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取り方次第で仕事の効率が変わる!理想的な休憩のモデルとは?

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2014.10.02

休憩は絶対に必要

いきなり当たり前のことを書きますが、仕事を続けるうえで休憩は絶対に必要です。例えば出社時間が午前9時だとして、18時に定時で退社するまで9時間もの間、人間の集中力が続くはずないのです。個人差もあり、また自分が取り組んでいる仕事にどれだけ興味を持てるかによっても違ってきますが、人間の集中力は最短で20分前後から、最長で90分だと言われています。

人間の集中力には脳の短期記憶が深く関係しているそうで、専門家たちは短期記憶の領域を「キャッシュメモリ」と呼んだりします。なんだかいよいよ機械と人間が混同されたようでドキドキしますが、意味が伝われば言い方は何でもいいです。

人間は、どれだけ嫌なことであっても強制さえ受ければ20分程度は集中できます。でも、人間が毎日触れている情報量は膨大で、その全てを脳に収めることは絶対にできないわけです。自分にとって必要な記憶とそうでない記憶を無意識のうちに峻別する機能が人間の脳には備わっています。この機能がキャッシュメモリと呼ばれるもの。パソコンのキャッシュメモリは永続的に記録されるものでなく、シャットダウンとともに消去されますよね。それと同じことです。

出社したての朝の時間帯は、まだ脳が雑多な情報を受け取っておらず、非常にクリアな状態です。寝不足でさえなければ、頭を使うクリエイティブワークに最も適しているのは朝の時間帯。午前中に関しては、それほどこまめに休憩を取らなくても、しっかり90分ほど集中して、すんなりと仕事を片づけることができるのです。

午前中、すぐに仕事へ掛からずメールチェックやスマフォの操作ばかりに気を取られるという人は、ちょっと習慣を改めてみましょう。嫌なことは早く終わらせた方が得なのです。

15分の昼寝が効果的

昼寝をすると人間の集中力を取り戻すことができる。その作用に注目が集まり、今では学校をあげて昼寝を推奨する中高の教育機関さえあります。もちろんこの話は事実無根ではなく、先ほどのキャッシュメモリの話と合わせて証明できます。要するに、たった15分の昼寝をすることで、無駄に溜まった脳のキャッシュメモリをリセットできるのです。だからと言って、必要な知識や情報を全て忘れてしまうというわけではなく、寝ている間にはちゃんと「必要な知識」と「不必要な知識」の峻別が行われるのです。

ちなみにここで言う「不必要な知識」とは、例えば、朝会社に来るまでの間何気なく耳にした見知らぬ人同士の会話や、無意識のうちにすれ違った人たちの顔などです。驚くべきことに、人間の脳はそれらの情報まで一時的に蓄えようとするのです。もちろんずっと覚えていられるわけがないし、覚えておく必要もないので、すぐに記憶から消去されるのですが。

キャッシュメモリのリセットを意識的に促す行為が、ずばり昼寝です。人間の脳ってすごいでしょう?

午前中は頑張って、午後に休憩回数を増やす

仕事の話をするのに、プロ野球の話を持ち出して恐縮ですが、第一線で活躍している救援投手は、必要に駆られれば、何試合も続けて連投する場合があります。優秀な中継ぎ投手なら、毎試合のように登板してホールドポイントを稼ぎますね。ホールドポイントの意味が分からない人はネットで検索してください。ここでは分からなくても支障が出ません。

でも、人間の体力には限界があります。何試合も登板を続けていると、たとえ調整をきちんと行ったとしても、少しずつパフォーマンスが落ちてきます。その結果、投げられるイニングが短くなるのです。これはもはや、本人のやる気とは関係のない問題です。

毎日の仕事を頑張るビジネスパーソンにも、実は同じことが当てはまります。午前中の内はスイスイはかどった仕事も、午後にはつまずくことが多くなる。これは本人のやる気とは関係なく、集中力が落ちてきている証です。脳のキャッシュメモリがいっぱいになっているのですよ。

時間がもったいないと考えず、午後の時間帯には積極的な休憩を心掛けてください。午前中の内なら20分で片づけられた仕事が、午後には40分程度かかっても仕方がないのです。ここで無理をすると空回りしますので、集中力の限界を感じたら、例えば昼寝をしたりガムを噛んだりコーヒーを飲んだり、そういうふうな「些細な休憩」を「たくさん」取り入れて、キャッシュメモリをリセットする回数を増やしてください。人間の脳が疲れてくると、キャッシュメモリが満杯になるのも早くなってしまうのです。こまめに休憩を取れば、まるで仕事を何もしていないように見えてしまいますが、実際はそんなことありません。むしろ、机に座っているだけでボーっと時間が過ぎてしまい、結局は何もしていない、という展開の方がよほど時間の無駄なのです。

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