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不完全なプレゼンで挑め!指摘ではなく質問を受けるためのプレゼン法

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2014.02.09

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ビジネスマンの皆さんにとって、社内、社外を問わずプレゼンを任されるというのは気が重いものではないでしょうか。

余程自分の企画に自信があるという訳でもない限り、プレゼン、特に上司が同席する中で行うプレゼンは緊張してしまうものです。人前に出ることが苦手ならばそれは尚更で、ただでさえ人前で喋るのが苦手なのに、その上質疑応答まであるプレゼンのことを考えると、憂鬱になってしまうのは仕方のないことです。

ミスをしないように、欠点のない完璧なプレゼンをしなければならない。説明の途中に言葉を噛んではならないし、早すぎず遅すぎないペースで喋らなければならない。配布する資料だって、誤字のチェックから全体の校正、分かりやすい内容と文句の付けどころのない完全な仕上がりのものにしなければ。

そう力んでしまうのも無理もないことです。そんなふうにプレゼンに対して身構えてしまっている方に一つ効果的なプレゼンの方法をご紹介させていただきたいと思います。

それは、プレゼンは不完全で構わない、という考えで用意をすることです。

完璧なプレゼンは誰もが出来ることではない

完璧なプレゼンをしようと思うのはとても素晴らしいことです。質問もなければ指摘もない、参加者全員がプレゼンの内容を認め、理解し、あまつさえスタンディングオベーションまでオマケについてくる。

降り注ぐような万雷の拍手の中、達成感と共に頭を下げる自分の姿を想像すると、それだけで力が湧いてきそうな気がします。

しかし、忘れてはいけないのは、そんな完璧なプレゼンというのは誰しもが出来ることではない、という現実です。

例えば世界的に知られているプレゼンターと言えば、apple社のスティーブ・ジョブズ氏がいらっしゃいました。彼は一時間以上に及ぶプレゼンを行う時、数百人以上もの聴衆を前にして、カンペ一つなく素晴らしいプレゼンを届けていました。

プレゼンといえば入念な準備と小奇麗な配布資料、自分用の分厚いカンペが必須だという人にとって、ジョブズ氏のプレゼンは衝撃的だったことでしょう。

彼のようなプレゼンを誰もが出来れば良いのですが、一介のビジネスマンがそこまで優れたプレゼン能力を持っていることなどまずありません。特にまだ年若いビジネスマンであれば、経験不足から資料や構成に不備があるのは良くあることです。

プレゼン、ことに人前で堂々と流暢に話をするというのは、場数を積まないと上手く出来ないものなのです。上手なプレゼンをするためには、プレゼンを何度も経験していくしかありません。

誰もがジョブズになれる訳ではない。まだまだプレゼンの経験が足りていないのだということを理解していれば、完璧なプレゼンにこだわる必要もなくなりますよね。

プレゼンはお互いを高めるためのもの

プレゼンというのは、自分の意見がこういうものですよ、と意見の発表を行うものです。そこに説得力というものはあっても、完璧だの完全だのといったことは本来重要視される事柄ではないのです。

皆さんがプレゼンをする時は、不完全な準備で構いませんと冒頭で述べました。これはつまり、皆さんよりも経験や知識のある上司や同僚に、皆さんの意見のブラッシュアップを手伝ってもらいましょうということなのです。

どんなに時間を掛けて完璧だと思う準備をしても、一つ二つは不備があるものです。また、質疑応答の時にどんな指摘、質問がやってくるかは想定出来ても予言は出来ません。むしろ、準備でガチガチに頭の中身を固めてしまうと、そもそもプレゼンで発表したかった意見が疎かになってしまうのです。

プレゼンで行われる質問や指摘というのは、何も皆さんをいじめるために行われている訳ではありません。プレゼンの不備や矛盾、まだ考察やデータ収拾の甘い部分を指導してくれるものなのだ、と考えれば、それだけで気が楽になるのではないでしょうか。

最低限指摘されないプレゼンを心がけよう

とはいえ、持っていったプレゼンの資料や内容が目も当てられない程ひどいものだった場合、意見のブラッシュアップどころの騒ぎではなくなってしまいます。

ですので、プレゼンを行う時の準備は、いかに自分の意見に不備がないか、ということを重視するようにしましょう。多少情報が足りなくても構いません。

取り敢えず大きな矛盾や論理の破綻が起きていなければ、後から補足することも出来ますし、また別の機会により良いものにして披露しなおすことだって出来るのです。

プレゼンを行う時は、指摘をされないことに気を付けていれば良いのです。慣れればもっと深くプレゼンを組み立てることが出来るようになりますので、そこは気にしなくて大丈夫です。

そして、参加者から受けた質問は必ずメモに取っておくようにしましょう。例えその場で答えられなかったとしても、その質問について後で調べることは皆さんのプレゼンを長期的に見て大きく改善してくれます。

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