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仕事でのゴールの設定はどうすればいい?ゴール設定に必要な事

仕事におけるゴールの設定はどういう発想で行えば良いのでしょうか?明確なイメージを設定し成果を上げましょう。ゴール設定のコツを解説。

あなたの仕事の目的はどんな事でしょうか?

「営業だから売り上げを上げる事だよ」
「企画だから良い製品を企画する事だよ」
「ユーザーサポートだからお客様をちゃんとサポートする事です」

と、人によって色々な意見があるかと思います。しかしそれは本当に目的と言えるのでしょうか?営業だから売り上げを上げる。では売り上げを上げるとはどういう事なのでしょう?今月売り上げが上がれば目的は達成したという事でおしまいなのでしょうか?

企画だから良い製品企画をする。良い製品とは具体的にどういうものなのでしょうか?お客様のサポートをちゃんとする。ちゃんとというのは具体的にどういう事なのでしょうか?実は、ゴールの設定というのは、具体的でかつリアリティーをもってする事がコツなんです。

例えば営業の場合、「5年後にこの会社で営業部長になって、20人の部下一人一人の売り上げを月に1000万円以上に伸ばす」という様な事です。企画の場合は「5年間で販売台数が3万台以上の製品を5個以上企画する」

ユーザーサポートの場合は「5年位内に実際のユーザーさんと一緒に製品に対する意見交換が出来るコミュニティーを作り、自社製品のサポーターとしての役割を担ってもらうチームを10人以上で3チーム編成する」という様な、具体的で建設的なゴールが必要です。

そうする事によって、5年後から逆算をし、じゃあ3年後には何をやっていないといけないのか、1年後にはどうなっていないといけないのか、半年後は?今月は?という様な、ゴールに向かっての一本の道が出来上がるのです。

「じゃあ3年後には意見交換会くらいは2~3回は開いておかないといけないな」とか、「2年後には3万台以上の企画を最低1つは手がけておかなければいけないな」とか、「半年後には売り上げがいくらいっておかなければいけないな」という様に、先にやらなければならない事、そのために今やらなければならない事が明確になります。

そして、その道筋通りに進むとゴールは叶う訳ですから、その道筋に対して計画通りにいっているのか、それとも遅れているのか、計画よりも更に進んでいるのかが分かります。

「2年後には課長になってないといけない予定だったのに、2年半たってもまだなっていない。もっと売り上げが必要だ」という様に分かる訳です。

「うちは年功序列だった。どんなに成績がよくても10年間は部長にはなれないんだ」という様な場合は、目標設定自体に問題があるという判断になります。

「じゃあこの会社にいても仕方がないから、早く見切りをつけよう」という風に、ゴールを設定する事によって無駄な時間を省き、建設的な時間を過ごしながら成果を得る事が出来ます。しっかりとゴールのイメージ、そこから逆算したプロセスをイメージして実行に移してください。

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