法律では、専務や常務といった重役さんの役職を「取締役」という括りで括ってありますから、法律的な定義が「ないわけではない」とは言う事ができるかもしれません。

ただし、よくよく調べてみても、やはり専務や常務には法律的な根拠はなく、これはあくまでも会社という組織を有効に機能させるために「慣習的に定められた役職」という事ができるようです。

経験則から見ていくと、なんとなく会社で2番目に偉い人が専務の役割を仰せつかっている場合が多かったような気がしますが、どうみても常務さんが一番偉そうにしている会社も中にはあります。

社長が一番偉いという事は間違いないですが、専務と常務に関しては極めて曖昧な所が多いようですので、「どっちもNo.2で、時と場合によって上下関係が入れ替わる」のが専務常務の関係であると頭に入れておけば良さそうです。

公務員の役職で注意したいポイント

民間企業にはそのような「曖昧さ」があるのが役職というものですが、公務員の場合は違います。役職によって給料が明確に定められていますから、公務員の方が役職というものにより強い執着を持つのも理解ができるような気がします。

時には皆さんもお役人さんと名刺交換をする機会もあるでしょうから、やはり役人の役職の上下はキチンと頭に入れておいた方が良さそうです。

一般的な市役所などの例で見てみると、民間でいう支店長クラスの人がとりあえずは一番偉いという事になり、その人達が「局長」という役職に収まる事になります。民間企業ではまず見かけることのない役職ですから頭に入れておいた方が良いでしょう。

公務員の場合でややこしいのが係長と主任の上下関係です。民間企業ではしばし同列でも扱われる事があるこの役職ですが、公務員の場合は違います。明確に係長の方が主任よりも上だと給料でも差別化されていますから、商談などで係長さんと主任さんが登場してきたら、まずは係長さんの方に挨拶をするようにしましょう。

大学教授の上下関係

意外とややこしいのが大学教授の役職です。一昔前までは「助教授」という役職がありましたが、最近ではあまり耳にしなくなったことに、皆さんはお気づきでしょうか?

教育関連の法規が改正されて今では「助教授」という役職はなくなり、「准教授」という役職が教授に次ぐNo.2の地位として用いられるようになっています。

民間の企業に勤めて、文科系の仕事をしているとあまり大学との接点というのも持たないかもしれませんが、時に技術系のチームと協業したり、国の補助金事業などに関わるようになると、突然大学といった教育機関との協業の機会も増えてきます。

そちらの方面への情報が疎いと「教授の研究室には助教授はおられないのですか?」などとトンチンカンな質問をぶつけてしまうことにもなりかねませんから、准教授と助教授に関する情報は頭に入れておいた方が良いでしょう。

ちなみに助教授との関わりでとてもややこしい役職が「助教」というもの。

「助教授だと一字多いから、それを簡略化して呼ぶために作られたのが助教だよ。だから助教とは助教授のこと!」と意味不明の説明をしたり顔でする人が時々いますが、これでは赤っ恥をかくことになってしまいますから注意をしていただきたいと思います。

何度も申し上げますが、助教授という役職は慣例上残っている大学も一部にはあるようですが、基本的には廃止されてしまった過去の役職です。

「助教」は、英語なら「アシスタント」となりますから、「助手」に当てはめるのが妥当と説明をする人がいますが、より正確には「教授のポストに準じる形で教授の補佐をするもの」というニュアンスで捉えた方が良いでしょう。

助教と名のついた人と会うと、大体が「この人が助手?」と思ってしまうような立派な人がよく出てきますから、注意をしたいものです。

役職の上下には日本文化を象徴するような曖昧な所がとても多いですので、キチンと知識武装をして恥をかかないようにしましょう!

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