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我慢には限界があるから……仕事で被ったストレスとの付き合い方

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2014.03.04

社会人の生きる世界は、例えば大学生たちにとってのそれのように、気楽な世界ではありません。

必死に勉強している大学生たちに対してはちょっと失礼な言い方になるかもしれませんが、やはりどう考えても、大学生の日常は社会人のそれよりはるかに気楽です。それが良いところでも悪いところでもあるわけですね。

大学生のころには想定できなかった類のストレスが、新社会人として歩み始めた途端、我が身に降りかかります。その中でもとりわけ大きなストレスのもとが「責任」という言葉に集約されるものです。責任というものは目に見えなくて厄介ですが、例えばこんな例を持ち出せば分かりやすいのではないでしょうか。

大学生たちが講義の中で課せられる、レポートの作成。社会人たちが仕事で求められる資料の作成。どちらも、紙に文書を書くという意味ではそれほど大きな違いがないものです。

締め切りがあるという点もそっくり。両者の違いは「締め切りまでに作成できなかった際に課せられるペナルティーの大きさ」です。

具体的に、大学生がレポートを完成させられなかったからと言って、お給料が下がりますか? そんなことはないでしょう。せいぜい教授に嫌な顔されるくらいのものです。講義の受講生が多い場合なら、一人ひとりにそれほど多くの時間を割いていられないので、個別に怒られることもないはずです。

大学生には大きな責任が求められないからこそ、このような温情な処置がとられるのです。仮に講義の単位を取りこぼしたとしても、卒業までに帳尻を合わせて単位を取得すればいいだけの話。

社会人の場合は、仕事の資料を作成できなかった際のペナルティーが大きくなります。上司の信頼を失えば、結果としてお給料が下がるでしょうし、最悪の場合には職を失います。背負うべき責任が大きいからです。

おまけに、社会人たちは「お給料を受け取る」という大義名分の下、我慢しなければならないことの量が、大学生と比べてはるかに多いのです。言いたいことが言わせてもらえない環境。大学生なら、興味の持てない講義は休めばいいやということになるのでしょうが、社会人が「会社に行きたくない」というわけにはいかないのです。

実際にそれを口にしてしまえば、転職するか、あるいはうつ病の疑いを持って医者にかかるしかありませんね。どちらのケースも、現代社会の中では珍しくありません。

さらに仕事を厳しいものにしているのが、人付き合いの難しさです。人付き合いに関してはもちろん、仕事の出来不出来と同じくらいに得意不得意があるものですが、苦手な人ほど、自分の意見をうまく発言できず、他人の言うことに流され(要するに他人の言いなりになって)一人でストレスを抱え込んでしまう傾向があるようです。

なぜ他人の言いなりになってしまうのかと言えば、結局のところ「他人に嫌われるのが怖くて」反発できないのです。

その我慢がストレスのもとになりますよね。でも、考えてみてください。他人に嫌われるのが怖いから反発できないと書きましたが、あなたが恐れている他人の不興という状態は、それほど恐ろしいものでしょうか。嫌われてしまうデメリットは、そこまで大きい?

例えば、職場内での人間関係をもとに、たくさん友達がいる人はお給料が上がっていくという制度が敷かれているなら、多少は我慢してでも友達を増やすメリットがあります。でも、実際のところはそんな制度が敷かれているわけではありません。だいたい、友達がどれだけ多いか少ないかなんて、数える手段がないでしょう。

ストレスをため込まないように、心の天秤を上手に使ってください。

例えば、あなたが目上の人の言いなりになってストレスをため込んでいるというなら、その人から完全に嫌われてしまった場合に、自分がどれほどの損をするのかということを、考えられる範囲でしっかりと想定すべきです。

もし、その上司から嫌われたところで大した損失はないというなら、無理して言いなりになる必要はありません。仕事で被るストレスを上手に減らすコツは、人付き合いの範囲を狭めることだと思います。自分以外の他人と付き合うことは、それだけで大きなストレスの源になるものですから。

私の知り合いに、仕事の同僚から受けたメールの返信を極力行わない人がいます。理由は、いちいち返信するのが面倒だから。返信しないからと言って全く読んでないわけではないし、本当に大事なメールなら時間がかかってでもきちんと変身するか、あるいは職場で会った時に直接相手に応えるというのがその人の言い分です。事実、仕事はぬかりなくなってくれます。

彼のこの態度に不満を持っている人がやはりいて、彼の交友範囲は非常に狭いですが、その分、人間関係のいざこざに巻き込まれることが少なく、ストレスフリーの毎日が遅れているようです。

人間関係というものは、必ずしも自分にとってプラスになるものばかりとは限らないので、思い切って切り捨てるのも得策かもしれませんね。

そうすることでストレスの種が減らせるのなら。

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