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働かないで生活するセミリタイアはいくらぐらいあれば可能なのか?

セミリタイアとは、資産を投資に回して利息で生活したり、資産をちょっとずつ使って、生きているうちはその資産だけで生活出来るなら、もう働かないで暮らすスタイルです。投資をしている人なら資産が増えていく人もいますし、資産を使い切っても大丈夫な人もいて、それぞれ好きなように暮らしているようです。

もちろんずっと働いて生きるのもいいですし、どんな生き方が良い悪いはありませんが、セミリタイアも1つの生き方として魅力を感じる人もいるのではないでしょうか。

どんな人がセミリタイアしているの?

そこで気になるのは、セミリタイアをしている人はどれくらいの資産、どういう状況で生活しているのかということです。これも人それぞれで、30代、40代、中には20代からセミリタイアをしている人もいますが、やり方は人によって違うようです。

大体3億円くらいあればいいようですが、8000万円、それ以下でも投資の利息で暮らしたり資産を増やしてさらに利息を増やしたり。また、物価や土地代など全体的に他の国より安いところに住んで、たとえば日本だと月3万円じゃ安いマンションしか借りられないとしても、他国ではプール付きのコンドミアムが借りられることもあります。

そうして工夫をして自分らしいライフスタイルが分かり、それが実現出来るだけのプランと資産やビジネスシステムなどがあれば、セミリタイアが現実になってくるようです。

それは成功しているビジネスマンや投資家じゃないと出来ない訳じゃなく、サラリーマンでも毎月いくらかずつ投資をして増やしていき、資産を構築して利息で生活出来るようになってセミリタイアする人もいます。

1つの例として、毎月10万円を年利12%で投資をしていたら、20年後には1億円の資産が出来る計算になります。もちろんこれは1つの例なので、この通り上手くいくか分かりませんが、元本保証があったり限りなくそれに近かったり、ビジネスを成長させて売却して資産を作ったり、人それぞれ価値を生みだす方法が違うので自分に合った方法を選ぶといいでしょう。

セミリタイアは選択の1つ

ですが、セミリタイアするのが必ずしも良い人生になるとは限らないようで、そこから自分のやりたいことに集中したい人、もっと自由に生活したい人にはいいようです。

ただ、セミリタイアしたら何もすることがなくなり退屈になってしまい、でもストレスがないから何となく幸せ、そんな生活が長く続けば続くほど新しいことにチャレンジするのが怖い自分になる可能性があります。

心理的なことですが、その状態だとモチベーションがないため、何かをやろうとしてもやる必要のない状態なので、リスクを犯してまで今の生活を離れたくないと思う人もいます。ですが、それが自分らしいと感じる人生から遠ざかるようで、セミリタイアしなくても幸せに生きている人は自分らしいと感じることをしている人ではないでしょうか。

セミリタイアはお金から自由になっている状態なので、お金によるストレスはほとんど感じないでしょうが、ストレスフリーの状態が幸せかというとそうではないようです。

資産家やビジネスマンの子供で小さい頃からお金に苦労していない子供がやりたいことが分からないという人がいるのも、その環境から抜け出してリスクを取ってまで今の何でも買える、どこにでも行ける生活から抜け出したいとは思わないようです。

やりたいことに集中出来る人生

ビジネスマンだけじゃなく、各分野で一流になっている人は自分のやりたいことに集中している人が多く、それだけ収入や資産がある人が多いようです。ただ、それをやめてしまうと収入がなくなりやりたいことに集中出来なくなるようだと、金銭的に自由になるには資産からの利息で生活出来るとお金を考えるストレスが少なくなるようです。

なので、ビジネスや投資の知識は身につけたいものですが、それと一緒に自分のやりたいことに情熱を注ぐという日々も見つけたいものです。すると、リスクを取らずにお金に困らない生活を優先するより、リスクを取ってもそれをやりたいと思ってワクワクして自分らしいと感じる人生を送れるようになるでしょう。

お金は何でも手に入って保存も出来て増やしたり稼いだりすることが出来る便利なものですが、お金が増えたからといって自分らしい人生が送れるとは限らないようです。自分のやりたいことよりもお金を稼ぐこと、増やすことに意識が行き過ぎて幸せや心の平安を感じる人生より、何も感じずワクワクしか感じられない状態は幸せでしょうか。

そうなったとしても遅くはなく、いつでも自分の感性を取り戻して自分らしい人生にすることが出来ます。セミリタイアはお金から自由になる、お金を気にしないでやりたいことに没頭出来るようになる選択の1つのようです。

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