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切り替えマスターこそが仕事でも成功を収める!

郷に入れば郷に従え

大学生活の中で芽生える、それまでの高校時代などには無かった、リーダーシップや自己へのさらなる価値観は、自分と言う人間を成長させるにおいて、とても重要な役割を果たしてくれる事でしょう。

とは言え、社会人一年目、満を持して会社へと入ったその瞬間には、それは抑えておくべき物となります。自己の能力を前面にアピールする事より、まず見られるのは、”郷に入れば郷に従え”の精神だからです。

昇進を決めるのは、あなたではなく周囲

仮に、大学生活や個人の努力によって、あなたが人並みはずれた能力を本当に兼ね備えた人物だったとします。ですが、いかにそれを誇示した所で、それは評価されない事でしょう。後の昇進を決めるのは、あなたではなく、ひとえに周囲の人間だからです。

なので会社、グループが円滑に回転して行く上での、有能な歯車の一つになる事が、会社に入って、まず第一にあなたがする事なのです。

会社のためになる人材になるには

そのために必要な事、それは、ありきたりな言い方ですが、”空気を読む”と言う作業です。と言っても、大学時代にこんなシチュエーションでああだったから、この場でもこうすれば…と言うのは、全くあてになりません。

環境ごとに、そして会社ごとに、空気は違います。会話のリズムや、誰がどんな位置付けでコミュニケーションが取られているかなど、まずはやや控えめな振る舞いで、確かめてみて下さい。それが出来て始めて、会社、組織の一員として認められる訳です。

郷に入った後の切り替え

とは言え、いつまでも控えめなままでいても、実際に実力があった所で、あなたは無能な人間のレッテルを貼られてしまうだけです。郷に入る事が出来たら、その郷に必要な貢献の仕方で、力を発揮してみましょう。

営業の場、会議での発言の場、それまで控えめに居た分、やや自分を出しにくい空気となっているかもしれませんが、そこは切り替えです。この「切り替え」を上手く行えるかどうかで、あなたの未来への第一歩の歩幅が決まるのです。

”出来る”だけが”出来る”ではない

とは言え、ただただ有能である事のアピールを続けるのも、それもまた違います。社会人、押したり引いたり、難しいですよね。

特に気を付けたいのは、直属の上司の前です。この場合、むしろ有能よりも無能ぐらいの方が、可愛がってもらえます。

組織内においての、成功の仕方

「上に媚びるのはイヤだ」そんな価値観は、会社にもよるかもしれませんが、日本のほとんどの企業では、あまり重宝されません。

ワンステップワンステップ、階段を上がって行くための評価を下すのは、他ならぬ、そんな直属の上司だからです。

本当に会社内でのし上がりたいと考えるのであれば、郷に入り、そして、状況に応じての、押したり引いたりの切り替えをしっかり弁える事が、肝心なのです。

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