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私のオススメ実用書のテクニックを活用するために知っておきたいこと

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ビジネス本にも分野があります。敬語、マナー、会話術、営業術、自己管理術など複数の分野があり、これらは書店で豊富に平積みされています。

そして一冊のビジネス本は大体が200ページ前後で構成されていて、その中にいくつもヒントとなる材料が詰まっています。

だから読むだけでは身につかない。読むだけだと、書かれていることの本当の意味を理解するのが難しいからです。所詮、想像の域を超えていない。

これはスポーツに例えるとわかりやすい。水泳で「バタフライの泳ぎ方」を口頭で教えてもらっても、聞いただけでは「理解した」ことになりません。

泳げるようになるには練習しなければならないからです。はじめからできる人なんていない。ようやく本当に泳げるようになってはじめて「泳ぎ方を理解した」と言えるのです。

ビジネス本も同じ。コンテンツに書かれていることを活用することに意味があります。ではどのように活用していけばいいのでしょうか?

ビジネス本の一冊一冊には、かなりの情報が盛り込まれています。これら情報をコントロールするためにはまずは「本の読み方」を見直す必要があります。

情報を「整理」しながら読むということです。本に書いてあるテクニック・考え方を以下の3つに分別しながら読み進めることが重要です。

  1. すぐに実践できるテクニック
  2. 少し時間をかけなければ実践できないテクニック
  3. 余裕があるときに実践すればいいテクニック

このように優先順位を決めるだけで全然違ってきます。振り分け方ですが、筆者は3色の付箋を気になったページにどんどん貼り、読み終わったあとにノートにまとめています。

つまり、ビジネス本専用の「To Do リスト」をつくること。そうすれば目標が明確になりモチベーションがわいてくると思います。以下、詳しく説明します。

1) すぐに実践できるテクニック

手軽にできて便利なテクニックを意味します。「コミュニケーション」をテーマにしたビジネス本なら「明るく挨拶をする」「笑顔であれ」などがありますね。

「勉強術」なら「朝派に切り替える」「参考書は音読して読む」などが定番です。パッと見て簡単にできそうなものを選ぶとよいでしょう。

2) 少し時間をかけなきゃできないテクニック

ここには、「効果は高そうだけど、できるようになるまで少し時間がかかるな」と思うテクニックを振り分けます。

「コミュニケーション本」なら「あらかじめ雑談ネタをストックしておく」「間違った敬語を使わないように気を付ける」など、ある程度の知識を蓄積しなければできないものをストックしてください。

3)余裕があるときに実践すればいいテクニック

ここには「いずれ実践したいけど、若干優先度の下がるテクニック」をストックします。

このように3つに振り分けます。実践のコツは「一度になんとかしないこと」です。筆者個人の経験としては「原則1日1テクニック」がオススメです。

新しいことを始めるわけですから、少なからず体力と神経を消耗するわけです。一気に済ませようとすると、そのうちどこかで破綻します。

「急がば回れ」の要領で、一つ一つじっくり実践していきましょう。多くても1日2つまで。それが実用書活用のコツです。

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