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「立派な理想」と「かっこの悪い現実」そのギャップが仕事の原動力

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2014.02.15

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他人はだれしも生きている限り、自分の夢見ている理想と現実の格差に驚く出来事を経験します。この経験がなければ、自分の能力を正確に見極め、まっすぐに生きていくことができなくなるからです。

私は、幼いころから宇宙飛行士になることを夢見ていました。夢から覚めるのがかなり遅いですが、だいたい中学生くらいまでは「頑張れば誰だってなれる」というふうに思いこんでいたのですね。流行りの言葉で言えば、中二病というやつでしょうか。

ですが現実的に考えれば、宇宙飛行士になるにはまず学歴の高さが絶対の条件になります。半端な高さではありません。東大の理三くらいが当然の条件になりますよね。必要なものは学歴だけではありません。メディカルチェックも相当厳しいです。残念ながら、どれほど努力しても叶うとは限らない険しい夢なのです。そもそも、私と東大は無縁ですし。

ただ、宇宙飛行士になる夢が断たれたからといって、それで私の人生が終わるのかといえばそんなはずがありません。現に今もまだ生きていますし、いつまでも悲嘆にくれているわけにはいかないのです。なにも宇宙飛行士になることだけが世の中の幸せのすべてではありません。

一つの夢に破れた時、それで完全に人生を捨ててしまうのではなく、今の自分に実現可能な目標はなにか。これを考えることが得策になります。中学生のころと違って、社会人になれば、自分の得意なことと苦手なことくらい、分別がつけられるようになっているはず。自分にも実現可能な目標を立て、その目標を実現するためには具体的にどんな行動を取ればいいものか、現実と理想のギャップを埋めていくのです。

高い目標を立てることは、決して悪いことではありません。むしろ素晴らしいことです。若いうちなら特にね。ただ、高い目標を実現するためには、想像を絶する苦労を乗り越えなければならないことをお忘れなく。

高い理想を持っている人にどうしてもありがちなのが、自分を過大評価する危険な幻想を捨てられずにいることです。そもそも、自分を過大評価しているからこそ、少しくらい高い目標を設定しても達成できるだろうという考えが頭に浮かぶのでしょう。けれども、叶える前の夢と自分の未来図を混同してはいけません。叶う前の夢はあくまで夢であって、それはいつでも簡単に潰れる可能性を持つものです。

その厳しい前提があってもなお、夢をかなえる成功者たちは、自分の持っている実力と現実の間にあるギャップを正確にはかっているので、自分の能力を過大評価しませんし、自分の立てた目標が達成できなかった際に言い訳することなど、まずあり得ません。

言い訳するような余裕があるなら、成功者たちはむしろ、どうしてうまくいかなかったのか、自分が立てた計画や取った行動の問題点はどこかということを真摯に考えます。そして、多くの人が「恥ずかしいものである」と目をそむけてしまう数々の失敗から、一つでも多くのものを学びとって、未来の自分へつなげようとするのです。

夢を叶えるために必要なプロセスは、まず明確な目標を設定すること。そして、その目標を達成するために、現在の自分に足りていない部分を見極めること。その際、自分の能力を決して過大評価しないこと。仮に、自分の立てた計画が失敗に終わったとしても、絶対に言い訳をしないこと。むしろ、自分の犯した失敗から一つでも多くのエッセンスを学び取り、未来につなげる方が有意義である。だいたいこんなところでしょうか。

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