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他人と比較することで覚える劣等感を克服するために、考えるべきこと

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2014.02.07

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職場にはいろいろな人がいます。名前や顔や出身地、その他の経歴が少しずつ異なるのはもちろんのことですが、注目すべきは、個人が持つ能力や性格面における相違でしょう。

人それぞれ、得意なことには違いがあります。勉強においてもスポーツにおいてもそうであるように、もちろん仕事に関しても全く同じことが言えます。

持っている個性や能力が違うからこそ、私たちはしばしば、誰かに対して憧れる感情を持ちます。ここでの例えとして適切なものであるかどうかは分かりませんが、中学生くらいの子供が、テレビの向こうにいるアイドル歌手に憧れる気持ちなど、まさにイメージしやすいのではないでしょうか。

自分と違うものを持っている誰か、に対して焦がれる気持ちがあるからこそ、アイドルが憧れの的になるわけです。時代によってその対象は異なっても、人々の心の動き方自体は、それほど大きく変わりません。

結局のところ、憧れを憧れのままで済ます人が大多数なので、やがて大人になるに従い、興味の対象が移り変わるか、あるいは自分の夢をつかんでまい進していきます。けれども、憧れが高じて自分もアイドルになりたいとか、ミュージシャンになりたいとか、そういう野望を胸に抱く人も少なからずいるわけですよね。

自分が心に抱いた夢が叶うなら、それほど幸せなことはないのです。夢が叶ったら叶ったでまた別の苦労が待ち受けているということはあるでしょうが、それは別の問題です。

私もそうですが、大多数の人にとって、夢や憧れは叶うことなく消えるはかないものではないでしょうか。だからこそ、夢をかなえた人たちを目の前にして、劣等感や嫉妬心にさいなまれることがしばしばあるわけです。

劣等感や嫉妬心は、適度なものである限り、自分のモチベーションを維持するために効用を持つものです。しかしながら、限度を超えれば感情の抑制が利かなくなり、他人がつかんだ成功ばかりに目が行って、自分を苦しめるだけの苦い結果を招いてしまうでしょう。それは何よりもつらいのです。

他人に対して劣等感や嫉妬心を持つことは、ビジネスの現場でもよくあること。他人のスキルを目標として設定し、それを糧に頑張れるのであれば素晴らしいことです。でも、他人と自分を比較して、マイナスの感情でがんじがらめになっている状態では、前に進めなくなります。

多くの人が心に抱えている劣等感や嫉妬心を克服するため、ものの見方を少しだけ変えてみましょう。それこそ、かの有名な詩人・金子みすゞさんに学ぶ「みんな違ってみんないい」という考え方。

自分が他者から受ける劣等感にさいなまれているうちは、どうしても他のことが見えなくなってしまいがちですが、誰にとっても「自分の良いところ」というものが必ずあって、別の誰かから見れば、あなたが持っている長所が「ものすごく良いところ」として映っているかもしれないのです。いえ、婉曲表現はあえて避けましょう。映っているのです。
もし、あなたが憧れる人が全ての長所を兼ね備えた超人で、他の人には何一ついいところがないというなら、職場はその人独りだけでも成り立つはず。ところが、現状ではそういう話にはならないのです。

職場にはいろいろな人がいて、各々が長所や個性を発揮してそれぞれの役割を全うしているからこそ、会社という大きな組織が崩壊せずに回っているのです。

何かにつけ、他人と比較することで覚える劣等感を克服するために、胸にしまっておくべき言葉、それは、「みんな違ってみんないい」というものなのです。

完璧な人間などどこにもいません。
あなたが憧れている誰かは、また別の誰かに憧れ、目標として据えている。
そして、そのまた別の誰かにも人知れず悩みや劣等感があって……
人間の社会は、だいたいにおいてこんなサイクルで成り立っています。
だからこそ、色々な人がいて面白いのですよ。

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