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セクハラやパワハラの問題は、密な人間関係で解消する~後編~

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2013.10.18

バブルの時代とゆとりの時代の認識の違いがあります

「バブル時代」は好景気だった分、子供時代から競争に打ち勝ち、親からも近隣の大人達からも叱られることを当たり前に育ってきた世代なのです。戦後何もない時代から親が必死で築き上げてきた好景気の中、戦時中を経験した親に、贅沢な恵まれた時代で育っていることを教えられ厳しく育っているのです。

子供の躾は家庭で、学校は勉強をという役割分担ができていたので、規則を守らない生徒は親が呼ばれました。そして親が先生に怒られるのです。親は先生の前で恥ずかしい思いをし、家に帰ると爆弾が落ちたものです。

その代わり、親も自分の躾を非難されるのですから、理不尽な場合は子供を守ってもくれます。先生と親が喧嘩をする場合もあるのです。その代わり、子供が悪い時は、徹底的に叱られますので、子供にとって親が一番怖い存在でした。「悪いこと」というものがしっかりと認識されているのです。

一方、こんなふうに戦後生まれで厳しい親に育てられた子供が親になって、核家族化が進みました。バブルの時代も終わり不景気になって、共稼ぎ家庭も当たり前の時代になった時代の親は、子供に寂しい思いをさせている分子供に甘くなりました。

子供と一緒にいる時間が短いので子供のことをよく知らない親も増えてきました。その結果、躾も学校の役割の時代になってしまいます。このように親に叱られない子供、親とのコミュニケーションも少ない子供達は、遊ぶ時間よりも受験勉強に費やす時間が増え、パソコンやメール等情報に溢れた世界で生きて、苦労して調べたりもしなくなりました。

受験勉強で遊ぶ暇が少なくなって、ゲーム等の仮想体験・疑似体験をし、自宅で遊ぶようになりました。そのため、痛みを感じないので、限度を知らない結果、苛めや暴力も命の危険にさらされるほど危険なものも出てきました。

そのため、親達は子供を守る方向へと動きました。子供が傷つかないように等々大切に温室育ちの子供が大人になって突然社会の荒波に放り出されるのです。学生時代ではあり得ない厳しさを突然社会で経験するのです。そこで、ちょっと嫌なことがあると「パワハラ」「セクハラ」問題が出てくるのです。

さらに、育った環境があまりにも違うので、どう接したらいいかわからない中間管理職が増加してきたそうです。その結果、上司の方が部下に仕事を頼むのを躊躇するようになったとも聞きます。

でも、コミュニケーションを取ることを恐れていたらお互いのためになりません。中間管理職以上の人達は、「最近の若者は不思議」と思うのではなく、また、昔のように同じ会社に入ったから仲間なのではなく、まだ知らない人と同じであることを認識しましょう。

昔と同じように、すぐにパーソナルスペースを飛び越えてしまうと、今の20代はそれをパワハラ・セクハラと感じてしまいます。若者は宇宙人ではないのです。もし何を考えているのかわからなかったら、世代が違うことを認め、自分の若い時は「○○だった」と若者に説明して、若者のことを教えてもらいましょう。

今の時代、年上のプライドなんて通じません。今の女子高生の父親でさえ「友達パパ」と言われ、親を名前で呼ぶような時代なのです。上司だからと威厳やプライドを保っていては若者と親しくはなれません。

若者に媚を売るのではなく、仲良くなることで、上司として仕事の上でも人間としてでも大人であることを感じさせなければなりません。若者だって、カッコいい上司には憧れ、尊敬の念を抱くのです。

30代から40代以上の人は、自分達が新入社員の時に30代40代の先輩や上司をカッコ良く思ったように、自分が若者にとってそのように思ってもらえるように、自らを律して真正面から本音でぶつからないと、弱気な部分は見透かされてバカにされてしまいます。

バブル時代とゆとり世代の違いを認識し、正々堂々と正しい行動を取っていれば自然とコミュニケーションが取れて、セクハラ・パワハラなんて関係ない世界で働ける雰囲気が職場に生まれるのではないかと思います。

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