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実証実験!?やっぱり「石の上にも三年」は賢い生き方だった!?

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2014.03.04

石の上にも三年という諺がありますが、なるほどこれは人生へのアドバイスなのではなくて、若手サラリーマンへのピンポイントアドバイス的な格言なのではないかと思うことがよくあります。

よく「サラリーマンで最低なのがイエスマン。イエスマンのレッテルを貼られた瞬間に、出世はないものと思え」と自己啓発の本などで言われる事がありますが、こと若手社員に限ってはこの文言は当てはまらないのではないかというのが、筆者の考えです。

新入社員で入社をしてからの三年、20代で早々に転職をしてからの三年というのは、会社の中では何の使い物にもならない、仮免許すら持っていないような運転手と同じです。

車の操縦方法が理屈ではわかっていても、普通の一般道路はもとより、教習所内の道路でさえも満足に走れないのが仮免前なのですから、ここは教官=上司のいう事を、何でも「ハイ、わかりました」と気持ちの良い返事をして言う事を聞いておいた方が、路上にも早く出れますし、路上に出てからも車をスムーズに走らせる事ができるわけです。

ずっとイエスマンでいる必要はありませんが、石の上にも三年とあるとおり、三年間は忍の一文字でイエスマンに徹するのが、サラリーマンとしてうまくやっていく為の秘訣であると言うことができるかと思います。

流れは変わる

そんな話をすると、「でも、適正に合わない仕事を我慢して三年過ごすのと、キッチリと適材適所に配置されての三年では、25歳を過ぎてからの伸びる時期に雲泥の差が出てしまう」と訴えてくる若手社員が良く出てきます。

こんな人に「では、自分の適性は?」と問うてみると、計算に強いので早く経理畑を歩かせろとか、社交性には自信があるからもっと早く高度な営業をさせろとか、やたらと噛み付いてきたりします。

そもそもが適性なんてものは会社が判断する事で、自身でそれを判断してしまっている時点で「私は社会の事が何もわかっていません」と思いきりPRしてしまっているのと同じことになりますから、必然的にイエスマンに徹してひたむきに頑張っている若手社員とは、上からの評価が早々と変わってきてしまう事になります。

とりあえず言われた事を必死にこなしていれば、自然と流れが変わってくるのがサラリーマンの社会というものですから、自己啓発本やおかしなセミナーに触発されて、妙なところに力を入れてしまうのだけは、なにがなんでも避けるようにした方が良いでしょう。

三年後でも十二分に間に合う

サラリーマンになってからの三年間を石の上で過ごしても、イエスマンとして過ごしても、何のタイムロスもありません。

むしろそのように徹してみて、実際に自分の周囲がどのように変わっていくかを体感した方が、変に背伸びをして過ごす三年間よりもよっぽど中身が濃くなるものだと声を大にしてお伝えをしておきたいと思います。

実力もないのにただバタバタと経過してしまう時間は、本人には何ももたらしてくれませんが、コツコツとイエスマンに徹していれば、「石の上にも三年いると、世界はこうなるんだな!」ということが身をもってわかるようになります。

やっていて楽しいと思える作業、楽しくない作業。時間が異様に早く過ぎる作業、三日前から憂鬱で仕方が無い作業。恋人に一目散に伝えたくなる小さな成功、上司にこっぴどく怒られて立ち直るのに二週間かかった失敗。

これらの分析は「人からやらされた作業」でしかその評価はできません。いきがって自分で決めた進路では、好き嫌いを決める責任はまだ何もわからない本人が決めなくてはならず、上司も先輩もなにも手助けはしてくれません。

多様な仕事の価値を見極めるのに三年かかっても、なにも焦ることはありません。強靭な足腰を手に入れたあなたは、一瞬にして好き勝手やって過ごした人を追い越すことができるのですから。

言い訳もやめよう

せっかくイエスマンに徹していても、時に言い訳をしてしまうもったいない人が良くいます。これもやめた方が良いでしょう。

「だって、上司の言うことは何でも聞いているよ!」という主張もわかるのですが、言い訳をすると全ての事が台無しになってしまいますから注意をして頂きたいと思います。

言い訳を我慢していると、そんなあなたに声をかけてくれる人が必ず現れてきます。「見ている人は必ず見ていてくれるもの」という事を身を持って体感しておくと、それを知らない人に比べて、「待つ」という事が何の苦もなくできるようになってきます。

仕事は「待つ」事の連続であり、待つことができないようでは、豊かなサラリーマン人生など全く縁のないものになってしまいます。

一日も早く戦力になりたい気持ちは理解できますが、待てば海路の日和ありという諺もありますから、まずは三年間はイエスマンに徹する忍耐力を身に付けるのが、賢いサラリーマンの生き方だと言えるのです。

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