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あなたの会社はどっちの組織?機能別組織と事業部制の組織の違いとは?

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2013.12.15

組織には、社内を業務内容ごと、つまり機能で分けた機能別組織と、事業や商品ごとに分けた事業部制の組織があります。そのメリットとデメリットを紹介します。

あなたの会社の組織は次の内どちらでしょうか?機能別組織と、事業部制の組織。この機能別組織というのは、社長がトップにいて、そこから営業部、製造部、企画部、総務部、経理部という風に枝分かれしているのが機能別の組織です。

逆に、事業部制の組織とは、社長をトップとして、商品別に組織を事業化させている組織の事です。A事業部、B事業部、C事業部という風に、運営自体をそれぞれの事業部で独立させています。

この様に、企業には機能別組織と事業部制の組織という風に分類が出来ます。では、それぞれどういったメリットとデメリットがあるのでしょうか?

機能別組織のメリット

機能別組織のメリットは、各部署の専門性が高いという事があります。例えば営業部は営業の集まりで、日々売り上げや利益のために、どういう方法でお客様から注文を取ってくるかを専門業務としております。

決して営業部が経理の仕事をやったり、製品開発をやったりしません。勿論会社ごとの例外はあるのでしょうが、基本軸としては営業部は営業専門です。また、企画部も企画専門部署です。企画部が売り上げ予算を与えられて、それを指針とした営業活動をしたりはしませんよね。

ですので、各セクションごとに専門分野が決まっており、それに集中出来るというメリットがあります。しかも、専門分野に特化しているために、スキルの習得が早いというのも特徴です。

機能別組織のデメリット

機能別組織のデメリットは、部署間での連携が難しいという事です。例えば企画部がこの商品は機能的に面白く、ニーズの先取りになるから売れると判断した商品が、営業部はお客様の現場の声として売れる見込みが無いと判断した場合、企画部と営業部との間に摩擦が起きるでしょう。

また、自分の部署の実績だけにこだわり、会社全体の利益に対する意識が希薄になる傾向もあります。その結果会社自体の目標に対する全体の動きの足並みが揃いにくくなるケースも見られます。

更に、全体を見られる幹部が育たないという欠点もあります。営業部長になったとしても、営業部長が経理の事を分からなかったり、総務部長が営業の事を分からなかったりと、個別の専門性に特化したセクションであるが故に、全体を見通せる人が育ちにくいのです。

事業部制の組織のメリット

事業部制の組織の場合は、事業ごとに利益の出る出ないが明確になるというメリットがあります。機能別組織の場合には、事業内容ごとに利益が出ているものと出ていないものがあったとしても、均等化すれば利益になっていたとすると、マイナスの事業が隠れてしまいます。

反面、事業部制の組織の場合はそれぞれの部門で結果が可視化されますので、体制が取りやすいのです。また、事業部ごとに目標を設定して運用されるので、仕事の内容に統一感があります。経営幹部も育ちやすいというメリットもあります。

事業部制の組織のデメリット

事業部制の組織のデメリットは、各事業部間で同じ様な業務を行ってしまっている場合、非効率になる場合があります。

例えば、A事業部の仕入先とB事業部の仕入先が同じだったとします。機能別組織の場合には、購買部というセクションで一括発注していたのが、事業部単位で発注する事によってタイミングもずれ、発注ロットも減ってしまうので購入単価が上がる場合もあります。また、事業部が利益優先型となってしまって、本部の理念と事業部の理念が合わなくなる場合もあります。

メリットとデメリットのバランスを

この様に、機能別組織と事業部制の組織ではそれぞれにメリットとデメリットがあります。どちらが良いという事では無く、それぞれのメリットを活かしつつデメリットを解消していく事が、とても重要なのは言うまでもありません。バランスを取って、自社に相応しい方法を取りましょう。

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