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『就職』するということは、このごろ流行りの『社畜』になるということ

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2013.09.17

仕事がいやなヒトはあなただけじゃない

「就職」とか「まじめに仕事」とか、かったるい、いやだな、とか思うヒト、結構多いと思います。

それで就職しなかったり、就職しても辞めちゃったり、本当は辞めたくてしょうがないのに辞めちゃうと親が困るかなあ、とか、路頭に迷っちゃうんじゃないかとか、いろいろ考えちゃって、本当は全然仕事なんかしたくないのに、うじうじと会社にしがみついてたりしてね。そんな自分がまた自己嫌悪だったり。ああ、大変だな、皆。

今も昔も変わらないリクルート活動

その昔、ユーミンが作詞作曲した「いちご白書」という曲がありました。その中に、就職が決まって髪を切った主人公が、ガールフレンドにもう若くないさ、と言い訳した。なんて詞が出てきます。この曲は、もう40年くらい前のものだけど、案外今でもそんな感じってあるんじゃないかな、と思います。

今でも就職シーズンのニュースなんかが流れると、皆、おとなしい髪型をして、リクルートスーツを着て、皆、礼儀正しいふるまいをして。ああ、全然昔と変わらない風景。

つまり就職っていうのは、年寄りに合わせること

まあ普通に就職するには、自分たちより先に企業とかに入っている年寄りや先輩、上司の作る世界に入らなきゃならない。ということで、つまり、年寄りの趣味や価値観に自分を合わさなければならんという訳。

これが結構ストレスがたまるし苦痛なんで、うまく合わせられるヒトはなんとか生き残れるけれど、適応できないヒトは辛くてノイローゼになったり、会社を辞めざるを得なくなったりする訳です。

会社に勤める=社畜決定!

大体にして入社試験とかいう奴が、そもそもそういうことの踏み絵みたいな面があります。つまり、自分を殺して会社とか会社を支配する年寄りたちに合わせられるかどうか、試しているみたいなところ。就職不況時には特に顕著になるんだけど、そうでない時だって会社とか企業というのは、かなり自分勝手です。

どういう人間を採用するかしないかを決めるのは、自分たちの勝手なんですからねえ。ひどい会社になると指定校制なんていって、彼らの決めた学校を卒業してないともう採用試験さえ受けさせてくれない。門前払いですよ。

採用する側の人間の価値観とか好みに自分を合わせて、会社に奴隷的に従属して生きる人のことを「社畜」なんて言って揶揄することがあるけど、程度の差こそあれ「会社に勤める」「就職する」ってことは、もうすでに「社畜」決定ってことじゃないですか。

最初っから社畜になると割り切れば苦痛も和らぐ

何も「社畜になるな」とか「社畜が悪い」とか言っている訳ではありません。「会社に勤めること」「就職すること」っていうのは、「社畜になる」ということなんだと自覚せよ、現実を受け入れよう、と言っているのです。

会社や企業、組織は、きつい仕込み方かソフトな仕込み方かは別にして、社員たちにそういうことを強要するし、そういうことが世間で言う「社会人になる」っていうことなんです。まあ、その代わり就職すれば会社は給料をくれるんですけどね。つまり、毎月くれる給料の代償として「社畜」になる、ということです。

だから多くの会社は就職すればその人の頭を押さえてきます。まだ社畜生活に慣れていない人間を仕込む訳です。やれ挨拶はこうだ、頭を下げる角度は何度だ、名刺はこういう風に出せ、上司はこういうふうに呼べ、電話はこういうふうに取れ、服装はどうだ、髪型はこうだ。

うるさいことこの上ない。一種のイニシエーションみたいなもんですね。で、そういうことがうざくてしょうがない、馴染めない人間は辞めていくことになる。

最初のうちはなんとか「自分も人並みの人間にならなくちゃ」とか「給料をもらわないと彼女も作れない、結婚もできない」とか思って我慢するんだけど、「自分は社畜になったんだ」という自覚が足りないから、とうとう我慢できなくなって、辞めたり、心身症になってしまったりするんですね。

で、「俺は脱落者だ」「ダメ人間だ」なんて、すっかりいじけてしまったりする。

ただし、心の底から社畜になる必要はない

そうならないでずぶとく生きていくためには、さっきも言ったけど、「就職は社畜になるということだ」「で、会社には変なイニシエーションってものがあるのだ」と最初からちゃんと意識しておくことが大事。で、まあしょうがないから、頭の固い、若いもんには躾が必要だ、なんて思っている上の連中には、いい子ちゃんを演じていればいいのです。

ただし、心底から「いい青年」になる必要はない。これ、すべて自分が給料をもらってずぶとく生きていくため。そう割り切れば、多少のうざいこと、ばかばかしいシキタリもやり過ごしていけるでしょう。

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