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他人に迷惑をかけないようにしていることが迷惑になる理由

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2014.04.15

「人に迷惑をかけてはいけない」、そう思っていつも一人で頑張っていることはありませんか?

人に迷惑をかけてはいけないから仕事も一人でやらないといけない、人に迷惑をかけてはいけないから人に仕事を頼むことはしない……そうして自分が考えた人に迷惑をかけないことを黙々とやっている人もいるかもしれません。

それ、本当に迷惑なこと?

ですが、自分が思っていることと人が思っていることには何かしらの違いがあり、この例でいえば迷惑がかかると思うことでも本当に迷惑になるのかどうか?ということです。

例えば、仕事は任せると周りの人をもっと忙しくさせてしまうから、任せられない、だから自分も自分に仕事を任せてくる人は好きになれない、そんな人もいるかもしれません。ですが、実際は仕事を任せてもらうと喜ぶ人はいないでしょうか?

内容にもよりますがその仕事を任せられたことで助けたいと思う人の気持ちを満たしてあげられること、自分が喜ぶ姿を見て嬉しく思う人、部下であれば上司から仕事を頼まれたのは自分がそれだけ信頼されているからだと喜ぶかもしれません。

これは自分一人で責任を取ろうとする人にいえることですが、違うタイプの人にもいえることで、一人で熱くなって「絶対やってやろう!」という人は、そうすることで周りの士気を高められると思って一人で熱くなっているかもしれませんが、そこまで熱くならなくても周りが熱くなるようなことをしてあげるほうがいいかもしれません。

人は熱くなっている人と一緒にいるとどこか気持ちが冷めてしまうというバランスを取る作用のようなものがあり、自分が「こうしないと迷惑がかかる」というものは、意外と逆に迷惑にならないかもしれません。

それ、本当に迷惑じゃないこと?

その逆に、「こうすれば迷惑がかからない」と思うこと、それが迷惑になっていたと気付くことはありませんか?

例えば人に仕事を任せないようにすることが迷惑をかけないことだ、と思っている時は仕事をコントロールしないといけないというプレッシャーから、どうしてもイライラしたり仕事をまじめにやっていない人を見ると嫌な気持ちになったりするかもしれません。

もちろんそれは仕事に対する責任感の強さや周りへの思いやりになりますが、逆にそれが強すぎると自分と同じように責任感を持っていない人を見ると、イライラすることがあります。

場合によってはイライラから攻撃に変わり、いじめや喧嘩もそうした気持ちの動きが原因で起こることもあります。

そうなると、責任感がないように見える人にとっては迷惑になるかもしれないし、さっきも出てきたように仕事を任して欲しい人の迷惑になるかもしれません。

そして、責任感がないように見える人もイライラを和らげてあげようとしているだけで、実際はそこまで人のことを考えてあげられる心の強さを持っている人かもしれません。

そういう視点で見始めるとだんだんと見える世界が変わってきて、弱々しく見えていた人が自分のイライラを吸い取ってくれるような心の広さを持った人に見え始めたり、どんな人に頼んでも任せられるような見え方をすることも出来るでしょう。

他人を100%信頼出来るか?

自分一人で頑張るタイプの人の中には、どうしても人が信頼出来ず任せることが出来ないという人もいます。

経営者など特に人に任せないと自営業のままになってしまう人が、自分一人で頑張ってきたために、それは自分以外出来ないという思い込みが結局自分の人生を忙しくしてしまうことにもなります。

もちろん人それぞれ才能が違うので自分しか出来ないことがあっても、全て自分でやらなくても何かしら人に任せたほうが時間も効率も良いことはあるでしょう。

そして、自分と同じく周りの人にも人それぞれ才能があるので、その才能を発揮できるような仕事を提供出来れば、それをやる人の喜びにもなるし才能を発揮してもらえる側にとってもいいことではないでしょうか。

そのためには人を100%信頼出来るかどうかということ、50%でも70%でもなく100%信頼出来るかが大切です。

ちょっと信頼したからいいやというのは信頼ではなく、ちょっとだけ任せたけど後は任せられないということで信頼にはなりません。

信頼というのは失敗も成功も含めて全て任せられる、それが期待ではなく信頼ではないでしょうか。

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