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心配性な人、ネガティブな人だからこそ職場で一番の男になれる!

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ご自身の性格や性質が余り陽気なものではない。ネガティブだ、神経質だ、心配性だということで悩んでいらっしゃる方もたくさんいらっしゃいますよね。

世の中の全ての人たちが陽気でポジティブなわけではありませんが、友人関係や人間関係においてポジティブで陽気な人ほど可愛がられる傾向にありますので、消極的な人たちはどうしてもその考えから一歩引いてしまいがちです。

しかし、実はそんな風にネガティブで心配症な人だからこそ職場で一番出来る男になることが出来る可能性を秘めているのです。ポジティブとネガティブの定義から、それをご説明いたします。

ポジティブ、ネガティブってどんなもの

一般的に、ポジティブな人は陽気で明るい、ネガティブな人は陰気で暗いというイメージがあるのではないでしょうか。ネガティブであるよりもポジティブである方がいろんなことが上手くいくと言われていますし、実際にそうして上手くいっている人もいます。

しかし、ビジネスにおいてポジティブな人とネガティブな人に優劣はないのです。ポジティブな人というのは、何があっても前を向いているということですよね。それは全くの新商品を開発したり、自分が社長や職場のリーダーとなって皆を引っ張っていったりすることに長けているわけです。前ばかり見ていると、足元が疎かになってしまうこともしばしばなのがポジティブな人なのです。

一方でネガティブな人というのは、何かある度に足を止め、後ろを振り返る人のことです。職場の人を引っ張っていったりするのは苦手ですが、何かある度に一度足を止めて考えるため、一度起こしたミスに対しての対処法を身につけたり慎重になったりすることが出来ます。ポジティブな人に比べると進む速度は遅いかもしれませんが、その分完璧な仕事、仕上がりの良い仕事が出来るための要素を持っているのです。

ポジティブだから、ネガティブだからどうというのではなく、どちらにも向いた上の目指し方があるのです。しかし多くのネガティブなビジネスマン達は、そうしたことに気がついていません。

ネガティブ、心配性なビジネスマンは良いビジネスマン

ここで顧客や客先、消費者の目線に立って少し考えてみましょう。貴方が取引をしたり商売をしたりする時に相手のビジネスマンに求めるのは、一体どういう能力なのでしょうか。

仕事が早い、いつでも対応してくれる、良い商品を持ってきてくれる、他の会社のビジネスマンよりも感じが良いなど色々とあると思いますが、要するにきちんと仕事をしてくれる能力が大切なのではないでしょうか。

人柄も多少はあるでしょうが、どんなに人柄が良くてもミスばかりだったり連絡をしてくれなかったり、約束を守らないようなビジネスマンは信頼出来ませんよね。ビジネスマンに対外的に求められる最も重要な能力というのは、総じて信頼出来ることなのです。それはどんな約束でもきちんと守ってくれること、ミスがなく仕事をしてくれること、いつもきちんと対応してくれることなどの積み重ねで生まれるものです。

そして、そういったミスのなさやきっちりとした仕事ぶりというのは、ポジティブな人よりもネガティブな人の方が向いているのです。

ポジティブな人はミスをしないようにというよりも、ミスをした後もめげずに挽回しようとするパワーを持っています。しかしビジネスでは、本来ミスなんてしないならしない方が良いに越したことはないのです。

ネガティブな人、心配症な人というのは、自分の仕事がいつも間違っていないか、見落としがないか、またもっと良く出来ないかということを考えられる素地を持っています。初対面での印象は一歩劣っても、長い間実績を残すような仕事を心がけていれば、どんどん出来る男になっていくのです。

ネガティブだからこそ学べること

ネガティブな人は、何かあるごとに立ち止まってしまったりします。同時に前ではなく、後ろを振り向いてしまうことだってありますよね。しかし、そうした性質はビジネスの世界において実はとても重要なのです。

現代日本は、非常に成熟した社会の一つです。最低限必要なものは、ほとんどの家庭がすでに所持しているわけです。だからこそ、需要は食料など必要物資を除けば新しいもの、今あるものの買い替え、余剰分の楽しみといった部分からしか生まれないのです。

成熟している分、これまでにない真新しい商品が生まれる余地が非常に少ないので、実際のビジネスは過去にやったことの焼き直しが基本となります。全く新しい既存のものにはない商品を作ったり考えたりすることは少なく、後ろを振り返ってみれば社内のデータや社会的なブームなど、今のビジネスでも通用するノウハウや知識が沢山眠っているのです。

振り返ってミスを見つめ直したり、過去あったことから学ぶことこそ、効率よくビジネススキルを育て、出来る男になる近道なのです。

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