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プレゼンの緊張よサヨナラ!マイクを持たない楽々プレゼン法大公開

「明日は大事なプレゼンテーション」…そんな事を考えると、前日から緊張のあまり喉がカラカラに乾いてしまい……と、これは少々大げさかもしれませんが、人前で話をしなくてはならないとなれば、大なり小なり差はあれど、誰しも緊張するものです。

あなたがこの「小なり」の方に該当していれば良いのですが、もしも「大なり」の方に該当するのであれば、早めに緊張の原因を突き止めて、何らかの対策を講じておいた方が良いかもしれませんね。

「緊張しても当たり前」と逆に開き直ってしまっていては、問題はいつまでたっても解決しませんから、緊張の因子を一つ一つ解明していき、それを取り除く作業をしていただきたいもの。

今回のコラムでは、プレゼン時のマイクにスポットを当てて、緊張を防止する方策を探っていきたいと思います。

緊張の原因はマイクにあった?

突然そう言われても、あなたは「え?」という反応を示すかもしれませんね。プレゼンには必須アイテムとなるマイクですが、このマイクが緊張を助長する因子になっていることはご存知なかったかも知れません。

人間は緊張をすると、自律神経のバランスに乱れが生じるようになります。多少の緊張であれば良いのですが、極度に緊張をすると自律神経のバランスが激しく崩れてしまい、手の震えや極端に汗をかくといった症状が現れてきます。

緊張しやすい人は、プレゼンの時にマイクを持つ手が震えてしまうという経験をした事があるかと思いますが、この手の震えこそがまさに自律神経のバランスが著しく崩れてしまっているサインです。

手に汗をかくくらいであれば、他の人にはそれが見えませんから良いのですが、手の震えは自分の目でも確認ができますし、何よりも人から丸見えになってしまい、とても格好が悪いものです。

手が震えてくると、それを隠そうとして余計なところに力が入ってしまい、ますます震えが酷くなって…と、このような悪循環に陥ってしまいます。そのような経験を何度も繰り返すと、恐怖のあまり、人前で話をする事が本当の「拷問」になってしまいます。

そんな危険性をはらむ「プレゼン時のマイク」ですから、であるならば、ハナからそれを取り除いてしまえば良いわけです。「マイク無しでプレゼンができるの?」と思われるかもしれませんが、方法はあります。

緊張の原因となっていた「マイクを持つ」という行為。それをせずとも、プレゼンを実施する方法を以下にご紹介したいと思います。

プレゼンには教卓を使う

最近はWEB上にも数多くの貸し会議室の情報が公開されています。もしもプレゼン時の会場をあなたが選べるような状況であるならば、会場に教卓がセットできるような会場をチョイスするようにしてみてください。

教卓というのはとても便利なもので、マイクを手に持たなくても良いばかりか、あなたの姿を会場の人からブラインドしてくれる効果もあります。無防備に全身をさらけ出して、かつ手にマイクを持って人前で話をするというのは、改めて考えてみると「緊張するなという方が無理」だと思えてきます。

メモをおいておけるというのも教卓のメリットです。メモがあることで高い安心感を得ることができますので、緊張防止には非常に効果的に作用してくれます。

会場費には教卓の使用が含まれていない会議室もありますが、オプションで設置をしてくれる所がほとんどですので、会場の人に事前に相談してみる事をオススメします。

教卓が無理ならヘッドセットを使う

プレゼンの会場をあなたがチョイスできないというシチュエーションも多く考えられますね。そんな時は、教卓がない場合を想定して、自前のヘッドセットを持ち込むようにしましょう。

最近では、高性能なヘッドセットが安い値段で購入できますし、小さくても高出力なスピーカーがセットになっている商品がたくさん発売されています。

ヘッドセットを使用すると、マイクを手に持たなくても良いので緊張しづらくなるばかりでなく、立ち居振る舞いが堂々と見えたり、オーバーアクションで聞き手を惹きつけやすくしたりできるといった波及的なメリットを得ることができるようになります

マイクを持たないようにして緊張を取り除く方法を考察するのが本コラムの目的ではありますが、どうせ緊張をしなくなるならば、さらに欲張って「格好良く」プレゼンを披露する方法もお伝えさせていただきたい。

メリットがたくさんあるヘッドセットですから、教卓が使用できるようなシチュエーションであっても、どこかのタイミングで使用をしていただきたいと思います。

マイクとはもうオサラバ

いかがでしたでしょうか?本コラムを読んでもまだ「?」なあなたは、ぜひとも一度、マイクを手に持たないで人前に立ってみていただきたいと思います。

あれだけ苦手で緊張ばかりしていたプレゼンが、次の瞬間から楽しみで楽しみで仕方がなくなってしまうかもしれませんよ

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