例え自宅はだらしなくとも、職場と仕事は綺麗にする方が効率が良い！

仕事場というのは自分のプライベートな空間ではありません。そこにあるのは全てが全て仕事をするため、もしくは仕事に役立てるために必要なものだけで占められています。

会議の書類や予定表、カレンダー、メモ帳やスケジュール帳、誰かから回ってきた日報など、仕事に関係のないものはデスクの上やカバンの中には基本的に入っていないものですよね。

ということは、仕事関係の書類や荷物すら片付けることが出来ない汚い男というのは、自分の仕事の整理整頓が全く出来ていないということなのです。

いつもデスクはぐちゃぐちゃ、スーツのポケットを引っ張りだしてみるといつのものか分からない小銭や領収書が飛び出てくる。カバンの中は使うかどうかも分からない書類や趣味の雑誌で一杯。

こんな男性が仕事が出来るとは、ちょっと思えませんよね。実際、自分の仕事に関する場所を綺麗にすることが出来ないということは、全ての荷物を判別したりすることが出来ず、ただ積み上げているということです。

仕事関係の場所が汚い男はどこに何の書類があるか、どの仕事をやるべきなのか、どの仕事はもう終わったのか。そういったビジネスを効率化するために必要なこと、毎日働くために必要なことすら自分で判別することが出来ません。

適当に積み重ねてある書類の山はその人の情報処理能力の低さを示すものです。仕事が出来ない人ほど自分の仕事をコントロール出来ていません。

今目の前にある仕事よりも次の仕事を先にやった方がより効率が良い、といったことを理解することができませんし、単純に書類も何もかも適当に積み重なっているとそこから必要なものを探しだすのも一苦労です。

汚さというのは、そのままだらしなさにも繋がります。いつまでも前の仕事の書類を適当に放置している人は、自分の仕事を振り返ることが出来ませんので、過去の失敗から成長することも出来ません。

その人が思っている以上、職場のデスクというのはその人の仕事能力を示しているのです。

一方、いつも職場の自分のデスクは綺麗にしており、カバンの中には必要なものだけ、スーツのポケットを引っ張りだしても糸くずすら落ちてこない人は、どういう面で有利なのでしょうか。

デスクが綺麗だということは、新しい書類などがやって来てもすぐに気がつくことが出来、しかもそのまま書類を広げて仕事に取り掛かることが出来るということです。

普段から自分の仕事を整理していれば、必要に応じて適宜以前の書類をさっと取り出したりすることも可能です。

整理整頓しているからこそどこに何があるかを把握しているので、何かを探す時も迷うことはまずありません。

普段の仕事もやりやすくなるばかりか、突発的なトラブルにも対処しやすくなるのです。

また、ビジネスバッグの中を綺麗にしているというのは、今自分に必要なもの、次の仕事に必要なものがきちんと分かっているということです。

不必要なものを持たない分、取引先で書類を取り出す時ももたつくことはありません。また、見た感じもすっきりとしているので、誰かにバッグを見られても安心ですよね。

スーツのポケットの中まで綺麗にしておくと、どこに何が入っているか考えることなく手の動きだけで必要なものを取り出すことが出来ます。

ビジネスマンにとってスーツというのは戦闘服でもあり相手へのマナーでもあります。ポケットの中身に気をつけるということは、自然とスーツの見た目にも気を使うということです。

清潔感のある見た目、相手に失礼にならないように気をつけることが普段からできているというのは、ビジネスマンの最低限のマナーです。

職場周り、仕事関係の場所やものを整理整頓し綺麗にするというのは、過去自分が行った仕事、今行っている仕事、そしてこれから行なう予定のある仕事の全てをきちんと把握出来ているということです。

過去を振り返ることで自分の仕事ぶりを確かめることが出来、今の仕事を把握しているので効率よく仕事をすることが出来、未来の仕事も分かっているので柔軟に予定を立てることが出来るのです。

見た目も、仕事もスマートに。それが出来る男になるために必要な綺麗好きビジネススキルなのです。

是非、皆さんも明日から自分のデスクを綺麗にしましょう。