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職場で部下のストレスが爆発してしまった時の対処法

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2014.03.08

職場では多くの社員が入り乱れて仕事をしています。上司ともなれば数名以上の部下を管理し、上手に使いながら仕事を進める必要がありますので、常に部下の様子を観察していなければなりませんよね。

とはいえ相手も人間です。上司がビジネスの場やプライベートでの全てを知ることなどは到底出来ませんので、時には部下の一人がストレスを爆発させてしまうということもあるのです。

忙しすぎる、人間関係に悩んでいる、プライベートで重大な悩みがあるなど、ストレスの原因は様々ですが、どんな事情であれ部下が職場で何かをしたらその対処や責任は上司が受け持つことになります。

仕事のことならば何でも分かるけれど、泣いている、怒っている部下への対応の仕方は分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで、職場の中で部下がストレスを爆発させてしまった時の対処法をお伝えいたします。

別室へ案内する

感情が爆発した時に取る人間の行動というのはそれほど多くはありません。基本的には喜怒哀楽の中でも哀しむ、怒るという形で表に出て来ます。部下のストレスが大爆発してしまった場合、何をさておいても他の人間の目が届かない別室へと案内しましょう。

どうして別室に案内するのが良いのかと言いますと、その理由は三つあります。一つ目の理由は、怒りだした、もしくは泣きだしてしまったその場で対処をするのは非常に効果が薄いからです。

人間の感情はそれほど長期間に渡って続くものではありません。一度爆発した後、時間の経過によって自然と鎮火していくものなのです。

しかし周囲の人間の視線がある時は、ストレス爆発中の部下も引くに引けない状態になっていますので、上司の意見を受け止める心の余裕がないのです。

興味本位の視線や迷惑そうな視線に晒されたりすることによって更に感情が爆発してしまうこともありますので、他人の視線を受けない別室に案内するのが有効です。

また、上司がその場で対処をしようとすると、当然そのやり取りの全ては筒抜けになってしまいます。感情という扱いにくいものに対する対処を他人に見られながら行うメリットはありません。病院であっても診察する時は待合室ではなく診察室、つまり他人の目が届かない場所で行うのです。

二つ目の理由は、他の人の迷惑になってしまうからです。感情が高ぶっている人がいる隣で、何も無かったかのように淡々と仕事を続けられるという人は中々いません。部下が怒っているのであれば尚更です。

職場は仕事をする場所ですので、爆発してしまった部下が他の社員に迷惑を掛けてしまわないように別室に案内するのです。その部下の行動によっては後日他の社員から何か言われてしまう場合もあり、そういったトラブルの種を未然に防ぐ意味合いもあります。

最後に三つ目の理由として、一度別室に行くまでの時間を置くことで、その部下も僅かながら感情を整理する時間が得られるからです。

怒っているまま、悲しんでいるままの状態の部下から事情を聞き出すのは困難です。場所を変えればそれだけで気分も変わりますし、上司としてもどのように対処しようか考える余裕が生まれます。

相手の意見は全て吐き出させる

感情が爆発してしまった部下の意見は、どんな内容であれ全て吐き出させてしまいましょう。感情的になっている時に中途半端に説得を試みるのは決して簡単ではありません。全て吐き出させてしまわないと、その感情のくすぶりはいつまでも部下の心のなかに残ってしまいます。

言いたいことや不満などを全て吐き出させてしまうと、それだけで部下は落ち着きを取り戻してくれます。少し冷静になるまで待って、それから対処するようにしましょう。

間違っても部下が何か言う度に「いやそれはこういう理由で」「そんなことはなく」と否定してはいけません。内容うんぬんよりも、相手は否定されたという事実に対して再度感情を爆発させてしまう可能性があるからです。

同情でも同意でも反論でも諭すのでもなく、とにかくただ相槌を打って部下に好きなだけ話をさせてあげましょう。

自分のエピソードは語らない

ある程度落ち着きを取り戻してくれた部下に対してついこういう言葉を使ってしまいたくなります。「その気持ちは分かる」「私にもこういう経験があってね」こういった自分のエピソードなどを語るのは絶対にやめましょう。

多少落ち着いているとはいえ、まだまだ部下は興奮しています。訳知り顔で同調したり同情するのはかえって「そんなこと言っても分かる訳がない!」と相手の感情を逆撫でしてしまうのです。

ですので、部下の話に同調したい時は「君の言いたいことは良く分かった」など、出来るだけ感情や私情を挟まない事実だけを話すようにしましょう。

部下につられて感情的に振る舞うよりも、上司として冷静に事実確認や対策の提案を行う方が、部下としても冷静になれますし頼りになる上司だと判断してくれるのです。

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