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ここまで割に合わないアルバイトは無い!ポスティングバイト体験記

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2013.09.16

求人情報誌などによく載っているアルバイトの中に、ポスティングバイトというものがあります。自転車や原動付きバイクでチラシをポストに入れていく、というアルバイトなのですが、実はこのアルバイト、宣伝文句と実情があまりにも違うのです。

最後まで読んでいただいた方の多くが、「これは酷い!」と思っていただけることでしょう。私が実際に体験した話を皆様にご紹介します。

ポスティングバイト、募集広告ではこうだった!

ちょうど近所で募集をしていたので、その会社に決めました。ちなみにその募集広告に載っていた内容は、こんな感じです。

日給8,000円~13,000円可能!
ピザや宅配寿司などのチラシを各家庭に届けるお仕事です!
バイクの貸し出しもあります!
自転車での配布もOK!

もちろん業者の言っていることを鵜呑みにするほど世間知らずではありませんが、まぁやっても良いかな、と思えたので、電話で面接のアポイントをとりました。

面接でさっそく化けの皮が剥がれ始める

まともな面接もないまま採用され、業務の説明を受けます。まず、自分のバイクまたは自転車で配っても良いが、配達用のバイクも貸し出しているとのこと。事務所には数台のバイクがありました。

それらのバイクにはいかにも配達する時に便利なような、大きな箱のようなものが荷台に取り付けられています。ただし・・・有料とのこと(笑)。なんと、このバイク1日借りると500円取られます。あまりにも馬鹿馬鹿しいので私は自分のバイクでやる、と告げました。

更に説明は続きます。基本的に出社時間は午前8時。この時間に事務所に来て指定の場所の地図とチラシを受け取り、現地に向かうとのことです。もちろん、配る地域は選べませんし、配るチラシの種類も選べません。更に雨の日はレインコートで配るとのこと。私は既に不安でいっぱいでした。

初勤務でいろいろなことが不安になる

不安だらけのまま、翌日から業務を開始します。「今日の地域はここです!」と渡されたのは、事務所からバイクで30分ほど離れた地域の地図。近場で配布という説明がありましたが、これを近場と呼ぶのかどうかは、人によります(笑)

地図を見ると、いくつかバツ印がついています。このバツ印の建物は、以前クレームが入り配ることが不可能な建物を示しているので、絶対に配らないこと、とのことです。そう、クレームが結構な量で入るようなのです。

最後に2種類のチラシを渡されます。今回の単価は2.7円でした。つまり1件のポストに2種類のチラシを配布すると2.7円もらえる、というわけです。

「何枚くらいいけそうですか?」と聞かれたので、とりあえず2000枚を申告しました。この2000枚という数字は、私のバイクに積むにはいっぱいいっぱいの量だったからです。山のようなチラシ・・・これを全て配り終えると5,400円の収入です。

実践!ポスティングバイトを体感する

言われるがままに業務をこなしてみます。しかし仕事は全くはかどりません。バイクで移動、ポストを探す、チラシを二枚重ねて入れる。これの繰り返しなのですが、家から次の家が遠かったり、ポストの位置がわかりにくかったりと、序盤からなかなかの苦戦を強いられます。

でも初日だから仕方が無いという考えで、黙々とこなしていきました。「一軒家だから時間がかかるだけ、マンションに行けば一気にはけるだろう」と考えてもいたのです。

しかし、それは非常に甘い考えでした。なぜならマンションには管理人がいます。そして彼らはポスティングを非常に嫌い、基本的にチラシ配布は禁止です。

そう、地図にバツがあろうがなかろうが配るのは難しいのです。優しく断られればまだ良い方で、怒鳴られることも数回ありました。そのうち一軒家でも怒りをあらわにしてくる人々に数回出くわします。そして気づくのです。あぁ、自分は人様のポストにゴミを入れているだけなんだと・・・。

とにかく1日の業務を終わらせる

なんとか2000枚を配り終ると、時刻は夜の9時です。移動も含めると約13時間の労働でした。さて、時給換算してみましょう。

約400円です(笑)。初日だから仕方が無い、次からはもっと楽になるだろうと思っていた私はまだまだ甘かったのでした。その後、数回ポスティングをしましたが、せいぜい時給600円にするのが積の山です。広告に載っていた8,000円~13,000円も可能!という言葉、いったい何をどうすれば可能なのでしょうか?

過去に様々なアルバイトを経験してきた私ですが、ここまで散々な目にあったアルバイトは、先にも後にもありません。なにしろ、やってよかったと思えることが何一つ無いのですから。

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